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「フラッグバーガー!!!」アプリ完成記念! FLAGS×THE COACHコラボ vol.2 - 🍔アプリ体験してみた -

こんにちは!FLAGS - ミレニアルズの生き方研究所 - です!

この度、私たちFLAGSのミレニアルズへの想いが詰まった「フラッグバーガー!!!」Webアプリが完成しました!

「フラッグバーガー!!!」は、いいなと思う人を参考に、あなたが大切にしたいことが見つかるwebアプリです。簡単ステップの自己分析で自分の人生に旗を立てよう!

この完成を記念して、THE COACHの代表 小林 かなさんをお招きし、インタビューを実施。その模様を「vol.1 私たちの生きづらさについて考える」 、そして本記事「vol.2 フラッグバーガ―!!!アプリ、体験してみた」の2回に渡ってお届けします。

小林さんへのインタビューの経緯や、プロフィール、ミレニアルズの生きづらさについてお聞きしたvol.1についてはこちらから。

1.フラッグバーガー!!!アプリ、体験してみた

FLAGS:小林さんが本アプリの初めてのユーザーです…!アプリを触ってみての率直な感想を教えてください。

小林さん:まず、このハンバーガーのイラスト、めっちゃ可愛いですね!アニメーションも可愛いです

アプリで行うワークでは、いいなと思う人を3人上げ、
その人のいいと思うところ(性格や信条、価値観など)をそれぞれ考えます。

このワーク、ちゃんと迷うし、考えさせられますね。コーチングでもいい質問はクライアントを迷わせるものです。カロリー表記も出ました、192kcal。これはどうやって算出してるんですか?

FLAGS:ワークにかかった時間=ご自身が考えられていた時間を「熱量」と捉えて、カロリーとして換算してます。

小林さん:私は結果、サンドイッチになりました。

FLAGS:ハンバーガーじゃなくてすみません…サンドイッチになるのはレアなんです。(※バーガーの種類や具材が変わるメカニズムいずれお伝えします。)

小林さん:THE COACHでも、こういったものを作ってみたいです。
いいなと思う人の「いいと思うところ」は、30字までである程度箇条書きで出すということも、いろんな視点でその人について考えることが促進されたように感じます。このワークも絶妙ですね。

私は、某有名プロデューサーをいいなと思う人に直感的に挙げたんです。なぜその人がいいかは特に分解して考えてなかったんですけど、「そうか、自分自身はこういう幅広い活躍のフィールドがある人をいいなと思っているんだ」と気づきがありました。

今私が取り組んでいる領域はコーチングや経営ですが、そういう枠にとらわれず、熱量を持って取り組めることを通じて、人を楽しませたいんだなと。最後の「大切にしたいこと」は、その観点で書いてみました。いいなと思う三人が自分の中から挙がってきた理由が最終的に見えてきて面白かったです。

2.自分で気づけていないことに、自分を知るヒントがある

FLAGS:アプリのワークではいいなと思う人のいいと思うところから、自分の軸(価値観や信条にあたるもの)を捉えなおし、大切なことを言葉にして旗として立てます。 一旦自分自身の意識から離れ、いいなと思う人から考える問いかけを行うことは、問いを重視するコーチングに通じる部分があると感じます。本ワークについていかがでしょうか? 

小林さん:コーチングにおいてどういう問いが良いかというと、クライアントが「気付いていないことに気づかせる問い」が望ましいです。先ほどの某有名プロデューサーも、すごい親しみがあるかというと無く、問いかけがあった上で挙げないと出てこない人です。自分自身の意識から一旦離れ、そこから気づきを与えるという点は、コーチングで問いかけにかなり通じていると思います。

あと、コーチングでもあるあるなんですが、問われたことをその場で答えるっていうのが難しいですよね。自分について考える機会もなかなか無いので。例えば「10年後どうありたいですか?」「自分の大切したいことってなんですか?」と急に聞かれても分からないです。

いきなり聞くのは分からないですが、「自分がいいなと思う人」から考えるという入り方はすごく入り込みやすいなと思っていて、コーチングでも課題としてある「最初のとっつきにくさ」が解決されているのはすごいなと思いました。

3.感情から大切にしたいことが見えてくる

FLAGS:コーチングにおける、自分の軸の表出のために行うアプローチを教えてください。

小林さん:そうですね、これはコーチとクライアントという関係性ではない、ちょっと違う角度からの提案として、自分自身の今この瞬間の感情について考えることをお勧めしたいです。

「生きづらさ」に繋がる話かなと思うのですが、人が例えば仕事してる時、感情の話を出すことはタブーになりがちです。しかしその瞬間瞬間に感情というものを誰しも抱えています。価値観や自身の願いみたいなことがおざなりにされると怒りという感情が湧きますし、自分の大切にしていることが尊重されると嬉しくなりますよね。

価値観や願いと感情はセットになっているので、感情から入って、それに紐づく価値観や願いは何かを考えることは、個人でも出来ると思います。

モヤモヤしている、その原因を探ろうと思ったら、例えば一つ目の問いとして、「最近怒ったことは何だろう?」と問いかけてみます。HUNTER×HUNTERという漫画を読んだことがある方はご存知かと思いますが、「その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ」というセリフがあります。

自分自身が今怒っているとか、何かに対して最近怒ったなという時、それは自分がどんな価値観や願いを持っているから、怒りに繋がったのか…と考えていくと、自分が本当に大切にしていることが、案外分かりやすく出てきたりします。


4.「私」を主語に、何が大切かを考える

FLAGS:自分の軸を考える時、よりその人自身の大切な想いに気づくために、意識するとよいことがあれば教えてください。

小林さん:世の中は、他者依存の段階にある人が殆どです。

成人発達理論の大家でもあるロバート・キーガン博士は、人間は5つの発達段階を経て成長していくと述べています。…発達段階3は成人人口の約70%を占め、「他者依存段階」と呼ばれます。自らの意思決定基準を持たず、組織や社会などの他者の基準によって自分の行動を決定します。組織や社会の決まり事を従順に守るという意味から「慣習的段階」とも呼ばれます。

https://diamond.jp/articles/-/95841

この理論を元に考えると、ミレニアル世代の方も、他者依存の段階にある人が多いと思います。

そうかもしれないと感じる方は、自分がこういうことを大切にしたいことをフラッグバーガー!!!のアプリのように導き出した上で、それ自体が、自分を心の内側から本当に出てきているものか、誰かの目を気にして、お利口な自分でいようとしていないかは意識してみると良いと思います。

優しい人、気が遣える人ほど、周囲がよく見えるので、色んなことを穏便に済ませたいと考えますよね。「誰々さんのために頑張る」というように、自分を犠牲にするような考え方を選択しがちだと思うのですが、一旦それは脇に置いて、自分自身がどう思うのか、自分の声に耳を澄ます時間を作って欲しいです。


生きづらさと向き合いながら、それでも生きていくために

ここまでvol.1・2と、小林さんにコーチングの観点から、「フラッグバーガ―!!!」アプリに関して、またFLAGSがテーマとする「複雑な現代をミレニアルズがよりよく生きる為にできることは?」を紐解いていただきました。FLAGSとしても、このテーマの奥深さや取り組むことの意義を改めて実感する機会となりました。

小林さんが代表を務める、THE COACHでは、コーチングを学んでみたいという方には「THE COACH Academy」、受けてみたいという方には「THE COACH Meet」というサービスを提供しています。「コーチングを受けてみたい!」「コーチングについて学んでみたい!」そんな方は、ぜひTHE COACHのサイトへアクセスしてみてください。

そして最後に、FLAGSは生きづらさを感じやすいこの時代、ミレニアルズが自分の大切にしたいことを考え、前に進むことをサポートするために、「フラッグバーガー!!!」アプリをリリースしました。

5つのステップで自分の価値観を分析。価値観が積み重なってできたハンバーガーに、自分自身が大切にしたいことを、言葉の旗として立て、イメージとして抽出することができます。イメージにすることで、大切にしたいことをいつでも確認でき、SNSなどで共有することもできます。

「フラッグバーガー!!!」アプリ、ぜひ体験し、良いなと思ったら身近な人にシェアしてください。

またご意見、ご感想についてもお待ちしております!

※掲載内容はFLAGSメンバーの見解であり、富士通グループを代表するものではありません。


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