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【自宅で名作映画を観よう#5】

東京では、また新型コロナの陽性者が増えてきて、リモートワーク&土日もあまり外出しないようにしています。

更に、今週は仕事でトラブルもあって残業&徹夜続きだったので、土日は引き篭もっていたい。。。そんな時だからこそ、のんびりと映画を観ましょう。

今週の名作映画は、こちらのリストの中でも、最も古い(1922年なので、約100年前!)映画です。

吸血鬼ノスフェラトゥ

吸血鬼といえば、"ドラキュラ"だろ。と思うのですが、

ムルナウは当初、ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』を原作に映画を製作する予定だったが、彼の制作会社は版権元であるフローレンス未亡人から映像化の権利を得られなかった。そのため、ムルナウは独自の解釈と話の筋をわずかに変えることでこれを解決した。「ドラキュラ」 (Dracula) のタイトルは「ノスフェラトゥ」 (Nosferatu) に、ドラキュラ伯爵がオルロック (Orlok) 伯爵に変更された。
(Wikipediaより)

ということで、ドラキュラ→ノスフェラトゥに変わってます。

無声映画は、”チャップリン”以外では観るの初めてだったかもしれません。

もちろん、白黒で画質は粗いです。
しかし、その分だけ恐ろしさ・おぞましさが伝わってくるような気がします。

吸血鬼ノスフェラトゥも、いわゆる私の知っている”ドラキュラ”の「紳士っぽい見た目」とは違って、「恐ろしい見た目」をしています。
昔の映画ながら、ゾクッとする恐ろしさです。

また、声がない分、表情や音楽が際立ちます。
別の、「死ぬ前に見たい映画100」で、無声映画が廃れてしまったのとともに、人気も廃れてしまった女優を描いた映画(「サンセット大通り」)もありますが、たしかに音声がある・なしで受ける印象がかなり違うように思います。

もしかしたら、”音声で表現できる”ことで、今の映画では、ここまでやらなくて良くなってしまったものもあるかもしれません。

ストーリーに関しては、この100年間で”ドラキュラ”として後世の人間にしゃぶり尽くされているので、現代人の我々には”ベタだなぁ”という感じの王道です。ただ、それ以上に”見せ方”というのに、感銘を受けました。

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