【読書】イノベーション・スキルセット〈田川欣哉〉

こんにちは☀️

今日は、田川欣哉さんの「イノーベーション・スキルセット」という本について書いていこうと思います😊

田川欣哉さんは、Takram代表取締役で、「Takramは東京・ロンドン・ニューヨークをベースに、さまざまなプロジェクトに取り組むデザイン・イノベーション・ファームです。」と会社のホームページに紹介されていました。Takramは、新しい価値を発見し、具現化する、そして新しい発想やプロセスをを生み出して、社会に変革を提供することに強い情熱を持っている、とのことです。「イノベーション・スキルセット」は、そのような社会の先端を行く会社の代表取締役である田川さんが考える、イノベーションを起こす人材になる第一歩について書かれている本です。

最近では、ただ上司に言われたことを淡々とこなしているだけではなく、自分で考え、それを言語化し、行動できる人材が必要とされているというお話をよく聞きます。後者のような人材をイノベーション人材というのではないかと思います。

そこで、この本では、「イノベーションを生むための人材像をBTCという」(Bビジネス、Tテクノロジー、Cクリエイティビティ)と紹介されています。そして、イノベーションを生むスキルとして《デザイン》にフォーカスをして話が進められています。

デザインというと、私はビジネス的に考えると、商品のパッケージのデザイン、広告のデザインなど思いつきます。この本では私のように一般の人がイメージする「クラシカルデザイン」のほか、「デザインエンジニアリング」、「ビジネスデザイン」が紹介されています。その中でも、ビジネスデザインの重心は「課題解決のためのデザイン」にあります。また、この本では「デザイン思想」が紹介されており、デザイン思想とは、「ユーザーのリアルな課題・感情・体験といった人間中心の視点を、ビジネスやテクノロジーの現場に取り込むための体系的手法」と言われています。簡単に言い換えると、デザイン思考は、ユーザー視点から課題を解決する手法であると言えると思います。

また、センスとは、「自分の好みを頭の中で整理し、好き嫌いの解像度を上げること」と書かれています。私は絵を書くのも下手だし、自分にセンスというものは感じられないなと思っています😅しかし、この言葉で、個人的に好きなアニメ、ハイキューの及川さんの名言、「才能は開花させるもの、センスは磨くもの」という言葉の意味がわかったように感じます。センスは生まれ持ったものだと思っていましたが、トレーニングをすることで磨くことができる、、、それならばセンスを磨こうと思います。

やはり、イノベーションを生むことのできる人材になる、ということは口で言うほど簡単なことではないし、なにかのスキルに特化したからといって、必ずイノベーションを起こせるというわけでもないと思います。しかし、この本は、これからの時代を生き抜いていくための指針を示してくれているような本だと感じました。せっかくこのような本に出会えたのだから、読んで共鳴したことは、すぐに行動に移す、それを意識していきたいです。


最後まで読んでいただきありがとう御座いました✨

この文章を書くのに一週間ほどかかってしまいました、、、笑

それでも、まだまだの文章ですが、アウトプット、頑張ります💪

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