束の間の休息の1日

1週間出掛けた疲れは午前中にダラダラと動画を見ることで取れたつもりだった。学校の食堂に行き、久しぶりにいつも通りのロースカツを食べると図書館で涼もうとしたが全然クーラーが効いていなかった。しかしじっとしているのであれば外よりはましだ。

図書館というのはどうも嫌いだ。静かすぎる、そして何故だか心細くなってくる。パソコンを開いて勉強でもしようと思ったが結局スマホをいじっているだけで時間が過ぎてしまった。

15時から転学部をしようとしている学部の教授の研究室を訪問した。図書館にいたのも相まって疲れがたまっている。建物こそはボロいが、研究室に入ると割と雰囲気の良いつくりをしていて、自営業をしていそうなおじさんが出迎えてくれた。流してくれているBGMが心地よい。

朝から時間が合ったのに何を話すかということをあまり考えずに来たのは失敗だった。初めに何で転学部しようとしているのかと聞かれたが上手く答えることが出来ず、伝わってこないと言われた。もし企業の面接だったら間違いなく落ちていただろう。

そこからウトウトとまでは行かないが目がしょぼしょぼしてきた。寝ることは言語道断であるからなんとか歯を食いしばって話すことを考えた。とりあえず、先生の話を聞いてホームページを見た以上に中々面白い道を歩んできていたのだと言うことが分かった。

研究内容についてはほんの少しばかり知っているから今の状況について色々と質問をした。すぐに回答をくれるのでは無く、考えさせようとしてくれる姿勢がとても良かった。気付けば16時前になってた。

先生が16時からzoomで会議があるらしくお暇することにした。最後にこれから何を勉強したら良いかと聞くと先生の著書を貰えた。転学部の試験に合格したら研究室に遊びにおいでと言われた。学生想いな人であるように見えた。

とても喉が渇いていた。既にペットボトルの爽健美茶は空だ。そのまま家に駆け込みたかったがついでにスーパーに買い物に行きたかったので我慢した。しかし、買いたい物は売り切れていた。フラフラしながら家路についた。

水をのんで一息つくとすぐにアルバイトに出掛けなくてはならなかった。これまでの疲れと初めての研究室での緊張で眠気が襲ってきた。何とか声を張り上げて耐えた。お土産のお裾分けをして終わった後は早々に退散した。帰ってきて急いでパスタを茹で、22時20分頃にカルボナーラを食べた。量が多かったが眠気で麻痺して全て平らげた。

地味に頑張った1日であったと思う。今日誕生日の方、おめでとう。

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