詩 手にあるもの

体のどこかに怪我をして自由が効かなくなると

その自由がとても恋しくなる

熱が出て体の節々が痛くなると

軽かった体が恋しくなる

鼻が詰まれば無意識の呼吸が

どこか足りないような今だって
大事なものが詰まってる

ないものを数えるより
あるものを失くさないように

ありのままを大切に
少しずつ少しずつ耕して
失くして分かる愛しさをなるべく多く摘み取りたい


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