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始める前に終え方を考えてみる

こんにちは!あき@create_todayです。

続けるつもりで始めたのに挫折したことや、そもそもやるべきでなかったことを始めてしまった、という経験は誰にでもあると思います。

そんな時、「終え方」を考えておくと
・挫折しにくくできる
・やるべきでないことをやらなくなる
という効果が期待できる、というのが今日のお話です。

終え方は2種類

まずは終え方の種類を確認しておきましょう。

ひとつめは、今後も続けるために、区切りをつける意味で、一旦終える方法。これを「区切り終え」と呼ぶことにします。

ふたつめは、完全に終える方法です。これは「きっぱり終え」と呼びましょう。

良いことと悪いこと

そもそも私たちが始めることには、
・「始めてよかった」と思えることと
・「始めなければよかった」と後悔すること
のふたつがあります。

というわけで、それぞれに分けてみていきたいと思います。

良いことを始める前に

まずは、始めてよかった、続けてよかった、と思えるようなことを例にします。

例えば、
・新たな趣味
・エクササイズ
・勉強
・資格への挑戦
・人との交流
など。

これらは、一般に、始めたほうがよいし、続けたほうがよいです。でもたいてい続きません(経験上)。そこで、始める前に終え方を考えておきます。

まずは「区切り終え」です。ここでは、「トリガー」と「お休み期間」を決めておきます。トリガーは、たとえば
・雨が降ったら一旦やめる
・やりたくないと感じたら一旦やめる
など。ハードルの高さは自由です。お休み期間も自由。1週間、2週間など、ひとまず感覚でOKです。

つぎに「きっぱり終え」です。こちらは上よりも起こりにくそうなトリガーを設定します。
・雨が5日続き、かつ「いやだな」と感じたらやめる
・寝ても疲れがとれない時はやめる
など。きっぱり終えにはお休み期間はありません。

悪いことを始める前に

次に、やらないほうがよいことを例にします。

例えば、
・不正行為
・健康を害する習慣
・うわさ話
などです。

ここでも「区切り終え」と「きっぱり終え」を考えます。

まずは「区切り終え」。設定するのは、やはり「トリガー」と「お休み期間」です。たとえば、
・友人の反対意見を聞いたらやめる
・少しでも良心が痛んだらやめる
・好きなタレントが「こういうことはやめて」とツイートしたらやめる
など。「お休み期間」は「良いこと」同様、自由です。

つぎに「きっぱり終え」。こちらは「トリガー」だけ設定します。
・友人に面と向かって反対されたらやめる
・親が涙を流したらやめる
・人間関係が壊れたらやめる
・実際に身体が傷ついたらやめる
・刑事民事など法的責任を問われたらやめる
など。

重いですね…。特にきっぱり終えのトリガーは、深刻です。だからこそ、始める前に考えるべきですし、深刻だからこそ、考える意味があります

「終え方」も練習が必要

上の例で終え方のトリガーを見て、「自分ならこんな設定はしない」と思われた方もいると思います。

適切なトリガー設定には、試行錯誤が必要です。過去の経験から何が理由で終えたのか、なぜやめられなかったかなどを総動員し、想像力を働かせて考えます。

これには経験が必要ですが、やることは単純。メモ帳やスマホがあればできます。

おわりに

私は、挫折と後悔のかたまりです。でもなんとか前を向いて歩いていこうと決めました。苦しみは忘れ、教訓だけを生かそう、と。

そんな想いから生まれたのが、今回の「始める前に終え方を考えておく」という発想です。

ここまで読んでくださった方には、ひょっとしたら私のような想いでがんばっていらっしゃる人もいるかも知れません。

もしよければ、たった一つでもいいのでなにかトリガーを考えてみてください。この発想の効果を感じていただけると思います。

以上です。
読んでいただきありがとうございました!


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