詩 いい一日
朝起きて涼しい部屋から
照り返る外を眺めて横になる
一緒にだらける猫を撫でながら
なんでもない時間がゆるりと流れる
余計なことは考えずただただぼーっとする
やってみるとそれも意外と難しい
昼を過ぎると日差しも強く
車のボンネットが鈍く光っていた
その熱気も日が沈めば穏やかで
動いて汗を流した体に心地い風が吹く
薄暗い夕暮れにヒグラシの声がよく沁みる
手の込んだ夕食はいつもより美味しくて
自然と会話も楽しくなった
なんだか気分が良くて身体は自然と眠くなる
幸せな気分で眠る日は巡る日々の中の貴重品
何気なくなんて事のない装いで
かけがえのない特別な日々は過ぎていく
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