Not TODOリスト
「やること」だけでなく、「やらないこと」への注目は大事、というお話です。
普通のTODOリスト
ふだんTODOリストを利用される方は多いと思います。
いわゆるTODOリストには、
・want to do
・have to do
・need to do
つまり、
・したいこと
・すべきこと
などのニュアンスがあります。これは以前noteでもお話したことがありました(詳しくはこの記事)。
そのためTODOリストの内容は、たとえばこんな風になります。
(例)
・部屋の掃除をする
・英語の勉強をする
・免許を更新する
いつでも注目のマトは「すること」
いつでも私たちの頭にあるのは、
次に何をするか/すべきか
です。
目標やゴールに近づくためのタスクだったり、あとで困らないための雑事だったり、誰かからの依頼や要請だったり。
とにかく、私たちの意識はいつも「次にすること」に向かいがちです。
意識や注目(下図の「Attention」)は、人生における重要な資産です、というお話をしたことがありました。
時間やお金と同じようにAttentionには限りがあり、何に注意を向けるか、はとても大事です。
ここでは、
「次にすること」
に加え、
「しないこと」
にも意識を向けてみましょう。
Not TODOリスト
Not TODOリスト(「しないことリスト」)の例①です。
(しないことリストの例①)
・他人のものを盗む
・人をだまして奪う
・他人のものを壊す
当然と言えば当然ですね。ではつづけて別の例です。
(しないことリストの例②)
・列に割り込む
・道路でたんをはく
・公共の場で怒鳴る
これも当然です。でも、残念ながらときどき目にする行為でもあります。
例①は、刑法に違反する行為。
例②は、軽犯罪法に違反する行為です。
(※厳密には、軽犯罪法も刑法の一部)
ほとんどの人にとっては、①②どちらも「しないことリスト」に入れるまでもなく、自然と避けていることでしょう。
では3つ目の例です。
(しないことリストの例③)
・うわさ話や陰口
・嫉妬、ねたみ、うらみ
・嘘をつく
例③は、必ずしも法律に触れるわけではありません。どちらかと言えば、
・いい人間関係のため
・自分自身のこころの平和のため
に、避けるべきことです。
では最後の例です。
(しないことリストの例④)
・暴飲暴食
・夜更かし
・長時間のゲーム
なんだか親の小言(こごと)みたいですが、長い人生を考えればこれもたいせつなことばかりです。
やらなければ、タスク完了
TODOリストは、
・忘れずにやる
・記録を残す
などの目的で作ります。
そして、タスクが完了しチェック✅を入れた時は、気持ちのいいものです。
ちゃんと行った!
目標を達成した!
打ち克った!
そんな気分を味わえます。
一方のNot TODOリスト(しないことリスト)は、チェックはほとんど入りません。やったらチェック。やらなければ、目標達成です。
そう、何もやらずに一日を終えられたら、勝利なのです。
おわりに
「すること」だけでなく、「しないこと」にも注目してみると、
・後悔が減る
・こころ穏やかに生きられる
・毎日かならず達成感を味わえる
などのメリットがあります。
ぜひお試しあれ!
今日は以上です。
読んでいただきありがとうございました!
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