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様々な我慢は呪いになる

古い世代からの呪いについて最近思った事を、身近にあったお話から(友人の話はふんわりぼかしています)自分の感想を書きました。

子供を絶対に褒めない親

今年に入り趣味でとある分野の作品制作を始めた友人がいまして、作品を作っている過程を見せてもらったり、出来上がった作品の画像を見せてもらったりしています。

その友人、先日実家へ帰り、作品を身内に見せたところ、返ってきた返事が〝気持ち悪い〟だったそうで、それに対して笑ってしまったそうです。

友人はこれが若い時なら傷ついただろうが、今は身内が何故そんな発言をするのか分かっているので笑ってしまった、そうです。

毒親の呪いの根本は

ふと、私は年配の身内から〝ねたましい〟と言われたからことがあります。ストレート過ぎて今なら爆笑ですが、当時は男の子3人の子育てで発狂しそうなくらい忙しかったのでスルーしました。多分その身内は我慢の塊だったのだろうなと思います。

自分がこんなに何十年も我慢をしているのに、褒めてもらえない、構ってもらえない、更に我慢していない人が自由に行動しているのが許せない。

戦争が終わった直後の年代が、私や友人(50代)の親の世代(団塊の世代か含めその上)にあたります。今の露と宇の戦争を見れば分かる通り、生き延びる為には諦めなければならない事や、我慢しなければならない事がたくさんあると思う。

必要以上に我慢をする癖

私の親の世代もその我慢の癖が付いたまま我慢は良い事と刷り込まれて育った世代だから、平和になっても、世の中が変わってインターネットがこれほど発達しても、どんなに情報が溢れても、我慢せずに自分の意見を言う、自分のやりたいことをやる、という態度は受け入れられないのだな、と思う。

男性からの女性差別が酷い事に男性側に自覚が無いのもおそらくそうだろうな、と思う。女性を対等な存在であると認めると今までの何十年をひっくり返す事になる。

呪いを次の世代に受け継がせて良い理由にはならない

自分で自分の価値観をひっくり返すのってかなり度胸が必要だと思う。海外で暮らせば様々な人種や文化や宗教や習慣があって無理矢理にでも変えられるかも知れないが、高齢になってからは体力的にしんどいでしょうしね。

親が親の世代の価値観をひっくり返す事ができないとしても、親の世代の呪いはもうスルーするに限るな、と思う。〝右から左へ受け流す〟ってお笑いのネタ、なかったでしたっけ。受け止めてあげる必要は無い。若い世代は親の世代の呪いを〝自分の事として〟捉える必要は無い。

嫌味や皮肉を撒き散らす

ここまで書いていてふと、親の世代に染められて脱する事ができない人って多いよな、と気がつく。子供の小学校時代のママ友でも嫌味や皮肉が多かったり、他人のプライベートに過剰に踏み込んできてコントロールしようとする人が多かったことを思い出しました。

多分、他人がねたましいし、自由に見える人が許せないんだろうな、と思うけど。でもそういう生き方を選んだのもその人だしね。ねたんで、ねたんで、羨ましがって皮肉や嫌味をまき散らして終わる人生も、その人の選択で他人がコントロールできるものでもないし、ね。

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