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なぜ会計士を目指したのか?

皆さんこんにちは!
女性会計士の進藤綾子です♪

私のtwitterをフォローしてくださっている方には会計士受験生も多いので、今回は受験生や就活生が興味を持っていただけそうなテーマ、
「私がなぜ会計士を目指したのか、会計士になって何が良かったか」について、お話ししようと思います!


とにかく自信がなかった

私が公認会計士を本格的に目指し始めたのは大学2年生になるころです。

私は大学進学の際に特にやりたいことがなかったため、広い選択肢を持とうと思い法律、経済、政策等幅広く学ぶことができる学部に進学しました。

大学で様々な分野の講義を受けたのですが、文系のなかでも数学、数字が得意だった私は(それでも文系を選んだのは物理や化学が苦手だったからです・・)文系科目のなかでも経済や会計に興味を持ちました。
特に簿記は講義で単位を取るために日商簿記の3級を取らなければいけなかったのですが、簿記の勉強が自分のなかでどハマりし、
独学で日商簿記2級まで取得しました。
これが大学2年生にあがったころだと思います。

2級を取得した後、そのまま1級を取得しようと思ったのですが、ふと「公認会計士」という資格があることを知り(それまでは公認会計士という資格があることすら知りませんでしたw)、
難関な資格ではあるものの、これだけ難しい試験なら、将来役に立ちそうだな!という謎の確信があり、ほぼノリで資格予備校に申し込みました。笑

よく「そんなに難しい資格よく取ろうと思いましたね!」といわれるんですが、あんまり深く考えていなかったからこそ飛び込めたのかもしれません。笑

会計士を目指した理由としてもう一つあげるとすれば、
「就活戦争に打ち勝つ自分の強みがわからなかった、自分に自信がなかった」というのもありました。

当時の私の就活のイメージは何100社とエントリーシートを書き、圧迫面接を受けながら自分の強みをアピールし、それでも数えるくらいの内定をもらえるのか、もらえないかというものでした。
そんな就活戦争で学歴以外に就活で重要視されそうな自分がアピールできる強み、とりわけコミュニケーションスキルやリーダーシップには全く自信がなかったので
なにか客観的な武器をつけなければならない、という気持ちが漠然とありました。

大学受験を経て、コツコツ勉強することで結果を得るというプロセスは自分のなかでイメージがしやすかったですし、
勉強に投資することについては応援してもらえる家庭環境だったこともあって資格試験に挑むという決断になりました。

ノリでも会計士試験に挑戦して本当に良かった

当時はノリと思い切りで始めましたが、今となっては当時の自分の決断は本当に正解だったと心から思います。

勉強を始めてすぐに「私はとんでもないチャレンジをしてしまった(;'∀')」と気づきましたが(遅いw)、
基本的に資格予備校代は前払いなので、大金を親に支払ってもらい後戻りできない状態だったので、もう進むしかなかったです。笑

最初は大学との両立だったので、あまり勉強にも身が入らず(勉強時間は毎日2~3時間くらい)、
初めての予備校のテストで自分の順位が上位10%に入らなかったのを見て「このままの延長線上では合格できない」と思い、そこからは週40時間を目標に勉強しました。

このあたりからスイッチが入り、環境にも恵まれ短答、論文ともに一発で会計士試験に合格することができました。

もちろん勉強期間の2年間は大変ではありましたが、
公認会計士試験を突破したおかげで、今かなり柔軟にキャリアを選択することができています。
人生100年時代、たった2年間の勉強で、
・生涯年収が圧倒的に上がる
・働き方、職場の選択肢が圧倒的に広がる
・自分に自信をつけることができる
等、たくさんの良いことがあるなと約8年程公認会計士として社会に出てみて思います。

「公認会計士」が持つイメージはパワフル

会計士になってよかったことの中でも、私が個人的にパワフルだなと思うのは「公認会計士=すごい人」というイメージが世間一般的にあることです。

学生時代は肩書や経歴を気にすることはあまりないとは思いますが、
社会に出て選択肢や視野を広げようとすると全く自分とは違う畑の初対面の人に会うという機会が少なからずあります。

大企業の名前や資格の肩書きだけではなく、もちろん本質的な中身があることが重要というのは大前提の上で、
「公認会計士」というたった一言で、初対面の人に「すごい人」と思ってもらえることは本当にパワフルです。
それだけで相手が自分の話を聞く耳を持ってくれたり、物事が進展しやすくなります。

すごいチープなたとえ話で申し訳ないですが、
自分がタイプではない見た目の人より自分がタイプのイケメンや美女のほうが、一瞬で話を聞く姿勢になったり、また会いたいなと思いませんか?

タイプではない人の場合、イケメンや美女と同じレベルの魅力を感じるためには、おそらく相手のことをヒアリングし、経歴や実績を聞いて初めて「この人って本当はすごい人なんだ!」というプロセスが必要になると思います。

残念ながら私は美女でも魅力的な経歴や実績があるわけではないので、
私が会計士ではなかった場合、会計士であることと同等に「すごい人」という印象をもってもらうためには、それなりの時間を要するor無理だと思います。

公認会計士になるメリットというと「収入が高い」ということがよく挙げられると思いますが、
私は「公認会計士という資格がもつイメージのパワフルさ」が、会計士になってよかったこととして体感しています!

最後に

今受験勉強を頑張っている受験生の方、受験勉強はとても大変だと思いますが、
合格した後には必ず今よりも人生が拓けると思うので自分を信じて頑張ってください!

会計士受験系の記事に需要があれば、私の勉強方法や受験期間の自分への向き合い方についてもnoteに綴っていこうと思います♪


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