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”いい教育”ってなんだろう?

by soda(3歳11ヶ月の男の子、0歳2ヶ月の女の子ママ)

 2019年も終わる。大晦日22時半。こどもも夫も寝てしまったので、ひとりパソコンに向かっている。

 1人目の子どもが産まれた4年くらい前、職場で仲の良い先輩だったcreamさん(女の子2人のママ)とともに子育てにまつわるあれこれを調べて発信する「編集者の子育て雑学」的なインスタを始めた。(ちなみにインスタアカウントは@cream.and_soda)始めたばかりのころは、産後の抜け毛とか子どもが寝なくて寝不足とか、そういう母ならではの根本的な悩みが私の興味の対象だった。でも上の子がもうすぐ4歳になる今、わたしの興味は「いい教育」とはなんなんだろう? という方向に向いている。

 子どもが本当に小さい頃は、ただただ成長すれば嬉しかったし、安心だった。けど大きくなるにつれていろいろできるようになり、さらに言葉や数を理解できるようになると、子どもがよりよく育つような環境を与えたいと思う欲がでてきた。

 子どもは本当にスポンジみたい。あっというまにいろんなことを吸収して、どんどん知識が膨らんでいく。そして柔軟。子どもからの問いかけにハッとさせられることってたくさんある。そういうピュアでキラキラしたカケラをなくさないように大切に育ててあげたいって思うし、それを尊重してくれる先生がいるところで育って欲しいと思う。なるべくいろんなことを体験してほしいから、習い事もいろいろさせたくなる。例えばピアノとか、例えば空手とか、例えばお絵かきとか、、、、。調べだすとキリがない。いろんな習い事があって、そのどれもが魅力的に見える。

 でもいっぽうで習い事のさせすぎもよくないっていうし。もちろん私だって、習い事ばかりさせて忙しくしたいわけじゃない。自由にぼーっとする時間とか、好きな遊びをする時間もとっても大事ってわかってる。ただ、親の私ができることって限られてるし、子どもと遊ぶのがうまくないから、自分が子どもの可能性をつぶしちゃうんじゃないかって不安もある。不安ていうとちょっと言葉が強すぎるけど、ようするに自信がない。

 いい教育ってなんなんだろう。

 いろんな体験をさせてあげなさいって書いてあるネットニュースを見ればそうかそうかと思うし、親と過ごす時間が大切って書いてる育児書を読むとなるほどと思う。習い事をさせすぎて子どもが疲れてるっていう話を聞くと気をつけようと思ったりもする。何を聞いてもとりあえず「ふむふむ」と思ってしまうけど、そのどれもを満たすように子育てをするのは無理。子どもにあった教育というのがなんだかもよくわからないし、2019年後半のわたしは「いい教育」迷子だった気がする。

 2020年は教育・知育のいろんなあり方をもうちょっと調べていけたらいいなーと思っている。creamさんはまたちがう角度で興味があることがあると思うから、それぞれの視点でcreamsodaとして発信していけたらいいな。


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