中学生時代の私

しばらくぶりの更新となりすみません。。
たくさんのスキありがとうございます。
引き続きぼちぼち更新頑張ります!!

電車通学

中学生になり大きく変わった事の一つ。
それは電車通学になったこと。

地元の中学校に進学したものの、学校で色々あり、都内の特別支援学校へ電車通学することに。

手動車椅子で(小学生の時に作ったタイプとは別のもの)電車で30分、手動車椅子で10分の道のり。
特別支援学校なのに駅から遠く、周りに団地しかない道のりを10分(今は栄えてスーパーや保育園がある )

この頃は、手動車椅子で一人でどこでも行ける喜びが大きく、車椅子を10分漕ぐなんて全然平気でした。(今は結構きつい・・・)

足に筋緊張があり体が反ってしまい力が入れにくいため、足をベルトで固定して、車椅子を漕いでいました。
足のベルトはこんな感じ↓

足ベルトについて

足ベルトで足を固定してかわいそうとか、痛そうとか言ってくださる方がたまにいますが、私は全く痛くないです(個人差はあるかもしれません)
長時間足を止めていて、足が疲れたら自分でベルトを外しています。
私が足ベルトをする時は、自分で車椅子を漕ぐときと、人通りが多いところと病院です。
理由は私の筋緊張は自分の意志とは関係なく入ります。
そのため病院や人通りが多いところでベルトをしていないといろんな人を蹴ってお互い嫌な思いをしないためでもあります

足ベルト
実際はもうちょっと下です。

毎日毎日片道10分往復漕ぐは周りに何もなく飽きてしまうのでCDプレ―ヤーー(響きが懐かしいwww)を買って通学してたんですけど、それでも飽きてしまい(ホントに飽き性なんです・・・)そこで私が考えた遊びが、私の前を歩いている歩行者または自転車の人を誰でもいいのでターゲットにして、その人を追い抜く事が出来れば優勝!!!というなんとも変わった遊びを朝からして、人を追い抜く訳ですから、体力を使う訳です・・
でも、当時の私は「つまらない」が脳を支配しているので、体力のことなんて気にせず全速力で車椅子を漕ぎ、勝った、負けたを毎日繰り返していました(笑)
そんなことして疲れないのか??って声がどこからか聞こえて来そうなので、お答えしますね。(誰も聞いてないよ・・・)


はい、物凄く疲れます・・・
ただ、朝から走るのは気持ちがいいです!!!


この通学で体力・筋力がついたのか、翌年に全国障害者スポーツ大会(国体)の選手に選ばれました。
国体の話はまた別の日にnoteに書きます。

中学生になり身体の変化はあまりなく、筋緊張の度合いも変化はなかったです。
(一般的に脳性麻痺の方は思春期、29、30歳、50代で身体が大きく変化すると言われています。)

そしてもう一つの大きな変化として、小学生の時に履いていた短下肢装具を外しました。
理由としては中学生になり、移動教室が増え、荷物が多くなった関係から歩行器では両手が塞がっている為、荷物が運べません。
友人に荷物を一緒に持ってもらうことも考えましたが、友人の負担になりたくなかったので、当時はたくさん悩みましたが、歩くことよりも、移動を優先にした経緯があり、「歩かないなら市販の靴を履いていいよ」と当時のリハビリ担当の方に言われ、この頃から歩くのは月2回のリハビリのみとなり、やはり目に見えてすぐ足の筋力が落ち、歩行器でたまに歩こうとしても、足の筋力がない為、すぐに身体が傾いてしまい歩くことが出来なくなってしまいました。

今時間をおいて考えてみても、あのまま歩行器で歩いてたほうが良かったのか、移動手段を車椅子に切り替えて良かったのかは正直分かりませんが、当時の選択は正しかったと思いたいです。

小学生の時はいやいややっていたリハビリもこの頃は楽しく取り組んでいたのも大きな心境の変化です♪

高校時代は身体の変化もなく、ネタも無いので、次回は大学生時代のお話です。

ではまた。

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