思い出したい理科03『生き残った植物』

《前回のおはなし『思い出したい理科02『お花のおはなしを、もっとたっぷり』』はこちら→https://note.com/crack_koujitsu/n/n232b261b70b4》


② 裸子植物の花 

前回お話しした花は、全て花に子房(果実のもと)があるものでした。彼らは、『被子植物』という種類に入ります。
 一方、子房を持たない花もあるのです。マツとかスギとか、ヒノキ、あとイチョウもそうです。この子たちは、胚珠(種のもと)が子房に包まれておらずむき出しであることから、『裸子植物』と呼ばれています。

 ちなみに、被子植物の方が、裸子植物よりも進化しています。植物たちも、生き残ろうとする中で「種は、やっぱ包み守られてる方が安心なんちゃうか?」と考えたのかもしれませんね。
 また、裸子植物にはもう一つ興味深い特徴があります。それは、必ず種は虫や小動物ではなくて風に運んで行ってもらう、ということ。風媒花といって、他には、例えばタンポポもそうですよね。種は、風に乗ってふわふわと飛んで行きます。

~植物(タネを持つもの)の分類~
・種子植物:胚珠(種のもと)が子房(果実のもと)に、包み守られている。サクラ、アブラナなど。
・裸子植物:胚珠は子房に包まれておらず、むき出し。マツ、イチョウなど。

少し短いですが、キリがいいので今日はここまでにさせてください。


[今日のおはなし]

 世界で一番好きな音楽は、『アンパンマンのマーチ』です。だけど同じくらい好きなのは、『いつも何度でも』。どちらも、優しくて易しいことばとメロディだなあと思います。

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