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マーケティングニュースまとめ Vol.40:「Facebookが社名を変えるかも」など

FacebookはMetabookに?

ニュースサイトThe Vergeで、FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグは、10月28日に開催される同社のイベント「Connect」で、社名の変更がアナウンスされる可能性があると報じている。(ソーシャルメディア・プラットフォーム自体の名称を変更するわけではない。社名のみ。)The Vergeによると、この社名変更の目的は、同社のテクノロジー分野の拡大、特にハードウェアやARヘッドセットに関連するメタバースへの取り組みを反映させることにあるらしく、他のメディアでは、「Metabook」という名前になるのでは?といった予想までされている。(The Vergeによると、「Horizon」またはその言葉に関連したものになる可能性があると伝えている。)
なにがともあれ、28日の発表が楽しみです。
k.t

Snapchatがスタジオを設立

写真共有アプリ「Snapchat」を運営するSnapchat社は、AR制作専門のスタジオ、「Arcadia」を設立することを発表した。
SnapはAR対応のアイウェアを発売したり、ユーザーが仮想的に服を試着できる技術を開発するスタートアップを買収するなど、技術的な投資には近年積極的である。新しいスタジオ「Arcadia」は、ブランドがSnapchatだけでなく、コンテンツを掲載したい他のソーシャルメディアアプリやウェブサイトでもAR体験を構築できるようにすると、Snapのクリエイティブ戦略のグローバルヘッドであるJeff Millerは述べている。
P&G Beauty、Verizon Communications Inc、エンターテインメント企業のWWEがすでに取引が始まっているとのこと。Snapchatが、SNSとしてではなく、コンテンツスタジオとしての強みを作っていくのが、今後も注目したいです。
k.t

Z世代とブランド

年齢アベレージが上がるにつれ年々影響力を増しているZ世代ですが、まだまだ彼らに対してどのようにマーケティングを行っていくべきか示唆を出している記事です。海外の記事なので日本のZ世代とは異なる部分もあると思いますが、以下のポイントに整理されています。

①ホンモノへの欲求
②TIKTOKが世界を支配する
③多様性がアイデンティティとなる
④Z世代のことはZ世代に聞け

④に関してはそのままで、③については海外の方がより傾向が強いな気がしますが、①と②に関しては日本のZ世代にも似た傾向があるのではと感じています。「インスタ映え」という言葉も一般的になってきましたが、例えば自分の姿を過度に盛ることを避ける人も増えてきているように感じます。
s.a

Appleの影響で、Snapchatの株価が25%急落

Snapchatといえば、米国などで大人気のSNSです。(過去には日本でも有名でしたね)そんなSnapchatですが、先日の決算報告を受けて株価が下落していたそうです。その決算報告のなかで、収益に対してアップルの規制の変化による影響があると説明しています。iOSのアップデートでプライバシーが強化され、広告主や代理店は以前のような効果測定や配信が難しくなっています。このニュースを受け、似たようなプラットフォーマーの株価も一緒に下落していました。
s.a

パーパス病はブランドの死につながる可能性がある

「ブランディングの科学」などを出しているマーケティングの大家、バイロンシャープ氏に関する記事です。
氏によると、多くのブランドがパーパスを追い求めるようになった結果、ブランドが類似しすぎてしまい、似たようなメッセージばかり発信される事態になりかねないと警鐘をならしています。その背景にある事情として、シャープ氏はマーケティングに対する「文化的劣等感」を挙げています。
以前のnoteでも広告代理店が嫌われ者であるという話もありましたが、そのような空気感をシャープ氏は指摘しているのでしょうか。それに対し、シャープ氏はむやみに高い目標を掲げるのではなく、マーケティングで達成してきた(すること)に自信を持つように促しています。
s.a