夏を味わいに

海岸の利用は控えてください、と言われた今夏。でも、時間を外してわたしはたまに行っていた。

8月の初旬、中旬はもう夕方という時間だったせいかも知れないが、人が少なかった。しかし、昨日は、8月最後の日曜ということもあったのか、海の家もないのに、ビーチはたいそう賑わっていました。みんな夏を味わいに来たんだな。写真は、行く途中の電車の中から見た雲。昨日は、かなとこ雲が話題になっていましたね～。

ところで、勝手な意見だとは思うけど、わたしは、基本的に海の家はなくていい。シャワーは帰宅してから浴びるし、一人で行くし、夕方なのでごはんも食べないし、飲料水は持参するし。お手洗いも基本的に外出先ではしません。

水着で、浜辺で本を読んだり、音楽を聴き、たまに海に浮いて水平線を眺めて、休日感を満喫します。

あと、周囲の人たちを見るのも楽しい。昨日は、斜め前に陣取っていた男子2人組が勇気を出して女子2人組をナンパしていました。男子の1人は声をかけた女子の顔がとてもタイプだったそうです。いいな、そういう選び方！ 女子のほうが年上だったように思ったけど、10代と20代前半なんて、ときめくしかない、たとえこの先どうなっても！ わたしもそんな季節がありました。もうないのかな、さんざん出会いと別れを繰り返してきたので、もうなくてもいいけど、それなのに一抹の寂しさは否めません。人ってほんと、こういうところ往生際が悪いというか、欲張りだ。

このところ、色っぽい夢をよく見る。よく覚えてはいないけど、きれいな人に抱えられる。あ～この感じ、と思うけど、だからどうってこともないけど…。とはいえ、夢を見る記憶の記憶はもやっとします。この感覚をどう理解するべきか。この先の自分のこととともにふんわりと考えて、八月尽。