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Blog - 生成AIによる架空の映画「COLORS」制作開始

本日から架空の映画「COLORS」の制作を開始。進捗はVlogおよびBlogで報告していきます。


「生成AIとクリエイティブ」プロジェクトでは昨年末から、クリエイティブワークの上位工程でAIを活用するための検証/創作活動を進めています(※生成AIで作品化するのではなく発想・着想のプロセスで活用します)。現在、ファッション雑誌、ミュージックビデオ、映画の3つのコンテンツ制作が進行中です。

架空の映画「COLORS」は今年の4月からストーリーを3回作り直し、約3,000画像を破棄してきましたが、やっとカタチが見えてきましたのでビデオストーリーボードの本格的な制作に入りました。
コンシューマー向け動画素材レベルの実現は2024年後半と予測しており(プロ向けは2025年初頭)、この活動が仮説検証の重要なデータになると確信しています。

本日より、VlogとBlogで進捗をお知らせしていきます。

ビデオ生成の初歩的なプロトタイプ:

Midjourneyで生成した画像をRunway Gen-2でビデオ生成しています。7月22日から利用可能になったImage to Videoを使用していますが、まだプロンプトでイメージ操作できないため、今のところ実験目的でしか試すことができません。


使用するアプリケーション/サービス(2023年8月現在):

※Adobe Fireflyおよび生成AI機能を実装したPhotoshopはベータ版のため(商用利用できないため)使用しません。


イメージの生成方法:

2〜8枚ほどの生成画像を使用して「リファレンスURL + プロンプト」の組み合わせとリミックスで最終的なイメージを生成しています。
画像生成もかなり高度化しており、プロンプトだけで最終イメージを生成するのではなく、多層的にリミックスする手法が今のところ有効です。

以下は、4〜6枚の生成画像を融合させています。階層構造を理解するために計画的な生成デザインが必要です(試行錯誤はVlogで解説していきます)。

生成AIポリシー(2023年5月更新):

  • プロンプトに作家名や作品タイトルを入れない

  • プロンプトに映画監督の名前や映画タイトル、登場人物、俳優の名前などを入れない

  • 他人の著作物を Describeしない

  • Nijiモデルが生成したキャラクター等の画像を自分の作品として公開しない

  • 生成した画像は素材として活用する(無加工のまま公開しない)

  • 公開する場合はAIで生成したことを表記する

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