100年ライフに必要な資産とは
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

100年ライフに必要な資産とは

波柴 純子

FPとして資産形成のサポートを15年ほどおこなっています。その間リーマンショックがあったり、ビットコインが台頭したり、いろんな資産が常に動いています。今また変異株の影響などで経済も不安定な中、ぜひ多くの方にお勧めしたい、そして自分も殖やしたい資産があります。

なんだと思いますか?預貯金じゃないのはなんとなくわかるけど、株?不動産?もっと目新しいもの?

実はもっと形のないものです。といっても仮想通貨とか電子マネーでもありません。

「無形資産」とは?

「無形資産」という言葉、皆さんは聞いたことがありますでしょうか?
「人生100年時代」という言葉を世に広めるきっかけとなった『ライフ・シフト』(東洋経済新報社)という本の中で無形資産の重要性について書かれています。

本の中で、無形資産は大きく3つに定義されています。それぞれに私なりの説明を加えると、
①生産性資産→「稼ぎ力」につながるもの。仕事上の知識、経験、スキル、評判、仲間。
②活力資産→「心身の健康」につながるもの。ストレスレスな環境、自己開示できる場・専門家。
③変身資産→「変化への対応力」。固定観念にとらわれず、未知の経験にもオープンな姿勢でいること。

こんなイメージです。

なぜ無形資産が必要なのか

この3つ、私にも思い当たることがあります。
そもそも私がFPになったのは、子どもが3歳の時にひとり親となったことがきっかけですが、金融機関に転職してすぐは貯蓄もなく収入も不安定でした(養育費もゼロ)。ですが、資格を取得したり、経験を積んだりコミュニケーションを学んだりすることで稼ぎ力を身につけ(生産性資産)、一人で子育てをする疲労や孤独で心身のバランスを崩しそうな時は周囲のコミュニティやコーチなど専門家に頼ることを知り(活力資産)、クライアントのニーズに応えるには金融商品だけでない解決法が必要だと感じ大手の金融機関から独立した(変身資産)ことで、自分らしい人生を実現できていると感じます。

もし、無形資産に意識を向けず、有形資産や目先の収入を増やすことだけを考えていたら…仮にいっときそれがうまくいったとしても、このコロナ禍では続かなかっただろうし、この先も人生100年、しかも変化の時代の中でどうなっているだろう、と思います。

無形資産をはぐくもう

アメリカの政治家であり著述家であり、物理学者・気象学者でもある(すごい!)ベンジャミン・フランクリンはこのように言っています。
『自己投資は、一番高い利子をあなたに支払う。』

有形資産の世界では、確実な投資というものはあり得ません。元本割れしない預貯金ですら、有事のハイパーインフレにおいてはただの紙切れになってしまいます。
ですが、自己投資によって得られる無形資産は、まさにプライスレスです。たとえ時代が変化してせっかく得た知識やスキルが古くなったとしても、自己投資の習慣や、そのプロセスで広がった視野はあなた自身の豊かさとして蓄積されていくでしょう。

自己投資の方法は様々です。私も万人向けの答えは持っていませんが、試行錯誤することにも価値があるのではないか、という仮説を持っています。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
リアクション嬉しいです!
波柴 純子
FP歴15年/ひとり親になった不安からお金の勉強をスタート/ライフデザインをもとにした「無理しない・不安にならない」マーケティングで「経済的自立」を手に入れる/再婚し、歳の差姉弟の母/「ほったらかし投資」と、幸せに生きるために必要な「お金以外の資産」づくりをテーマに活動中/