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大切にしていることを見えるカタチに。結婚式で伝えた私たちのこと


19記事目のご担当は、2019年3月に横浜で結婚式を挙げられた健二さん志保さん。CRAZY WEDDINGに憧れを持ってくださっていたところから、実際に体験し感じたことを赤裸々に語っていただいております。

二人のプロフィール

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お二人は、福島県南相馬市での震災復興ボランティアを通して出会いました。東北と関西の遠距離を経て、新婦の志保さんが新郎健二さんの地元でもある南相馬市に移住することを決意し結婚。大好きな南相馬の人たちのために出来ることをと、日々奮闘しながら東京のサロンに新幹線で通い、憧れだったCRAZY WEDDINGで結婚式を挙げてくださったお二人。

それでは、お二人にバトンをお渡しします。宜しくお願い致します!(以下は、お二人からみた、そして感じたCRAZY WEDDINGとなります。)
 
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”目の前にいる”新郎新婦にとって最良の形で結婚式を提案している。CRAZY WEDDINGを知った時にそう感じました。

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学生時代からCRAZY WEDDINGで結婚式を創ることは、私(新婦)にとって念願でした。当時、デザインを学んでいた私は、圧倒的にクオリティの高い空間装飾に心を奪われ、憧れました。事例集を覗いてみると、ソファ一つも同じものはなく、すべてがオリジナル。

同じ会場でも嘘みたいににガラリと雰囲気が変わるものもあり「もし、自分がここで結婚式をできるならどんな1日が生れるんだろう」と、好奇心がむくむくと膨らむばかりでした。


-CRAZY WEDDINGを選んだ理由


なぜ、全ての装飾がこんなにも違うのか。その答えは、夫婦それぞれの「コンセプト」にあることを知りました。CRAZY WEDDINGで結婚式を創られてきたオアさんの言葉を借りると、

コンセプトとは、ふたりの「人生」の指針。ふたりの在り方。ふたりが結婚する理由を言葉にしたもの。


100組の夫婦が同じ人生なんてことはありえず、100組のコンセプトは一つとして同じにならない、だから結婚式が世界にひとつのものなる。この話を聞いて納得感をもち(笑)改めて素敵だな、と思いました。


クオリティの高い装飾は他の結婚式場でもできるかもしれない。でも、コンセプトを作ってもらい、それを空間や時間に落とし込んで表現するというのはCRAZY WEDDINGでしかできないと思う。ふわふわとしていた憧れが確信に変わるのを感じました。

夫もコンセプトの話を聞いてから、CRAZY WEDDINGに惹き込まれていく様子で、「過去に参加した結婚式にはなかった『楽しそう』なイメージだね。ここで挙げたいんでしょ?」と最後の一押しをしてくれて、CRAZY WEDDINGを2人で選びました!


-コンセプト「ほしあかり」


改めて、結婚式の最初の準備はコンセプトづくりでした。

生い立ちや馴れ初め。
お互いにとって、お互いはどんな存在か。
なぜ結婚をするのか、なぜ結婚式を挙げるのか。
2人で大切にしてきたこと、
これから大切にしていきたいこと。

などなど・・・
担当プロデューサー素子さんにヒアリングしてもらい、その1~2か月後に提案を聞きに行きます。

相手に心臓の音が聞こえるんじゃないかと思うほどに、たぶんお互いドキドキしていました。(このタイミングで、CRAZY WEDDINGを選んで良かったと思えるかが8割くらいは決まるのでは、と思っていました。)

私たちに提案されたコンセプトは、
「ほしあかり」

今 ここにいる愛情も
過去の想いも
未来への願いも
遥か彼方からのほしあかりのように
かならずあなたの元へと届く
あいしてるよ
だいすきだよ
ありがとう
たくさん伝え合ってきたけれど

悲しいこと
つらいこと
なんでもないように思えること
ひとり書き連ねては胸にしまい
積み重ねた夜もあった

でも
どんなこともわけあえたらうれしいと
笑ってくれる きみに出会えた

この人生に
どうでもいいことなんて一つもない
届かない 想いはない

まっくらやみの星空のように
今、心の底から放った言葉が
光となって二人が願う未来を照らす

このあたたかな旅路を
いつまでも
手をとりあって歩いていこう

素子さんが、お手紙を読むようにコンセプトを伝えてくれたとき、思わず涙がこぼれました。

私たちは5年間遠距離恋愛をしていたのですが、離れている間は電話や手紙で、想いを言葉にして伝えあうことをとても大切にしていました。日々の挨拶、なんでもないようなことも相手に届ける。言いにくい、思わず心の底にとどめてしまいそうなことも、伝える。

何億年も前に光った星にたとえ、それが今生きている人に届いていることを私たちの想いに置き換え、「ほしあかり」と表現してくれた素子さん。遠距離生活の後に、夫の地元・福島県で暮らすことから広い空の下で星を見てるんじゃないかな、とこのコンセプトに結びついたことも、すごすぎる・・やっぱりCRAZY・・・!!と感激しました。

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-結婚式で伝えたかったこと

ここまでで書いてきて、めちゃくちゃ結婚式へのこだわりが強いかとおもいきや、具体的にやりたいことはほとんどありませんでした。一方で、伝えたい想いはハッキリとしていました。

・結婚する理由を知ったうえで、
 結婚の承認をしてほしい
・私たちが大切にしていることを体験して、
 知ってほしい
・ゲストのみんなのおかげで、
 今の私たちがあることへの感謝

唯一決めていたのは「挙式と披露宴の順番を入れ替えること」。披露宴を通して二人のことを知ってもらい、挙式の時にはなぜ結婚するのかが伝わっていてほしいと思い、これだけは譲れませんでした。

一般的には挙式→披露宴の順番が多く、それを入れ替えるだなんて!という声もあるかもしれませんが、CRAZY WEDDINGにおいては前例がたくさんあったので安心してお願いができました^^



-寄り添った提案 ≠ ベストな提案


ああでもない、こうでもない・・・など一緒に考えてもらいながら感じたのは、新郎新婦のやりたい!を叶えるのがCRAZY WEDDINGではないんだなということ。コンテンツひとつひとつに、なぜやるのかの意味づけをしたり、2人らしさをどう表現するかを考え、実現の方法を考えてくれることに凄さを感じました。

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アイデアを出すことができても、実現するための技術はまた別のはず。

CRAZY WEDDINGには組んでいるプロのクリエイターさんたちがいて、その方たちもみなさん本当に素晴らしくて・・・技術以上に、人柄や雰囲気を汲んでいただきながら、選ばせていただきました。こうやって人と人を繋いでくれるのもCRAZY WEDDINGの特徴だと思います。

結婚式が終わってからも、いつか一緒にお仕事したい・・!なんて考えちゃうこともあります。プロの人たちと一緒にクリエイティブできることは、人生において貴重な経験にも。



-当日-結婚式が始まる前まで


不安、緊張、興奮、いろいろな想いが重なって一睡もできずに迎えた朝。両親に見送られ到着した会場、入り口ではコーディネーターの枡野さんが迎えてくれて、緊張が少しほぐれました。CRAZY WEDDINGのスタッフさんが慌ただしく準備をするなかいよいよ会場に。高砂の様子が見えないようにこの時は目隠しで手を引かれながらフィッティングルームへ。

ドレスやメイクアップの時間はアテンド※の奥寺さんやヘアメイクの知花さん、キャプテン※のおかきさんが一緒にいてくれました。この日に初めて会ったと言っても過言ではないのに、そうは思えないほど、緊張していた私たちをずっと自然体でいさせてくれました。

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※アテンド:新婦のドレスを持ってくれたり、身の回りのサポートすべてをしてくださる方。
※キャプテン:新郎新婦に当日の動きを細かに共有してくれる方。あまり知られていないけれど、結婚式において超超超重要な方・・・!

さて、いよいよ高砂とのファーストミート。

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数カ月前、アートディレクターの真帆さんに、紙の上で提案してもらった高砂が一体どうなっているんだろう。期待が募る一方で、少しの不安も。

CRAZY WEDDINGって、高砂にも前例がないんですよね。会場選ぶときはハコとして場所を選んで、自分たちがどんな場所に座るかを実際に目にできるのはあと数時間後に結婚式が始まるって時。本当にドキドキしました。

プロデューサーの素子さんから、改めてコンセプトメッセージを共有してもらい、今日までのこと、そして今日これからのことをお話ししてもらい、その日初めて、会場で目を開けました。

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そこにあったのは、私たちのためだけに用意された、文字通り唯一無二の高砂。不安なんて嘘みたい、ずっと探していた宝箱を開けた時ってきっとこんな気持ちなんだろうなと夢見心地でした。たまらなかった。

シャンデリアは、一から手作りしてくれたんだそうで。真帆さんの一番のこだわりポイント。淡いピンクとグリーンを纏ったキラキラのシャンデリア。私の目には、涙がキラキラ。

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その後、その場にいたスタッフさんが全総力をかけて(笑)カメラが好きな私たちのために、前撮りの時間をいつもより長めにとってくれました。おかげさまで、一日を楽しむ心の準備が整いました!

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後日談ですが、前撮り時間の調整はなんと当日に、アテンドさんのアドリブで決まったらしく;;新郎新婦の情報を知り、状況を見ながらタイムラインすらアップデートされていく、ああ本当にCRAZY(そして愛)


-当日/始まってから

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披露宴が始まってしまえばあっという間で、自分たちは驚くほどに自然体で、自由でした。とにかくゲストと楽しい時間を過ごし、私たちのために集まってくれたことへの感謝と喜びで胸がいっぱい。感情が溢れすぎて、何をしたかってあまり覚えてなかったです。笑

当日の様子は、プロのクリエイターさんに依頼をして写真とビデオで残しました。それを見て「結婚式、ちゃんとやったんだなあ・・・」と実感。当日は見られなかったゲストの表情や歓談の様子などがばっちり残っていて、嬉しい気持ちが込み上げました。

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改めて、幸せな1日だったと、記録が記憶をいつでも呼び起こしてくれます。


-当日/コンテンツ


遠方から足を運んでくださる方も多く、ゲストにとっても良い時間を過ごしてほしい、と思ってはいるものの何をするかのアイデアはなかった私たち。ありきたりなことをしたくはない、でもどうすればいいか分からないし・・・となってしまう、新郎新婦さんは多いのではないでしょうか。例に漏れず、私たちもその一組でした。

でも大丈夫。
やりたいことの実現だけではなく、先述したような想いをどのように伝えるのかをプロデュースするのがCRAZY WEDDINGです。コンセプトに沿ったコンテンツを、プロデューサーさんが先導を切って一緒に考えてくれます。

私たちは、披露宴中に3つのコンテンツを準備しました。ゲストにコンセプトを体感してもらうべく、(聞いて楽しむ!も含め)すべてがゲスト参加型のコンテンツ。

①お友達による新郎新婦紹介
②写真を使ったゲーム
③ほしあかりのランプを作るワーク

ゲストによる新郎新婦紹介では、友人たちに一緒に過ごした時間や周りからみた私たちを紹介してもらいました。私たちがどんな人なのかを知ってもらえたと思います。

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2つめのコンテンツは、趣味である写真を使って。引き出物のタグに、ゲストそれぞれとの思い出の写真とメッセージを添えました。その写真の中から数枚をピックアップし、なぜその写真を選んだと思う?とゲストに質問するコーナー。会話を通して、どんな時間を過ごしてきたか=どんな人生を歩んできたかが垣間見えるコンテンツになりました。

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最後にはコンセプトと最も密接にかかわるランプ作りのワーク。私たちが日々大切にしている「想いを伝えること」をゲストと一緒に行いました。小瓶にドライフラワーとゲストそれぞれが想いを伝えたい人へのメッセージカードを綴り、ランプを仕上げました。

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ランプは持ち帰ってもらいました!後日、「メッセージを宛てた相手にプレゼントした」「これまで言えなかった気持ちを伝えるきっかけになった」などとゲストからコメントが届いてとっても嬉しかったです^^


-感想

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私は地元を離れて暮らすことを選んだため、親族をはじめ「なんでわざわざ…」と思われることがしばしばありました。でも、結婚式が終わってから「本当に2人が結婚してよかった」「これなら地元を離れてでも、一緒に暮らすわね」など、ちゃんと結婚する理由が伝わった・・・!と感じられる感想がゲストから届いたとき、とても嬉しかったです。

結婚式は、人生において間違いなく特別な1日であると思っています。でも、ゴールでもスタートでもなく人生のなかの「ある1日」にも変わりないはず。CRAZY WEDDINGを選んだことで結婚式にとどまらないコンセプトを見出し、伝えたいことも、私たちらしさも届けられたのだと思いました。

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また、結婚式を通してできたつながりが今も続いていることが嬉しいなあと思います。結婚式を一緒につくったチームの皆さんが大好きです。プロデューサーさんは夫婦ぐるみで仲良くしてくれていて、なんと福島まで遊びに来てくれました。

CRAZY WEDDINGは、お客様と結婚式場の人という垣根を越えて、とにかく良い結婚式をしよう、そして良い人生を過ごそう!と言ってくれるような最高のチームです。

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健二さん志保さん、ありがとうございました。

CRAZY WEDDINGは新郎新婦さんのやりたいことをただかたちにするのではなく、お二人のコンセプトに沿ってコンテンツや装飾にもすべて意味付けがされています。

お二人のあり方や人生ストーリーからコンセプトを紡いでいるので、世界にたったひとつだけの結婚式をつくることができます。お客さまと共につくる結婚式やその後の未来がこれからも、とっても楽しみです。

コンセプト:ほしあかり / プロデューサー: 今泉 素子 / アートディレクター:今村 真帆 /  コーディネーター:枡野 由香

HPや各種SNSでも紹介されておりますので、合わせて是非ご覧ください。


最後に、もし詳しくCRAZY WEDDINGのことを聞きたいという方がいらっしゃいましたら、是非こちらからよりご気軽にお問い合わせくださいませ。




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