持続する解釈

　人は、感覚器官を通して見聞きした情報を刺激として受ける。そして、その位置づけに、既知の刺激を引用することで解釈している。解釈は、応用する時、思い出す時に必要となる。

解釈

　解釈とは、物語の生成である。

　人は、過去に触れた情報をレゴブロックのように組み合わせて、思い出す。過去の刺激が混ざり合うことで想起できる。解釈において必要なのは、その状況における適切さないしは、都合の良さである。

解釈の維持

　人は、言語を操り文字を書き、記録を残す。情報を表現することによって解釈は維持される。

維持された解釈

　情報として表現された解釈は、一致する状況がある限り持続する。

持続させる解釈

　解釈は、持続させることができる。正しさを証明できる場に固執することで、その状況を保護することで、持続させることができる。

持続する解釈

　解釈は、持続する。場から見出された規則に一致する限り、持続する。

永続する解釈

　解釈が永続するとき、それはありとあらゆる場に依らない規則性に沿う。

発散

　ゆえに、含まれる意図が少ないほど、客観的であるほど、主観的でないほど、持続時間は長くなる。無に足を踏み入れた時、それは無限大となる。