思い出したい理科04『枝葉末節まで!』
《前回のおはなし『思い出したい理科03『生き残った植物』』はこちら→https://note.com/crack_koujitsu/n/n1614c5630389》
Ⅱ葉のつくりとはたらき
①葉のつくり
葉は、葉身(葉っぱそのもの)、葉柄(葉っぱの真ん中を通るすじ)、托葉(葉柄の付け根にあり、小さな一対の葉)でできています。
☆葉脈について
葉っぱにある無数のすじは、葉脈です(ド真ん中を貫くのが、葉柄)。葉脈は、根から吸収された水や、光合成でつくられた栄養の通り道。
葉脈には個性があるの、気になったことはありませんか?ここでいくつがご紹介いたしましょう。
a 網目状の葉脈……網状脈(サクラ、タンポポなど)
b 平行に並んだ葉脈……平行脈(トウモロコシ、ササなど)
c 二股に分かれて扇状に広がる葉脈……叉状脈(イチョウなど)
☆葉の内部
表皮、葉肉、葉脈のそれぞれを順番に。
a 表皮……葉っぱの裏表を覆っている部分。葉を守ったり、水の蒸発を防いだり。
b 葉肉……表皮に挟まれた、葉の内部。たくさんの細胞があり、光合成したり、呼吸したり。
c 葉脈……葉の表面にある葉脈は、水を葉のすみずみにまで運ぶ道管です。一方、葉の裏側にあるのは、栄養素を運ぶ師管。
今日はこのへんで。ありがとうごさいました。
[今日のおはなし]
日にあまり当たらない葉は薄くて光合成や呼吸が遅いところとか、葉脈が血管に似ているところとか、植物って人間みたいだなあとつくづく思います。人間が植物に似ているのでしょうか・・・?
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