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距離が縮まると離れたくなる

こんにちは。

心理カウンセリングCREAR
公認心理師で心理カウンセラーの蔵野まどかです。


好意を抱いている相手と親しくなりたいという感情は、多くの人が経験するものですよね。
しかし、確かに好意を持っているにも 関わらず、なぜか、距離が縮まると急に離れたくなってしまうという心の動きについて今回は書いていきたいと思います。


この傾向が強いのは回避依存症の人たちです。
ただ、回避依存でなくても、このような心境になりやすい方はいます。

人と親しくなって友達になるまで。
人を好きになって交際に発展していくまで。
その過程には、回避依存傾向のある人たちが苦手とするものが多く存在します。


恋愛だけに限ったことではなく人間関係全般にいえることですが、お互いへの理解を深めるときや、意見がすれ違ったときには、話し合うことが必須になってきますよね。

ですが、自分を深く知られることも、意見をぶつけることも好まない回避依存傾向の人たちにとっては、他人と本音を擦り合わせるような深い関わりというのはなるべく避けていたいもの。

ですから、恋愛に限らず友人関係であっても、ある程度仲良く過ごせていた相手と関係性がぐっと近く発展しそうな機会に、物怖じするように距離感を取り直してしまう人がいます。
関係が密になる相手はその距離感を余裕を持って受け止め続けてくれた人だったりするようで、私が過去にお話を伺ったご相談者様のなかには、一部の人間関係の輪ではなんでも話せる友人が少しはいるという回避依存症の方もおられました。

苦手なことから逃れるために距離を縮めることをやめている彼らですが、「これでは将来に結婚が出来ないのではないか」
「先を思うとこのままではよくないだろう」
と、改善を望んでいる方も少なくありません。


改善には、カウンセリングの利用も視野に入れてみましょう。
心理カウンセリングCREARでは、このようなケースの改善に必要なこととして下記の点を意識していただけるようカウンセリングをしています。

・「お互いの考えを尊重しながら認め合う、という関係構築が苦手」であるなどの自己理解を深める

・自然に偽りの自分になってしまう癖を外していくよう、行動に移す。

・「相手を理解し自分も理解してもらうために話し合うという作業が疲れる」といった思考の癖を変化させていく。

どんな相談内容の解決も同じですが、やはり知識を頭に入れるだけで終わると、なにも変わらないんですよね。
変わりたいときには、知識を行動に反映させることが大前提です。


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