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別れる理由と負けたワケ

今日は、仕事、恋愛、勝負など、これまで私がいろいろな失敗を通じて気づいたことをシェアさせてください。

気づいたこと

なにかの結果が出たとき、その結果が重大であるほど理由を知りたくなりますよね。

親友が友人Aと付き合い始めた→なんであのコと??
面接、落ちちゃった…→なにがいけなかったの??

という風に。そんな時、あたまを整理するのに役立つある共通性を見つけた(ような気がする)のです。

私はこの共通性を知ってから、理由を求めてぐるぐる考えることから早めに抜け出せたり、次回の結果を好転させたりできるようになりました。「これはきづかなかった!」という方がいらっしゃったら、この記事でお役に立てたら嬉しいです。

まず例として3つのケースを見てから、次にその共通性を確認する、という流れにしてみました。

ケース1:付き合う/別れる

友人に彼氏/彼女ができたとき、付き合った理由をたずねたことはありますか?逆に友人の恋愛が破局を迎えてしまった時、その理由をたずねたことは?その時どんな答えが返ってきたでしょう。

誰かと恋におちる時、たいてい確固たるワケなんてありません。まさに「おちる」んです。明確な理由があるから好きになるのではなく、むしろ「あの人、〇〇なんだけど、でも好きになっちゃったんだ…♡」という風に、ネガティブな点があったとしても心を惹かれ付き合うパターンのほうが多いのではないでしょうか。

一方、別れる時はハッキリしています。価値観の相違、相手からの批判、非難、否定、非協力、無関心、浮気、暴力、モラハラ、借金やギャンブル癖 etc.。書いていて胸がいたくなりますが、これも現実です。

ケース2:勝負で勝つ/負ける

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

これは、松浦清というある江戸時代の藩主の言葉ですが、東北楽天ゴールデンイーグルスの名誉監督、野村克也氏の座右の銘としても有名です。

運やいきおいで「偶然勝つ」ことはあっても、「偶然負ける」ことはありません。負ける時には必ずはっきりとした理由があって負けます。

ケース3:株で利益をあげる/損をする

たとえば、3年間株をいろいろ売ったり買ったりした結果、トータルでプラスになったとします。そこでふりかえって理由を考えるのですが、よくわからないことが多いです。

しいてあげるなら「運がよかった」です(「自分に先見の明があった」という解釈は、おごり(つまり将来の損失)につながるので、おすすめできません)。

一方、損失が出た時の理由はとてもわかりやすいです。いろいろありますが、ほとんどが損切りの遅れです。買ったタイミングが悪かったというよりも、失敗を認めるのを躊躇したことが敗因になります。

共通性

上の3つから、以下のような共通性が見いだせます。

ポジティブな結果は、偶然性によってもたらされることが多い。一方、ネガティブな結果からは明確な理由が抽出できる。

活用法

キラキラした成功談よりも、失敗した理由はわかりやすく、パターン化もしやすいです。失敗を教科書にしてしまいましょう!

その時、人の失敗談を集めるのも参考になりますが、自分の失敗日記をつけるのがおすすめです。なにしろ自分に起きたことですから、主役が固定され定点観測がしやすくなります。

まとめ

別れる理由と負けたワケ。どちらも状況としてはツライです。でもきっと理由はハッキリしています。人生はこれからも続くので、せっかくだから学んでしまいましょう!

以上です。読んでいただきありがとうございました!

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