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マーケティングニュースまとめ Vol.36:「あのCIAのリブランディング」など

日本

ツイッターがついに「コミュニティ」機能導入、簡単に共通の関心事でつながれるように

Twitterは自分のフォローしている人の投稿を見たり、フォローしている人がエンゲージメントしている人の投稿が表示されたりがメインになります。自分と共通の価値観や趣味を持っている人とTwitter上でつながるのはやや不便な状態です。それに対し、新しくTwitterが実験している「コミュニティ」という機能が役に立つかもしれません。特定の関心事のコミュニティに参加ないし作成することで、それに興味を持つ今まで繋がりを持っていなかった人とコミュニケーションを取ることが出来るそうです。
s.a

Twitterがタイムライン上のサムネイルを巨大化する機能をテスト中

タイトルのままの記事です。TL上に画像や動画が表示されるときは、丸く枠がついて、余白のついた状態で表示されます。一部のiosデバイスで、そうした余白が消えた状態で表示され、より視覚的なインパクトが大きくなったUIをテスト中だそうです。ただし、記事によると違和感があると苦情を行っているユーザーもいるそうなので、実際にそこまでサムネイルが大きくなるかはまだわからなそうですね。
s.a

海外

Spotifyの再生トレンドが、株価予想に使える?

金融市場における株価は、大方合理的な計算に基づいて動いていると言われている。が、しかし、完璧な数理モデルがいまだに出現しないわけで、どうしても人間の複雑な感情面の影響が、我々では予測もしない結果へと導いていくといった歴史を何度も繰り返してきている。そんな予測できないモデル問題に対して、風穴を開けそうなのが、なんとSpotifyである。
Spotifyは、国全体のリスニングデータを集約して提供するとともに、各楽曲のポジティブさやネガティブさを分類するアルゴリズムを提供している。このデータを活用し、国全体の今の感情的なデータを算出し、株価予想に活用するというのだ。(音楽のセンチメント=感情数値が高いほど、同じ週のある国の株式市場のリターンが高くなる結果がでたらしい。)
消費者信頼度、GDP成長率、失業率、コロナウイルスの感染者数や死亡者数など、多くの自然指標が、株価に影響を与えるというファクトはだいぶ前から言われていることではあるが、その指標を音楽から抽出するとは見事。株価だけではなく、世の中のトレンドをマーケティング調査する際に、雰囲気を掴むため、音楽からリサーチをかけるなんてこともありえるのかもしれない。
k.t

CIAがリブランディング

世界最大スパイ機関、あのCIAがリブランディングされたらしい。真っ黒の背景に、白の流線。我々が日々映画などで見るようなCIAのイメージそのままである。「テクノクラブのフライヤーみたい」「ベルリンで開催される“モジュラーシンセサイザー”のフェス」という感想が寄せられたという。
リニューアルの意図は、「若者にもCIAに興味を持ってもらうため」とのこと。いや、、、秘密機関に興味持ってもらうためと言われても・・・。
それに合わせ、SNSオーガニック運用にも力を入れ始め、各種SNSではユニークな投稿を始めている。特にTwitterではサイゼリアのような間違い探しゲームの投稿などもあり、CIAのイメージとは大きくかけ離れた施策を実施している。
一方でCIAがビジュアルやデザインの戦略を打ち出すのは、これが初めてではないと、この記事では指摘している。冷戦時代の、ジャクソン・ポロックやマーク・ロスコのサポートなど、強烈なビジュアルは人を動かす力がある。(未来派など、悪い方向へと進めてしまった反省があるにしても。)新時代のデザイン×政治の一つの事例として、注目に値するニュースだと思う。
k.t

Snapchatのソーシャルリスニングツール登場

Snapchatがソーシャルリスニングツール(Snapchat Trends)を8月からマーケター向けに提供開始したという。Snapchat上の過去1週間で最も人気のあったトレンドが紹介されているだけでなく、写真のキャプションのキーワードが収集・分析できたりと、公開されたストーリーを元とした分析が可能となる。
そもそも、ツールが開発された理由は、直近のSnapchatのDAU上昇によるもの。第2四半期のDAUは、前年同期比で23%増加し、過去4年間で最速の伸びとなった。米国、英国、フランス、オーストラリア、オランダでは、13歳から24歳までの90%以上にリーチし、13歳から34歳までの75%以上の人々にリーチするメディアにまで成長したという。
デジタルネイティブブランドやDTCの勃興トレンド、コロナショックによるEコマースの需要拡大が伸び続けている環境の中、特にZ世代と呼ばれる若者層へのトレンド分析として、Snapchatは素晴らしいマーケティングツールに成り代わるのかもしれない。
k.t

CG疑惑の俳優

「テッド・ラッソ」というドラマに出演する、俳優ブレット・ゴールドスタイは、自分は「人間の男」だと言っているらしい。なぜなら、SNSで彼がCGなのでは?と疑われているからだ。(もちろん、単なる話題であり、この俳優は現実の人間である。)
この記事では、サッカーゲームFIFAに登場する、キリアン・ムバッペと、ブレット・ゴールドスタインを並べて比較したページがある。まぁ、確かに、CGに見えなくもないが・・・。なるほど、まるで本物の人間のようなリアルCGが開発されれば、まるでCGのような人間も登場するのか。
k.t

詩人が会社を動かす時代

詩人であり活動家であるアマンダ・ゴーマンが、エスティ ローダーとパートナーシップを結んだ。昨年は、最年少で大統領就任式に参加した詩人としても知られている。このパートナーシップの一環として、エスティ ローダーは300万ドルを拠出し、ゴーマンと一緒に識字率向上のための「Writing Change」イニシアチブを立ち上げ、支援。ブランドとともに様々な慈善活動に参加するという。エスティ ローダーは、全世界で84%が女性の従業員に支えられており、創業者であるエスティ ローダー夫人は、75年前、ビジネス界の女性リーダーとして、女性の社会進出の壁を壊したという歴史がある。多様性への先導者として、識字への領域へと踏み込んだというわけだ。そのリーダーとして詩人を選んだというのが画期的。単なるコマーシャルイズムではなく、本質的な課題解決になるのか、今後も注目したい。
k.t

インスタストーリーの上スワイプがなくなるかも?

ストーリーズから他のサイトなどにさせたいとき、これまではストーリー画面下部にボタンを配置して遷移を促す形でした。しかし、そうしたスタイルではなく、8/30以降からはストーリーのステッカーにリンクを埋め込む方式に変わっています。現状は全員が利用できるわけではなく、一定のフォロワー数のいるユーザーや青いマークのついたユーザーに限られているようです。とはいえ、今後他のユーザーや広告に適用になる可能性もありそうですね。
s.a

ヒュンダイやバンズがメタバースを活用

フォートナイトや日本のどうつぶの森など、最近ではメジャーな言葉になってきたメタバースですが、新しい企業のメタバース活用事例が生まれました。Robloxとは、海外の「自分でゲームを作成できる」プラットフォームで、若年層を中心に人気を集めています。そのプラットフォーム上に、ヒュンダイなら自社の車製品、バンズならカスタムできる靴でスケートを行う体験のできるテーマパークのような空間を設置しています。メタバースという言葉の定義はさておき、特に親和性の高い若年層の取り込みのために、こうしたプラットフォームとコラボすることに魅力を感じている企業が年々増えてきているように感じますね。
s.a