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どこもかしこも獣ばかりだ
どうせお前もそうなるのだろう。
背筋にあの時の殺意を感じ、俺は目覚めた。
「大丈夫ですか、狩人様」抑揚のない声で人形が心配そうにのぞき込んでくる。
良かった、あの女にメスを入れられる前に無事死ねたようだ。
ヤーナムに着いた頃に襲われたあの神父の台詞が今も耳にへばりついて取れそうもない。俺はまだ人なのだろうか。
昔の記憶は薄らいでいく、自分の名前すらもう辛うじて思い出せる程度だ。だが、狩人に名前な
師よ、ご覧あれ!私はやりました!
この穢れた女を、潰して潰して潰して、ピンク色の肉塊に変えてやりましたぞ!
どうだ、売女めが!
如何にお前が不死だとて、このままずっと生きるのなら、何ものも誑かせないだろう!
全て内側、粘膜をさらけ出したその姿こそが、いやらしい貴様には丁度よいわ!
ヒャハ、ヒャハッ
ヒャハハハハハハーッ……
どうしてこうなっちゃったかな…。
目の前には、凄惨という言葉では足りないほどの血の海と、その中心で楽