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CRAZY WEDDINGで挙げた常識にとらわれない、僕たちらしい結婚式って?

みなさん1記事目読んでいただけましたか(^o^)?「もっとこんなお話聞きたい!」などのご意見は随時受け付けておりますので、お待ちしております。

2記事目のご担当は、1年前の9月に結婚式を挙げられた山本翔一朗さんとみなみさん。結婚式当日だけでなく、CRAZY WEDDINGで結婚式を挙げたその後についても語っていただいています。

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お二人のプロフィール

新郎様・新婦様
共に職人として・経営者として跡継ぎ修行中
太陽のように突き抜けて明るく、その天真爛漫さで隣にいる人に元気をくれるみなみさんと、どんなときもどんな人にも穏やに優しく寄り添い、大空のように全てを大きく受け止め包んでくれる翔一朗さん。お二人はいつも日常に潜んでいる“夫婦愛”や、忘れてしまいがちな“相手を思いやることの大切さ”に気付かせてくれます。お付き合いがスタートした大学時代から「舞台」というジャンルで共にものづくりをしていたお二人。“二人でものづくりをして生きていきたい”という想いは色あせることなく、25歳という若さで100年以上続く革小物のお店を継ぐ決意をしました。お店は新婦様のご実家が代々継いできた「山藤」さん。夫婦ともに日々修行を積みながら、若い感性や夫婦ならではの切り口で商品の開発やPRを積極的に行い、多方面から注目を集めています。

それでは、お二人にバトンをお渡ししたいと思います。宜しくお願い致します!(以下からはお二人からみた、そして感じたCRAZY WEDDINGとなります。) 

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-なぜCRAZY WEDDINGを選んだのか?

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数々の結婚式場を見たけれど、どれもしっくりこなくて。。。「選ぶ」ということしかできないことに疑問を抱いていた頃に、近所に結婚式をプロデュースしてくれるところがあると知り、これは話を聞きに行ってみようとCRAZY WEDDINGに話を聞きに行きました。そしたら、なんとそもそも選択肢がなかったのです。

話を聞いてみるとCRAZY WEDDINGは、僕らの今までの人生、結婚に到るまで、これからの未来、それらを丁寧にたくさん時間をかけてヒアリングし、僕たちだけのコンセプトをつくり、そのコンセプトに沿ってコンテンツや装飾をつくるというプロセスでした。僕らは、まず0から作るそのプロセスに惹かれました。

そして、僕たち夫婦はものづくりを仕事にしているので、自分たちの結婚式をCRAZY WEDDINGで一緒に作っていくことが、これからの人生に、仕事にも、良いことしかないな、と思いCRAZY WEDDINGで結婚式を挙げることに決めました。

話を聞きに行った日の夜は、今までのいろんな人たちの事例をみて、こんなこと、あんなこともできるんだねとワクワクして寝られなかったのを今でも覚えています。


-コンセプトに全てが詰まっている

CRAZY WEDDINGの核となる、コンセプト。このコンセプトを決める為に、夫婦のことをざっくばらんになんでもお話するっていう時間があります。2人のこと、出会い、付き合うまで、結婚するまでの全てを聞いてくれる人って、普段の生活ではなかなかいないと思います。

僕らは親や友達に話さないようなことまでプロデューサーの今泉さんに自然と話してしまって、今泉さんとは友達以上の関係、なんて言うのでしょうか、とても深い仲になりました。そんな、2人のことをなんでも知っているプロデューサーが、僕たちの結婚式のコンセプトを作ってくれるのです。


「雨に唄えば」

きみは太陽のように明るくて愛されるしっかり者
あなたは空のようにおおらかで愛に溢れた優しい人

泣き虫で臆病なところ
気持ちをうまく伝えられないときもあることも
大丈夫 わかっているよ

土砂降りの雨に降られた時は
ふたり手を取って 唄えばいい

びしょ濡れになって 水しぶきを上げて
思い切りはしゃぐんだ

ほら 大切な人たちの
楽しげな手拍子が聞こえてくる

雨に唄えば

それはふたりの合言葉
きみとなら
きみとだから
どんな未来も待ち遠しい

これが僕たちのコンセプト。このコンセプトをいただいた時、妻は嬉しくて泣いていました。ただただ嬉しかった。このコンセプトに沿ってこれから結婚式が出来上がっていくんだな、というワクワクはもちろんあるのだけど、これほどまでに僕たちの人生に向き合ってくれる人がいることが何よりも嬉しかったのです。


-2人が2人らしくいられる空間装飾


僕ら夫婦は植物など自然なものが好きで、装飾も緑溢れるものが良いと思っていました。CRAZY WEDDINGに決める前に見学に行った会場が人工芝で、それがどうしても嫌で、「人工芝は嫌なので契約できません」と言ってしまうほどにこだわっていました。だからこそCRAZY WEDDINGの装飾にはすごく期待していました。もちろん、期待をはるかに超える装飾になるのです。

装飾に関しては、2人の趣味やこうしたいという理想をヒアリングする時間があります。アートディレクターの森平さんも、僕たち夫婦のことをたくさん聞いてくれました。なぜその趣味なのか、なぜ好きなのか、僕たちの仕事のこと、どんなところで働いているのか。あれ?結婚式の打ち合わせに来たんだよね?と、思ってしまうほど、いつの間にか二人で好きなものについて語っていました。(CRAZYの皆さんは聞き上手です。)

そして「2人の好き」と「コンセプト:雨に唄えば」を巧みに融合させた装飾プランが提案されます。

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僕たち夫婦の為に一から考えて、描いてくれたのです。こんな経験、なかなかできないですよ。

このデッサンをもとに装飾が作られるのですが、ものづくりをする僕らは、自分たちでも手を動かしたくて、誓約書、席札、招待状などを自分たちで作りたい、とお願いしていました。そしたらなんと、森平さんから、この世界観に合うアイデアをご提案していただき、そのアイデアに沿って僕らで制作させてもらうことができました。

舞台のチケットのようなエスコートアイテムに、

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立派なシアターさながらに椅子の背に付いている席札。

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誓約書は「筋書きのない台本」。ゲスト一人一人が僕らの人生のかけがえのない登場人物であることを示すように、役者の欄に名前を書いていただき、これからの夫婦のはじまりを証明してくれる一冊の筋書きのない台本が出来上がりました。

僕ら夫婦の出会いのきっかけが、演劇でした。それは僕たちを語る上で欠かせないもの。招待状、席札、誓約書が結婚式を夫婦の一生に一度、最高の舞台を演出してくれたのです。

そして肝心な装飾は、結婚式当日もすぐに見ることはできません。目隠しをして会場に入り、控え室にて準備をしている間にトイレに行く際も目隠しをします。なぜなら装飾との初対面は、結婚式のためのとても大切な瞬間だからです。


- 当日


会場ファーストミートから、全てが始まりました。

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まずプロデューサーの今泉さんがコンセプトと、なぜこのコンセプトになったのか、そんな話をしてくれます。「それでは、目を開けてください。」の言葉で目を開けて、会場を初めて見るのですが、目を開ける前の今泉さんのお話しから嬉しくて嬉しくて、夫婦共に目を閉じながら泣いてしまっていたので、目を開けて見えたものは幻かと思うほどに最高に素敵な景色でした。

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まさに装飾プランの素敵なデッサンが、そのまま目の前に広がっていました。“雨でも晴れでも、外でも中でも、辛くても楽しくても、気持ちよく生きれる場所。雨に唄えば、心は晴れて、2人の場所には植物が芽生える。”
コンセプトを視覚化したような高砂でした。そして、僕らが普段仕事をしている工房を(とても美しくして)そのまま持ってきたようでした。

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これまた嬉しかったのは、お財布作りで余った革をそのまま、ゲストテーブルに使っていただけたこと。

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革って、結婚式などお祝いの場所にはあまりよくない、と一般的には言われています。それでも、僕らのこれからの人生に欠かせないものである革を取り入れてくれた。常識にとらわれないこの表現は、CRAZY  WEDDINGにしかできないんじゃないでしょうか。

そして通常の順番とは逆に、披露宴の後に挙式を行いました。妻の弟がアメリカにいて、どうしても式の当日の便でしか帰って来られず、ただ何としても挙式に参列して欲しかったので、順番を入れ替えてもらいました。

当日、飛行機の到着が遅れてしまって、弟が空の上にいるうちに披露宴が始まり、挙式のスタートに間に合うか、一分一秒を争う事態でしたが、当日のキャストの皆さんの連携により、披露宴をギリギリまで伸ばし、挙式のスタートに弟の到着が間に合いました。

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そして、夕日に照らされたテラスで、無事挙式をあげることができたのです。

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僕たちらしい結婚式。プロデューサーの今泉さんとの出会い、クリエイターのみなさんとの出会いがきっかけでつくり出すことができ、家族、参列してくれたみなさん、当日を支えてくれたスタッフのみなさんとつくり上げることができました。

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-結婚式は人生を変えるのか?

この結婚式は自分たちの人生について深く深く考える時間をくれました。僕らに寄り添って、一緒に人生について考えてくれた人がいて、その人と一緒につくった結婚式でたくさんの人たちに僕らの人生を祝福してもらえた。この経験は自信となり、勇気となりました。

いただいたコンセプトは結婚式のコンセプトにとどまらず、これからの人生のテーマとして生き続けています。時折思い出しては、僕たちはこれでいいんだなって自分たちを肯定できるすごいパワーを持っています。

結婚式で人生が変わったのか。何をどう変えたのか、それははっきりしない。でも確かに、この1年、いろんな決断を後押してくれて、人生を変えてくれました。

そう結婚式は、人生を変えるのだ。

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翔一朗さん、みなみさん素敵な記事本当にありがとうございました。下記のnoteを一部抜粋させていただいていますので、合わせて是非ご覧くださいませ。

また先日まさかの、翔一朗さん、みなみさんにこの結婚式をプロデュースした今泉夫婦の”革婚式”を逆プロデュースしていただきました。そちらの記事も是非ご覧ください!

ただおふたりの好きなものを表現しているわけではなく、おふたりの生き方や価値観から紡がれたコンセプトに沿って、結婚式をつくっているのがCRAZY WEDDING。だからこそコンセプトは結婚式当日のものだけでなく、この後もおふたりにとって大切な言葉になるのです。


コンセプト:雨に唄えば  /  プロデューサー:今泉素子    /  アートディレクター:森平 有香

最後に、もし詳しくCRAZY WEDDINGのことを聞きたいという方がいらっしゃいましたら、是非ご気軽にLINEのアカウントよりお問い合わせくださいませ。

CWOnote用ラインコンシェルジュQR


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