夏の終わりの日

バーベキューをして川遊びをするという夏休みらしい一昨日の時間を過ごした次の日には花火大会があった。わざわざ人混みに行くのは億劫であったので実家に帰りテレビの中継からその様子を見ていた。

とても高そうな所まで花火が上がっているのでこれはと思い家族全員でベランダに出てみると遠くの方で盛大に花火が上がっているのが確認できた。1番最後の花火はリビングにスマホを置いてきたため写真には収めなかったがとても綺麗だった。輪っかが3つ出来て消えていくような感じに見えたが間近で見たらどのように見えたのだろう。

大分距離が離れているため数10秒後にバラバラと音が聞こえてきた。まだ続いているかのように聞こえたがどうやら先ほどのフィナーレの花火の音がようやくここまで届いたらしい。リビングに戻ろうとすると、風が肌を撫でた。いつものねっとりとした夏の夜の風ではなく、さらりとした風だった。

今日は今日とて暑いと思わせておきながら、とても涼しい1日であった。炎天下の中おしゃれで重ね着をしていた人でも快適であろう気候だ。暑さをあまり感じず帰宅すると、家の中だけは別格で熱帯のようであった。換気をしたが外の方が断然涼しい。渋々クーラーをつけることにした。

今の外気はなんと24度らしい。当然室温より涼しい。これからまだ下がるそうなのでクーラーを消し忘れずに寝ないといけない。先ほどから喉に違和感があるが、気温差によるものであると信じたい。一方で、明日は33度まで気温が上がるそうなのでこれまた体調管理が大変だ。

思い返せばこの8月は人生で1番という程色々なスケジュールをこなしてきた。体が弱いのでいつもであればこれだけ頑張った後には必ず体長を崩す。そろそろ体に堪えてきているのはなんとなく分かる。これを綴っている時間もいつもより1時間早い。

体が休みたいと言っているようなので耳を傾けることにする。今日は夏の終わりを感じたが、まだ秋の始まりと言うには早そうな気がする。まだ夏が恋しいとは言いたくない。今日誕生日の方、おめでとう。