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2023年、自己研鑽にいくら使った?

この記事が役に立ちそうな人:リスキリングや臨床心理士/公認心理師の仕事に興味がある方

臨床心理士/公認心理師は、自己研鑽し続ける仕事といわれます。特に臨床心理士は、資格の更新のためにも学会や研修会への参加が必須です。
そこで今回は、心理士である私が自己研鑽のために一年間で使った費用を計算してみたいと思います。

普段はコツコツ節約しています

①心理士の仕事に関連するもの

・学会費(年会費・大会参加費):約52,000円
・研修費:約75,000円
・SV代:約56,000円
・書籍代(専門書購入費):約22,000円
合計:約205,000円

※金額は概算です。また、交通費やオンライン研修の通信費は除外してあります。

私自身の感覚としては、周りの心理士と比べて自己研鑽の機会が多いとも少ないとも感じていませんでした。
しかし、こうして金額を出してみると思ったよりも多い印象です。

内容はいずれも有意義でしたが、一方で
・費用はすべて自腹である
・仕事は非常勤職の掛け持ち(つまり、専門職とはいえ雇用形態としてはパートの掛け持ち)である
・自己研鑽が収入の増加に直接つながるわけではない

という事情を加味すると、少しやりすぎかもしれません。

心理士以外の方に説明しますと、臨床心理士/公認心理師は一つの職場の中に少人数しかいないことが多く、指導体制が十分に整っていないため、職場内では専門業務に関する教育を受けられないことがままあります。
そのため、心理士本人がお金と時間を使って外部で教育を受けることが慣例化しています。
組織の事情に影響されることなく客観的な視点から業務を見直せるメリットはありますが、反面、心理士自身の金銭的・時間的な負担がかさむというデメリットがあります。

②心理士の仕事とは直接関係ないもの

・試験費用:約15,000円
・テキスト代:約9,000円
合計:約34,000円

趣味の一環で、心理とは直接関係のない資格も取得していました。一応は履歴書にも書けるような資格なので、こちらも自己研鑽費に入れておきます。

というわけで、2023年に自己研鑽を目的として使ったお金は、総計で約239,000円でした。

他の心理職の方、他職種の方はだいたいいくらくらい使っているのでしょうか?気になるところです。
よろしければ、ぜひコメントなどで教えてください。


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