見出し画像

本気の遊びが仕事になった -自欲から創るビジネスデザイン-


クレイジータンクには、「CRAZYTANK」「CRAZYTANK research station」という2つの事業体があります。

違いを本当に分かりやすく説明すると

CRAZYTANK:請負い仕事など社会の期待に応える組織

CRAZYTANK research station:自分たちの中にある欲に素直に向かう組織

HPリサーチ図


「遊びから仕事を生み出そう!」みたいなキャッチコピーをよく見かけます。色々な会社が、今世の中に存在していないような価値の創造や社員がなるべく楽しく仕事ができるようにする、もしくは会社のブランディングとして「遊び」を導入しようしています。

私たちクレイジータンクの場合、上記の理由から2事業体組織に分けているのではありません。理由はただ一つ...

自欲を我慢できなかったから

です(笑)

遊びは仕事にとって重要です!遊びから価値を生みましょう!ではなく、ただただ気がつくと遊んでいた、というのが実態です(笑) そこにもう一つ、クレイジータンクの「遊びを遊びで終わらせない」というスキルや価値デザイン能力を活かし、現在は2つの事業体が相互に価値を生み出す状態で事業を展開しています。


スタートは“遊び”から、だからこそ価値が生まれた


クレイジータンクは当初CRAZYTANK research stationのような“遊び”の動きからスタートしました。組織発足当時はCRAZYTANK research stationという組織は形として存在していませんでしたが、スーパーマーケット好きが集まって好きを言い合うイベントを開催したり、日本酒好きの方とコラボイベントを企画運営したり、仕事の"分野"ではなく、遊びを通した"分野"で人や価値が集まりました。


この"仕事の分野ではない人の集まり方"が重要だと考えています。この集まり方ができたからこそ、現在にも続いている仕事分野を超えた仲間ができ、その仲間たちによる異なる分野価値の融合が生まれ、仕事分野(企業案件など)でも成果が出始めているのだと考えています。


ではどのように遊びから価値が生まれているのか、一例をご紹介させていただきます。


遊びと仕事の互換性は常に高く


先ほどスーパーマーケット好きが集まったイベントのご紹介をさせていただきましたが、その後も一過性の話題づくりやイベントではなく、複数のスーパーマーケットを日々利用するメンバーたちが自主的にスーパーマーケット研究を続けております。

現在は、東京・世田谷区で店舗展開しているスーパーマーケット信濃屋についての研究を重点的に進めています。研究については以下の記事をご覧ください。


この研究はイベントまで発展し、自分たちで「ドレスコードがないレストラン」を開催するまでに至っています。


商品写真

ワイン

レストラン


ここまでは、まだまだ“遊び”です(笑)

実はまだここでは全貌をご紹介することはできないのですが……
テクノロジーシステム、デジタルデバイス、クレイジータンクが独自研究で収集したデータを複合的に活用した、スーパーマーケットの新しいサービス方法を企業提案する流れにまで展開しています。


コーヒー研究から小売、企業の収益拡大まで


クレイジータンクは分野を問わず遊びます(笑)スーパーマーケットの他にコーヒー分野でも遊び倒しています(笑)メンバーの中にはコーヒーを飲みすぎて体を壊しかけた経験者までおります...。

当たり前にコーヒーについて真剣に勉強しながらも、今まであまり見聞きしないことにも挑戦しました。

第一弾が[コーヒー×ビールで、誰もが作れるクラフトビール「ヒール」]の開発です。

市販のビールにクレイジータンクがひびのひびコーヒーブランドと共同開発したコーヒーブレンドやデカフェコーヒーを混ぜることで、誰でもクラフトビールが作れるという企画です。しかも市販のビールは種類がたくさんあるので、どのビールに混ぜればどんな味になるのか、研究も続けました。

スーパードライ

バドワイザー

ヒールビール注ぐ

スクリーンショット 2022-01-10 6.45.22

スクリーンショット 2022-01-10 7.04.10

他にも数種類のビールでヒールを作りましたが、ビール自体に著作権もあったので、こんな楽しみ方もあるよ、と身内での遊びとして楽しみました。

さらにこの遊びは、妊娠中やお酒が飲めない方にも価値があることが分かりました。それは「デカフェ×ノンアルコールビール」の組み合わせで作ることができたからです。

アサヒDRY ZERO

全ての人が飲めるクラフトビールの開発に成功し、ヒールを楽しむ会も開催しました(まだコロナが大きな問題になる前のイベントです)。

淹れ方2


コーヒー研究はさらに加速し、現在はデカフェ豆に特化したデカフェコーヒー研究部が発足し、コーヒー豆を削ったり、ドリッパーを独自で作ったり、常識に囚われない研究が続いています。


このコーヒーを通した遊びは、クレイジータンクオリジナルドリップパックを作る事業にまで発展しました。

さらに、コロナによって大打撃を受けたコーヒーロースター(輸入会社)の収益を上げることに成功し、現在もその会社で働く方のメンタリングを続けています。詳しくは下の記事に掲載しています。


遊びは常に外に向かっている


遊び、と聞くと眉唾物、と思われる方も多いかもしれませんが、遊びを選ぶ時にとても大切にしていることがあります。それは、その遊びが社会や多くの人の価値になり得そうか、という問いです。ただ単に自分たちが楽しいからではなく、社会にある問題や誰もが難しいと思っている事柄も、遊びを通せば多くの人に伝えやすくなるとも思いますし、自分たちも熱を持って取り組むことができています。

例えばPETUPというクレイジータンクオリジナル作品も、環境問題に楽しく取り組んでいます。


自分たちから生まれる熱狂を大切にしながら社会に価値を提供する。
社会から求められるものに熱狂を持って答えていく。

これが今のクレイジータンクビジネスの一つだと思います。

もしご興味がある方は、CRAZYTANKやCRAZYTANK research stationのnoteをぜひ読んでみてください。


CRAZYTANK

CRAZYTANK research station


クレイジータンク一同

クレタンロゴ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?