![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60334890/rectangle_large_type_2_33f47b9d45798ee1c5b891effe44d643.png?width=800)
あれから2日_sayo
[ 目が覚めた ]
1964年 昭和39年 7月30日 22: 24
sayo-29歳の頃の出来事
目が覚めた、
何だか体がだるい 頭も少し痛い
真上には、橙色の電球が光っていた。
![あれから2日_02](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61010896/picture_pc_ab338e1d67078d67cd617f8e2adb4ba4.png)
ここは?
そうだ・・・病院だ、
あれからどうなったんだろう?
![あれから2日_01](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61010909/picture_pc_ed46ea205c208567c2c2274f4dec9ec7.png)
ナース「旦那さん!さよちゃん眼覚めたよ!」と大きな声が響いた
ナース「さよちゃん、途中で気を失って大変だったんだから~」
急にお腹が痛くなり そこから記憶があまりない。
sayo「あ あ 赤ちゃん 赤ちゃんは?と叫んだ。」
ナース「おめでとうございます。」
ナース「1964年7月28日 午前3時20分 男の子ですよ。」
[ あれから2日たっていた ]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ありがとう、見守ってくれたんだね』
『ありがとう』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[ kenji ]
大きな音がガシャン!カランカラン!と響いた先を見ると
kenji「すみませ~ん、コ ケ マ シ タ 。」
ふ ふ ・・・夫 の 憲 二(ケンジ)である。
ナース「ちょっといい・・・ケンちゃんも サヨちゃんもよく聞いてね。」
[ 2カ月間の治療 ]
ナース「赤ちゃん、一カ月以上早く出てきちゃったから
臓器の発達が不十分で、元気になるまで少しの間、診療所で預かりますね」
sayo「赤ちゃん 大丈夫なんですか!?」
ナース「早くおかあさんに会いたくてあわてちゃったんだね」
ナース「大丈夫だから安心してね」と言われた。
赤ちゃんは未熟児として2カ月間の治療が必要だった。
辛い思いは、もう二度と繰り返したくない・・
つづく
[ 青の日記帳 / エンディングノート]
ご観覧いただきましてありがとうございます。 コメントなど頂けますと継続していく励みになります、 サポートいただきました ご支援は制作のための設備に使わせていただきますのでよろしくお願い致します。 今後ともよろしくお願い致します。