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やけのはら インタビュー ヒップホップからアンビエントまで、ジャンルにとらわれず「遊ぶように作る」楽曲制作の極意

私が「サウンドパックとヒップホップ」「極上ビートのレシピ」の連載を行っていたメディア「Soundmain Blog」のサービス終了に伴い、過去記事を転載します。こちらは2022年8月12日掲載の連載外の単発記事です。


大規模個展「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」も話題のBrian Enoが生み出したアンビエントという概念は、今ではヒップホップ/R&Bリスナーにとってもすっかり馴染み深いものになった。2010年にはベイエリアのラッパー、Lil Bがアンビエントアルバム『Rain in England』をリリース。そのほかにもDrakeFrank Oceanなどが浮遊感のある音像を纏い、2010年代を通してアンビエントと紐付けてヒップホップ/R&Bの作品が語られていった。以前Soundmainのインタビューにも応じていたビートメイカーのTOMCもアルバム『Music for the Ninth Silence』でアンビエントに挑むなど、ヒップホップをバックグラウンドに持つアーティストによるアンビエント作品が最近も続々登場している。

こうした動きと微妙にシンクロしつつ、しかし全く関係ないようにも見える不思議な作品が今年3月にリリースされた。ラッパーとしての顔も持つアーティスト、やけのはらことTaro Noharaによるベッドルームテクノ作品『Hyper Nu Age Tekno』だ。90年代のピュアテクノにインスパイアされたという同作は、アンビエントのような浮遊感を備えつつもダンスミュージックのリズムも内包したユニークな作品だ。90年代テイストといえば、アメリカのメインストリームでDrakeBeyoncéによるハウスの導入というトピックがあったのも記憶に新しい。ヒップホップから他ジャンルに手を伸ばすアーティストが増加する今、ジャンルを横断して作る際の姿勢やサンプルパックの可能性などについてやけのはらに話を聞いた。


「テクノ」や「ヒップホップ」が新しかった時代の音楽体験

今回の新しいアルバムは90年代のピュアテクノに触発されたとのことですね。

当時は学生でしたが、その時代は音楽に留まらず、新しい文化としてテクノやヒップホップが流行っていたんですよね。自分の場合は本格的に音楽に興味を持ったきっかけでもあったんですが、当時はヒップホップのイベントには一緒に行く友達がいなくて、テクノのクラブにむしろよく行っていました。

今回のアルバムにも要素が入っている、アンビエントにはどういった流れで出会いましたか?

今言ったのと同じような流れですね。そのぐらいの時代のテクノって、いわゆる一般的なダンスフロアのテクノ、ジャングル、トリップホップ、今回のアルバムに近いようなリスニングテクノ……色んな音楽のスタイルを全部ひっくるめて「テクノ」と言う感じだったんです。なのでテクノを好きになった流れで、自然とアンビエントテクノみたいなものも聴き始めました。「テクノ」を聴く中に内包されていたので、当時はことさら「自分はアンビエントも好きなんだ」とは思っていなかったですね。

ヒップホップが好きなら自然とR&Bも聴くみたいな感じというか。

そうですね。ヒップホップが好きなら昔に遡って、Curtis Mayfieldなどの70年代のソウルやファンクとかも自然と聴くみたいな感じに近いといえば近いかもです。Brian Enoやジャーマンロックなどのアンビエント的な文脈のものともテクノがきっかけで出会いました。

そうしたジャンルの境界の話といえば、最近Drakeがハウスのアルバムを出したり、Beyoncéもハウスの曲を出したりで、ヒップホップ/R&Bリスナーの中にハウスに興味を持っている人がすごくいると思うんですよね。

でもヒップホップやR&Bとハウスって、兄弟というか従兄弟というか、昔から近いものですよね。ソウルやディスコの流れから考えても源流はつながっているというか、R&Bの人のシングルでハウスリミックスが入っているとかは昔からありましたし、Jungle Brothersとか、ヒップホップの人のアルバムに1曲ハウスが入っているのが恒例の時代もありました。

確かに。ちなみに、やけのはらさん的にヒップホップ好きな人におすすめしたいハウスの作品とかってあったりしますか?

なんですかね、ヒップホップの歴史も40年以上あって、時代によって音も全然違いますし、これというのも難しいですね。ブーンバップみたいなものだったら、ソウルとかファンクをサンプリングしているわけですが、今は情報も多いので、そういう流れのソウルっぽいハウスとかはすぐ見つかると思います。Masters At Workとかはハウスとヒップホップ両方やっていましたよね。

トラップが好きな人だったら、むしろテクノのほうがノリが近い気がしますね。メカニカルで「音を聴く」みたいな感じがあって、グルーヴ的にも横ノリというより縦ノリなので。トラップとかが好きな人は今のUKベース・テクノみたいのとか、ちょっとチャレンジとしては、Jeff MillsとかSurgeonとかを聴いてみたらいいんじゃないですかね。

なるほど。ビートメイカーという単位だと、やけのはらさんの中で重要な人は誰になりますか。

自分がヒップホップに一番熱中していた学生のころ、やはり90年代ですが、A Tribe Called QuestDe La Soulなど、括りがグループという感じで、あまりビートメイカーという見方はしていなかったです。そういうグループって、ビートメイカーという概念より、曲を作るという中で、メンバーみんなと相談してビートを構築していると思うんです。その時代でもDJ Premierとかは色々と提供していましたけど……好きなビートメイカーと訊かれるとパッと答えるのが難しいですね。

チームの一員として、みたいな感覚ということですね。

そういう認識ですね。ビートメイカーというより「グループの中でビートを作る人がいる」みたいな感じをベーシックに思っていて、ビートメイカーを取り出してこの人、というのはしっくりこない感じもします。Beastie Boysとかも好きでしたけど、ビートメイカーと言ってMCAの名前を単独で挙げるとかは何かおかしいですし。まず音楽なので、ビートがというより、色々な要素が合わさって曲として面白いかどうかが大事だと思います。

今のビートの流れもある程度は聴いていますけど、根本認識がビートメイカー括りじゃないというか。そういう意味ではヒップホップ的な思考で、「あの人の音に憧れて~」みたいなのはないんですよね。僕の世代でもMPCとかが流行っていて、みんな定番で使う時代だったんですけど、そういうパッドのサンプラーも一度も買ったことがないんです。「みんなが使っているから自分は別にいいや」みたいな感じで、むしろ近付かないようにしていました。


「ジャンルごとのツボ」を押さえる

先日インタビューで、「UNKNOWN ME(編註:やけのはら、P-RUFFH.TAKAHASHI大澤悠大から成るユニット)のアルバムに繋がる4~5年はアンビエントにハマっていた」と仰っていましたが、そこに至るきっかけはなんでしたか?

アンビエント的なものはずっと好きで聴いていたのですが、自分のメインのアウトプットとしてやることはそんなになかったんですよね。リミックスでノンビートみたいなものをちょっとやったりとかはあっても、あくまでリスナーとして自分の好きなもののひとつみたいな感じでした。

そんな中、元々バレアリックが好きだったのと、チルウェイヴも好きだった流れで、いつの間にかニューエイジリバイバルを聴くようになっていたんです。2010年くらいはDJで、テクノやハウスをかけつつ、朝方とかにはバレアリックもかけるって感じだったんですが、Light In The Atticというレーベルが2013年に『I Am The Center: Private Issue New Age Music In America 1950-1990』 というニューエイジのコンピを出して、そのタイミングで「ニューエイジ」というのが自分の中でキーワードになりました。

その少し後に、ニューエイジ系の再発を出しているMusic from Memoryというレーベルの初期作が出て、そこから本格的に火がつきました。現行のニューエイジリバイバルシーンは、スモール・レーベルがテープなどを作っていて、そういうDIYな感じも含めて良かったんです。昔、各都市で「これを作りたいから作る」みたいな感じでテクノの人が12インチを作ったり、80年代のイギリスのインディロックの人が7インチを作ったりしていたのと似た面白さですよね。そういった音楽を聴いていたら次第に自分でもやってみたくなって、UNKNOWN MEで音源を出すに至りました。

色々なジャンルの楽曲を作る中で、共通して気を付けていることってありますか?

共通して……とかは考えたことがないですが、逆にジャンルごとの重要な力点があるとは思います。アンビエント的なものの力点と、テクノやハウスとかの力点、ポップスの力点は全然違うので。それをちゃんと押さえつつ、類型的なこともやりたくないので、また違う要素も入れるということは考えています。そういう力点を押さえられていなくて、表面的なスタイルや記号で捉えていると「なんちゃって」にしかならないんです。なので、「こういう音楽の表現の時に大事なのはこういうのだな」という、深部にある力点、ツボを学ぶことが共通していることですね。作りながらその時々で、自分でもだんだん掴んでいくみたいな感じです。

ハウスの作り方でアンビエントを作っても、ポップスの作り方でハウスを作っても、良さというか重要な力点が違うのでダメなんですよね。言葉で簡単には言えないんですけど、アンビエントだったら基本軸としては音の質感であったり、音の構造の組み合わせ方の面白さであったり、ヒップホップだったらドラムのアタック感とか横ノリのグルーヴだったり、色々ジャンルごとのツボがあって、そのツボの違いこそがジャンルというか。自分の知らない新たなツボを学ぶのが楽しいんですが、その本当のツボをちゃんと習得するには何年もかかるんですよね。ミラクルで、間違っちゃってるのが面白いというパターンもありますが、それは狙ってできるものでもないですし、再現性がないのと適当にやるのも失礼なのでちゃんと学ぶ方向で一応取り組んでいます。

今回のアルバム(『Hyper Nu Age Tekno』)は習得した力点の応用編で、半分が元々好きだったテクノ的な手法や感覚と、もう半分はアンビエント的なものを作っていく中で学んだ構造や質感が混ざっている感じですかね。

今はどういった環境で制作されているのですか?

たくさん集めたシンセサイザーやドラムマシンなどは今も売らずに持っているのですが、あまり使っていないですね。今作は、ほぼiPadのGarageBandのみで作りました。

そうなんですか! やけのはらさんにとっての、DAWとしてのGarageBandの魅力ってありますか?

わかんないです(笑)。ただ、ほかのiPadで使えるDAWも試したりはしたんですけど、4小節のループの繰り返しを足す引くみたいなループベースの発想になっているんですよね。そういうことはしたくない感じだったので、GarageBandの、ループベースじゃない旧来のDAW的な横軸一線で作っていくのが合っていました。

ほかのDAWだったら普通のダンスミュージックは作りやすいけど、自分が今したいことは逆にできないというか。ループベースじゃないDAWの方が、3小節のフレーズと5小節のフレーズを混ぜるとかできたり自由度が高くて。iPadで使えて、自分がやりたいことができるDAWがほかに見つからなかったんです。だからGarageBandにも、何でこれができないんだとか、不満も色々あるんですけど(笑)、ベーシックな部分では十分色々できますし、まあ、制限のある中で、アイデアや工夫でどれだけ作れるかという遊びです。
今はあんまり機材に拘りがない時期というか、何を使うかよりどう使うかだと思いますし、リズムやハーモニー、アレンジ、基本的な要素をちゃんと学んでいくことで、まだまだいくらでもできることがあると思っています。それこそ、レイ・ハラカミさんとかも限られた機材でずっと作ってましたし。

なるほど。ミックスとかもGarageBandでされているんですか?

今回のアルバムはミックスだけはパソコンに移してやったんですけど、エフェクトとかも全部GarageBandでかけているので、パソコンでミックスし直しただけというか、特に何も変わっていないです。バックアップみたいな感じでオーディオにして移しただけですね。OSが新しくなったりすると外部のエフェクトが対応しなくなって使えなくなったりするんですよ。


「遊ぶように作る」楽曲制作と、サンプルパックの可能性

今回のアルバムはロックダウンが始まった2020年4月頃から作り始めたとのことですが、同時期に作っていたものはありますか?

同時期に作っていたものは、基本的にはないですね。でも、このアルバムに集中していたという感じでもなかったです。ソファとかベッドとかで、iPadを使って、作っているというより遊んでいるみたいな。アルバムを作るという意識もなかったというか、なんとなく作っていたのがこういう形でまとまった感じです。

数年前までは基本的にパソコンを中心として、ハードのシンセサイザーやドラムマシンも色々使って作っていたんですけど、そうするとどんどん大がかりになるんですよね。忙しくなると何日もほとんど寝ないでずっとパソコンの前に座りっぱなしで、肩も凝るし目も痛くなるし、ぎっくり腰にも何度かなりましたし。もうちょっと健康的にやりたいなという思いもあって、限定されていて不満なところもあるけど身軽さが良いので、こういうインストではiPadを使うことが多いです。今でもパソコンで何か作ったりもしますし、パソコンも併用したりもするんですけど。

色んな機材を使うと、配線も面倒だし、「さぁ作るぞ」って感じになっちゃうんですよね。今は、ソフトやアプリのプラグインやシンセも優秀なものが多いし、イヤホンを付けてiPadでどこでも好きな場所で作ることで、「作っている」という意識もなくなる。もちろん最終的にはスピーカーから音を確認したりもするんですけど。

なるほど。

ずっと音楽をやってきて、高校生とかの時にただ趣味でずっと作っていたのと比べると、どうしても肩に力を入れて、仕事モードで作ることが増えていったんですよね。そこからもう一度、遊びに立ち返りたかったというか。もちろんそういう環境で作れるものと作れないものがありますが、インストのこういうものだったら作れるなという感覚があるんです。今はそういう、ある種の純粋性というか身軽さを楽しんでいる感じです。

でも、意識して「制作環境をiPadに変えるぞ」と思ったわけでもなくて。ちょっとずつ使っていたら、いつの間にか「これでも結構できるじゃん」と気がついた感じです。その前にiPhoneでも作ってみたんですけど、流石に画面が小さすぎて目が疲れたのでiPadになりました。

以前はラッパー的なこともされていたかと思うのですが、近年はどちらかというと声を主体にした表現ではない方向に行かれているように思います。そこに至る気持ちの変化などは何かあるのでしょうか?

まず、ずっとDJをしたり音楽を作ったりしていて、それがベースというか、声を出す表現のほうが自分の表現の中ではイレギュラーだという認識です。昔から「ラッパーだ」みたいな感じでやるつもりはなくて、逆に言うと今でもラップをやめているつもりもなくて。なんとなく流れで今はあんまりやっていないって感じですかね。昔も今も変わらず、そのときにやりたいことをやっているという感じです。

あと、ラッパーって一人称で、ポップ産業的なキャラクターの表現だと思うんですよね。「誰が、何を言うか」が大事というか。そういう面で、元々あまり目立ったり前に出たいタイプでもないってのもありますし。ただ、またそのうち作りたい気持ちもあるので、何かあったら是非チェックしてください。

今回のアルバムに入っている声ネタについては?

あれは自分の声です。iPad本体のマイクを使ってその場で録ったものを使っています。ちゃんとしたマイクをつなぐのも面倒というか、数分でもセッティング時間がかかるならローファイでも思いついたときにすぐやりたいというか。iPad本体の付属マイクで録音して、ピッチとかを変えて使っています。あと英語の声は、無料アプリのスピーチソフトに喋らせたやつですね。
ちなみにサンプル素材ということで言えば、使ったことはないですけどSpliceとかサンプルストックみたいなサービスも、今の時代っぽいというか興味深いですよね。

詳しく伺いたいです。

それこそレコードからサンプリングしていた時代は、至高のループを探すことが作曲って感じだったんですよね。情報も少なかったので、体系化されてないというか、未知のカッコ良い音源を探す労力も多大なものでしたし。それがSpliceのようなサービスでは本当にたくさんネタがあって、「探す」すらなくなって「選ぶ」だけの状態になっている。世代的に抵抗がないって言ったらウソになるんですけど、ある面での暴力的な革新性といいますか、いつの時代も既存の価値観から断絶したところにこそ新しいものが生まれる可能性があると思います。

サンプルストックを並べただけのものを作曲と呼んでいいのかという、デュシャンの《泉》や、ポップアート的な部分も興味深いのと、それが芸術的に評価されて――時間が経っても残るものになるかはわかりませんが――実際にそれでグラミー賞とか取っちゃうような人も出てきたりするでしょうし。とりあえず色んな可能性はあるんじゃないかなと思います。

なるほど。

時代も変わって、それこそ小学生くらいからだってスマホとかでそういうサービスを使って音楽を作りだすと思うんですよ。それが趣味で終わる人は終わるけど、そこからのめり込んでどんどん深い創作に進む人もいるだろうし。

あと自分が学生の時は、色んなシンセの音色を聞いたりすることがまずできないというか、当然買えなかった。大人になってから色々なシンセを少しずつ買って学びましたが、Soundmainみたいなブラウザベースのサービスの中にDAWや一通りのシンセの音色が揃っていてパッと手軽に触れられるなんてことができたら、それは若い人にとって素晴らしい環境だと思います。可能性を感じますね。


やけのはら プロフィール

DJや作曲、ラップ、執筆業など、多様なフィールドを独自の嗅覚で渡り歩く。

「FUJI ROCK FESTIVAL」などのビッグ・フェスティバルから、アンダーグラウンド・パーティーまで、日本中の多数のパーティーに出演。THE BLUE HEARTS山下達郎YUKIといったポップ・アーティスト、ロック・バンド、ダンス・ミュージックなど、100を超える幅広い作品にREMIXなどで参加。

2009年に七尾旅人×やけのはら名義で「Rollin’ Rollin’」をリリース。2010年、ラップ・アルバム『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』を、2013年には、セカンド・アルバム『SUNNY NEW LIFE』をリリース。最後の手段が製作した、楽曲「RELAXIN’」のMVが、「第17回文化庁メディア芸術祭」で新人賞を受賞。

DJとしては、ハウスやテクノ、ディスコを中心としたロング・セット、またTPOに応じた幅広い選曲を得意とし、Stones Throw15周年記念のオフィシャルミックス「Stones Throw 15 mixed by やけのはら」など、数多くのミックスを手がけている。

アンビエント・ユニット「UNKNOWN ME」のメンバーとしても活動。2017年には、亜熱帯をテーマにした作品『subtropics』が、英国「FACT Magazine」の注目作に選ばれ、アンビエント・リバイバルのキー・パーソン「ジジ・マシン」の来日公演や、電子音楽×デジタルアートの世界的な祭典「MUTEK」にも出演している。2021年4月、4作目となる待望の1st LP『BISHINTAI』を、米LAの老舗インディー・レーベル〈Not Not Fun〉からリリース。

2022年4月、ドイツ〈GROWING BIN〉よりTARO NOHARA名義でニューエイジ・テクノのアルバムをリリース。

雑誌「POPEYE」でのコラム連載など、文筆業も行い、2018年10月に初の著作『文化水流探訪記』青土社から刊行。

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