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【プロとしての仕事】~広島にある‘’プロ自動車整備工場の話~

※2018.07.11のバックナンバーです。

おはようございます!

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▼ 広島にあるプロ自動車整備屋さん
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"「直す」のその先を見る"

いつぞやの「プロフェッショナル仕事の流儀」で
取り上げられていた、自動車整備士のポリシーです。

広島県にある小さな自動車整備屋さんは、
兄弟でお店を支えており、
広告などは露出していないものの、
圧倒的な技術力からお客さんが遠方からも集まるそうです。

よそで直せないほど壊れた車も、
部品が無くどうしようもない古い車の中も、
その整備屋に行けば直してもらえるそうです。

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▼ プロの視座
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その兄弟は60代~70代で、
その道うん10年のまさにプロフェッショナル。


スキルはもちろんですが、
気持ちの持ち方が非常にプロフェッショナルでした。

修理箇所が修繕できたとしても、それで満足しない。修理の原因がわかるまで車いじりを繰り返し、
再発しない施しをしてからお客に返す。


車検のための点検に預けられた車も、
車検に通る最低限の水準で点検はしない。

"車検に通す事が目的では無く、
愛車に長く乗れる事が目的だ"と、
より高次元の点検をする。

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▼ これぞプロの仕事
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ある日、身体障害者の方の
唯一趣味である車が持ち込まれました。

ピクリとも動かなくなった車でした。
他の修理所では対応できないレベルの故障でしたが、彼らは復活させました。


でも、それだけでは終わりません。

身体障害者であるお客さんの左手の筋力が低下し、
サイドブレーキを使い辛くなっていることを発見。

お客さんに頼まれていないのに、
「力が無くともよく効くように」と、
サイドブレーキを改造し長さや角度を調整して納品致しました。

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▼ 視点は遠く視座は高く
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"お客さんが気付いてない事に気が付き、
「直す」その先を見るのがプロ"。

短期的な対処ももちろん大切ですが、
その先を見据えた行動や思考が出来る人が、
やはり一流ですね。

プロフェッショナルって、カッコイイ。

#はたらく朝から楽しもう18

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