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#012【絵本】ほんとさいこうの日

今日もホッコリ絵本の世界へ📚
絵本を読んだ記録として、感想を書いています。



まずは一言

noterさん(っていうのかな?)の記事でみかけて
絵が可愛いなぁと思い、図書館で借りてきました。

この絵も銅版画??
高校入学時のクラス選択で美術(他に音楽か書道)にしたくせに、知識が乏しい私。
でも最近手に取る絵本がこのようなタッチが多く、
どうやら銅版画に惹かれているらしい(笑)


今日の絵本

『ほんとさいこうの日』

レイン・スミス 作
青山南 訳
発行所 BL出版



感想

天真爛漫・無邪気というか、
自己中心的というか、
ありのままというか(≧▽≦)

クマの、
欲望に忠実なそのまっすぐさに爽快な気分になりました。


レイン・スミスは、100年前に建てられていまは廃校になった校舎で、文章や絵をかいています。ときどき、森からクマがやってきて、まどのすぐそとにある鳥のえさ箱をあさっていきます。

『ほんとさいこうの日』裏表紙より


クマがえさ箱をあさっている写真と共に書かれた
絵本の裏表紙を読むと、この絵本が“実際にあったこと”から作られたんだということが分かります。

絵本に出てくるクマというと、
のっそりしていたり優しかったりをイメージしますが、
そう!本来の野生のクマは危険な生き物。
そういうものなのでしょうね。


鳥やリスにえさをやるバートくんは、
息子さんかしら?お孫さん??
(この絵本は、バートのおもいでにと書かれてます。)

動物たちがハッピーだったのもつかの間、
クマの登場によって、
さいこうの日がそうではなくなるのですが・・・。


この絵本の感想は、賛否両論あると思います。
でも、私はスキ。
クマの無邪気に喜ぶ表情やしぐさがなんとも可愛い(*´ω`*)

迷惑なヤツだとか、
動物たちが困っているように見せない描き方もスキです。(私の見え方??)

誰も間違ってないし、正しさなんてない。
そんな世界観があるような気がします。

私たちが生きる上でも、
自分のきもちに忠実に生きたいし、
周りの人に対しても、
そういう見方でいれば、
寛容で自分の心が平和になるのでしょう。


ワガママを通すのとはちょっと違うけれど、
自分を大切にしてほしい子どもに、
大人になった自分たちに、
読みたいステキな絵本でした。


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