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2p:されて嫌なことは、するな

彼が6さいの頃です。

初恋の女の子がいました。色白で優しい子です。6さいで人を好きになるって、どんなメカニズムなのでしょうか?人間の本能は少し狂っているように感じます。いや、彼だけかな。

さて、その女の子は一緒に卒園することなく引っ越してしまい、思いを告げることなく彼の初恋は終わりを迎えます。
人生で始めて後悔したようです。
彼には2番目に好きな子がいました。ナンバー2です。
#女の子に順番つける6さいにロクなやつはいない

彼は後悔する(再び思いを告げず別れる)ことを極端に嫌い、積極的なアプローチをしかけました。そう、子供だから捕まらないしつこすぎるアプローチです。友達にも協力してもらいました。
結果、その子に嫌われました。恋愛ベタな彼は惨敗でした。
#6さいで恋愛うまいやつは才能

ときを同じくして、新たに歳下の女の子が入園しました。いつも鼻水を垂らしてボーッとしている子でした。
彼はその子に気に入られ、猛烈なアプローチを受けました。人生最大のモテ期です。1人からしか好かれていませんが。
目が合うと近づいてきて抱きつかれました。(今の彼なら絶対に嫌がらないでしょう、下心むき出しで。)
彼はその子を嫌いになりました。「鼻水垂らして汚いのに僕のことを好きになるな!」と思っていたようです。
#6さいは全てが残酷

彼は気付きます。そういえば自分の好きな子にも同じことをしていたんじゃないかと。

学んだようです。
「他人にされて嫌なことは、するな」

彼はそれ以来、ずっと恋愛にオクテだという噂です。

この原体験がその後の彼の人生にとって良い影響を与えたのか?それとも、その逆か?
それが分かるのは、またいつかのお話で。

※予告:彼は19歳のとき、同じ失敗をやらかします、恋愛で。

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