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雑貨で笑いと癒し。sweetmarron

笑っている時間が増えたんですよ。

そうお話するうえのさんは、sweetmarron という雑貨屋さんを運営している。

実はお話をするのは3回目。画面越しに話をするうえのさんはいつも朗らかで明るい。きっともともとニコニコして前向きな方なんだろうな。

今回のお話を聞くまで私はずっとそう思い込んでいた。

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実は去年(2020年)の10月1日に開業届けを出したうえのさんのお店。10月6日には商品を売り始めたというスピード感にも驚いたと同時にたった4ヶ月で、この世界観を作り上げたうえのさんの才能にもちょっと驚いた。

ちなみにインタビュー当初は2月末だったから半年も経っていない。

きっかけ

うえのさんは、しばらく東京に住んで仕事をしたあと地元福岡に戻ってきた。その後も、リゾートのバイトなどをして全国を転々として過ごす。しかしここ最近は地元にかえり10年くらい事務の仕事をしていた。しかし本来、移動や変化を好むタイプなのだろうか、本人もあまり自覚が無い状態で、仕事が精神を蝕んでいった。いつも仕事に疲れていてイライラしてしまう。そしてそんなうえのさんを癒したのが雑貨だった。

会社帰りに、地元にある雑貨屋に立ち寄り眺めて、好きなものを購入して帰る。小さな雑貨たちとの出会いや可愛い雑貨たちがうえのさんを癒してくれたのだ。こんなお店をやってみたいな。うえのさんの中で漠然とした思いが湧き上がっていく。

10年続けていた事務の仕事を退職し、再就職をしようかと思っていた矢先に旦那さんがうえのさんにこう言った。

好きに生きてみたら?好きなことをしてみたら?

ひょっとしたら、毎日仕事に家事に追われているうえのさんは旦那さんや家族からみても心配な状態だったのかもしれない。

その一言が後押しとなり、再就職をすることなく、思い切って雑貨屋としてネットショップを始めてみることになった。

戸惑いと喜び

しかし、順風満帆とはいかない。確定申告や慣れない事務仕事、そしてお客様とのコミュニケーション。初めてのことにうえのさんは戸惑うこともたくさんある。せっかく商品を仕入れたのに、なぜか全然違う住所に届けられてしまったり、海外からの輸入で苦い思い出をすることも度々ある。

でも、そんな大変なことでさえ、乗り越えていけるのは、それ以上の嬉しさがあるから。

例えば、こんなこともあった。

友達が最初ネットショップから商品を買ってくれた。友人は毎月買ってくれるようになった。初めは付き合いで買ってるのかなと思ったらとても気に入ったみたいで買ってくれている。

さらに購入してくれたお客様に手書きのメッセージを送ったところ、とても喜んでもらえるのがこちらも励みになる。

会社員時代だとなかなか味わうことができない嬉しさなのかもしれない。自分の手の中で無限の可能性が生まれていく。これこそが自分で好きなことを仕事にする醍醐味ではないだろうか。

うえのさんは言う。

自分が仕入れた雑貨を写真撮影していて笑っている時間が増えた気がする。会社員時代には会うことがない人たちと交流が持てるようになったんです。

物に対して愛着がある商品を扱った方が、色々なことを乗り越えられると思った。これから物販をやろうとしている方は、愛着がある商品を考えてみると良いかなあと思う。

最後にうえのさんにお店に対する思いを聞いてみた。

ちょっと1つ可愛いものが家にあると、元気になる。小物を通して元気をお届けしたい。この小物、どうやって使おうかなとかどこに飾ろうかな・何を植えようかな・・など想像する時間もとても楽しい。私は雑貨で笑いと癒しを届けたい。

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フォロワー500人になったらなんかイベントやろっかな?そう話をするうえのさんの笑顔が印象に残った。

きっとここから色々な人のたのしい時間がうまれるんだろうな・・思わずふふってなる雑貨がたくさんあるうえのさんのネットショップ。雑貨好きな方はぜひ訪れてみてください。

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19歳の時に初めて海外旅行へ行った。10代は感受性がとても豊かで一つ一つの思い出が鮮明に頭の中に残っている。名も覚えていない小さな街にふらりと立ち寄り何気なく入ってみた雑貨屋さん。みたことが無い異国のアイテムにときめいて夢中になった。うえのさんのお店を覗くとあの時の思い出も蘇ってくる。

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インタビュー&記事作成:小代

sweetmarron インスタグラム

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