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やわらかい日常を認識する

所属や普段の活動等自己紹介
コロナ禍における取組みの紹介

初めまして、宇都宮大学工学部電気電子工学科に所属している飯泉一馬です。
今回は宇都宮大学で活動している学生としてコロナ禍における様子の一端を見せられたらと思います。

まず、コロナ禍に対する取組みとして、宇都宮大学サークルビラ一覧サイトがあります。新型コロナウイルス感染拡大によって入学式が危ぶまれていた時期、合格者発表の前日に、ふと”オンラインでサークル紹介のビラを見られたら良いな”と思ったことがきっかけで始まった活動です。

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現在は宇大生主導による98団体のビラを見ることができる。一般の一覧サイトと違い実際のビラ配りで味わった、どんどんビラが積まれていく"選ばない面白さ"を追求したUXとなっています。(ポスターはUUAD制作)

いち個人としての私の単なる思いつきだったものが、友人のプログラマーを巻き込み、私が代表を務めるU-labという学生団体を巻き込み、宇都宮大学の全てのサークルを巻き込み、協賛金というかたちで次第に街を巻き込む大きなプロジェクトへと変化していきました。
新入生の皆さんは、入学式がなくなっただけでなく、いまだに大学に来られない日々を過ごしていますが、私たちがつくったサークルビラ一覧サイトを見ることで、少しでも入学式のビラ配りの雰囲気や、今後の楽しい大学生活を想像していただけると幸いです。


新型コロナウイルスの影響により大きく変わったこと

良い変化

まず、良い変化として、多くの人々がオンライン環境に一気に適応したことが挙げられると思います。これを読んでいる皆様も半年前までzoomなんていうアプリは知らなかったのではないでしょうか?(ちなみにzoomは2013年からサービスを開始しています。)
オンライン会議やキャッシュレスといった、"慣れれば便利なんだろうけど、なかなか始められない"ことって良くあると思います。今回の新型コロナウイルスが追い風となり、そういった重い腰を無理にでも上げることができたのではないでしょうか?
例えば、zoomなどによるオンライン会議が当たり前になり、Picksによって飲食店のテイクアウトを始める敷居は下がりUber Eatsによって1Pushで食べたいものが家に届くことが当たり前に感じるようになりつつあるのは良い変化なのではないかと感じています。

最近では学生による様々な展示会や学園祭もオンラインで開催されており、他の大学で実施されたものに参加してみたところ、すごく面白かったので2つほど紹介したいと思います。

バーチャルムサビ展(武蔵野美術大学)

武蔵野美術大学の学生が有志で行ったオンラインの作品展示会では、学生の様々な作品を実際に展示会に行ったような気持ちで見ることができました。現在(7月11日)も参加できるので、是非覗いてみて欲しいです。

七夕祭(慶應義塾大学)

慶應義塾大学の七夕祭は、オンラインという空間の限界を簡単に飛び越えていく雰囲気を感じました。オンライン会場での出会いや、すごく幻想的な花火などは、本物さながらで面白いイベントでした。


良くない変化

良くない変化としては、リモートワークによってより人とのコミュニケーション理由が求められるようになったと感じています。普段の生活であれば、"席が隣だからなんとなく喋る"、"友達の家の近くまで来たから立ち寄る"ことによって自然にコミュニケーションをとることができたと思います。
しかしオンライン授業やリモートワークが増えることによって、"わからない問題を聞きたいから"、"打ち合わせがあるから"のような理由を持たないとコミュニケーションが取れなくなったように感じます。
明確な理由のないコミュニケーションや雑談という行動は、不必要そうに見えてすごく重要で、そういった機会を意識してつくることは、この状況だからこそより大切なものではないかと思います。



宇都宮大学や地域デザインセンターと
一緒に取組んでみたいこと

私は茨城県出身ですが、宇都宮という街は素敵なヒト・モノ・コトに溢れています。今、このコロナ禍は、再度宇都宮という街を見つめ直し、素敵なヒト・モノ・コトを考える良い機会だと思います。
私は、今後そういった素敵なヒト・モノ・コトといった”点”と"点"を結び付けて、具体的な"カタチ"を作り出す活動を、地域デザインセンターや宇都宮大学一緒に行っていきたいと考えています。


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