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5p.新しい遊びが好きな子供

以前お話ししたように、彼はウソをついてまで新しい遊びを作りました。

それから彼が小学5年生になったとき、友達と新しいゲームを作ります。
ドラゴンクエストのバトルえんぴつ(えんぴつを転がして勝負するやつ)です。

いえ、新しいゲームと言ってもえんぴつを作ったワケではありません。
市販されているドラクエのえんぴつで遊んでいただけです。
しかし、小学校という狭すぎるコミュニティの中に限っては間違いなく新しい遊びでした。

3人で始めたバトルえんぴつは学校中に広まり、授業中にまで遊んでしまう人が現れたので禁止になりそうだったこともあるようです。
(禁止になったかもしれませんが、その記憶は定かではないようです。)


1年後、彼が小学6年生になったときにペン回しを始めました。新しい遊びです。
ペンを回すだけなのに、1つ1つの技に名前が付いていて、魅了されたのがきっかけです。
あと、1人で遊べるので大人になっても遊べると思ったのが始めた要因だったようです。
クラスの中で少しだけ流行りましたが、バトルえんぴつ程ではありませんでした。
(それでも、担任の先生は授業中のペン回しを問題視していましたが)


2年後、彼は中学2年の終わりに、友達とAKBにハマりました。AKBが爆発的にヒットするほんの半年前です。
中学3年の秋頃には学校の全員に推しメンがいるのではないかというほど浸透していました。
これに至っては彼が持ち込んだ遊び(ブーム)ではないように思っていましたが、高校生になって違う中学の友達に話を聞いたところ、AKBに対してあんなに盛り上がった中学校は自分の学校だけだったようです。

他にも、アイシールド21(アメフト漫画)にハマっていたときラグビーのような謎の遊びを昼休みにしていましたし、将棋のようなボードゲームを作って遊んでいることもありました。
彼自身がブームを作ることは得意ではありませんが、新しい遊ぶを生み出すのはすごく得意なようです。


彼がまた、みんなを楽しくさせてくれるゲームを提案してくれると僕の人生も明るくなるのにな。


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今日も東京の片隅で、非生産的なことを非効率的に行っております。