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10年間積んだもの、積んでいくもの

ご無沙汰しております。コウニンカイケイシです。

公認会計士のCPE制度がアップグレードしまして「CPE」から「CPD」へと変わりました。
CPE=Continuing Professional Education
CPD=Continuing Professional Development
(いやあんまり変わらない、とは口が裂けても言えない)

仕事をする中でOEMは知っていたのですがODMというのもあるみたいで、
英語頭文字3文字が飛び交っているような気がします。
監査法人時代はもっとすごかった。

さて、30代の半ばとなると、自分は若いと思っていてもキャリア的には結構経験を積んだ部類になります。私の小中学時代の同級生もバスケのプロ選手でして先日引退いたしました。
プロスポーツ選手的には「30代はもう若くないんだな」としみじみと感じたところです。

ところが人生では30代はまだ若い。
孔子の論語には
子曰わく、吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲する所に従へども矩を踰えず。
という言葉があります。
30歳で専門の学問を確立した。40歳でものの道理が分かって迷わなくなった。

30代半ばもまだまだ人間としては不完全なレベルのようです。

話は今日のタイトルに戻ります。「10年分積んだもの、積んでいくもの」
何事も10年という時間をかければかなり高いクオリティを出せるようになるらしいです。

Voicy創業者の緒方憲太郎さんが言っておりました。下記のyoutube私は大好きで動画の総再生回数7700回中私が100回見てます。

社会人22歳でスタートして、仕事を辞めるのが72歳だとしたら50年。
つまり10年ずつ違うことをやっても5つの分野でプロフェッショナルになることができます。

社会人生活10年はとっくに過ぎておりますが、自分は何を積んだのだろうとふと思います。
10年分の経験をちゃんと積む努力をしたのか、と。
途中で積むのをやめてはいないか、と。
そしてこれから何を積んでいくのだろう、と。
今までと同じお皿に?それとも違うお皿に?

30代半ばになるとライフスタイルに変化があったりして、保守的になります。新しいことにもチャレンジしない。それだとなんか人生勿体無いですね。

私の中学校の頃の部活の先輩に「明利英司」さんという方がいました。
とても面倒見の良い先輩で、部活中に後輩だった自分に話しかけてくれました。実は小学校の頃スイミングスクールも一緒でその頃から仲良く遊んでくれていました。
当時先輩はすごく文学がお好きで、教科書に載っていた「いちご同盟」三田誠広さんの小説について熱く語っていました。

時は流れまして、最近何気なく地元の新聞を読んでいたら明利先輩が記事に載っていたんです。

(以下引用 2023年6月4日 宮崎日日新聞)
都城市出身のミステリー作家、明利(めいり)英司さん(37)=東京都渋谷区=が、宮崎県の魅力発信などに注力している。(中略)明利さんは都城高を卒業後、ミュージシャンを目指して上京した。昔から好きだった小説の執筆も続け、初めての応募作が2012年、「このミステリーがすごい!」大賞の一次選考を通過。翌年には別の作品が「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」で優秀作となり、小説家デビューを果たした。

先輩がミステリー作家??料理人??ミュージシャン??
積みまくりやん!!色んな皿に色んなものを満載やん!!

知っている方の大活躍、めちゃくちゃ嬉しかった。
いやー良い人生歩んでいるな。ニヤニヤが止まらない。


あなたはこれまでの10年何を積んできましたか?
そしてこれからの10年何を積みますか?


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