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初めてロストバゲージに遭った話

こんにちは
今日は、旅のおはなし

ロストバゲージした日

この日は、大韓航空を利用して日本から韓国経由でフランスへ向かいました。セントレア空港でキャリーバッグ一つと小箱一つを預けましたが、フランスに到着したとき、この小箱が行方不明になってしまったのです。


荷物が出てこない

日本を出発して数十時間後、フランスのシャルル・ド・ゴール空港に到着し、バゲージクレームに向かいました。この空港では、ターミナル1の到着ロビーからシャトル電車でターミナル2に移動し、入国審査を経て荷物受け取り場所に向かいます。移動に30分から1時間ほどかかるため、バゲージクレームに着いたときには、すでにキャリーバッグはターンテーブルに残されていました。

しかし、一緒に預けたはずの小箱は、待てど暮らせどターンテーブルに現れません。空のターンテーブルを何度も確認したものの、見当たりませんでした。特別荷物扱いで別の出口に出てくるのかと思い、係の人に聞いてみましたが、「わからない」との返答。結局、どうすることもできず、途方に暮れてしまいました( ;  ; )


ロストバゲージ申請

幸いなことに、小箱の中身は買い直せるものだったため、ロストバゲージの申請をして空港を後にしようとしました。しかし、見渡してもタクシー手配の受付しかなく、ロストバゲージ対応のカウンターは見当たりません。代わりに、その隣には無人の申請用機械が置いてあるだけ。不安な気持ちの中、とりあえずこの機械を使うことにしました。

機械では英語を選択し、航空会社や便名、荷物の特徴、個人情報、そして荷物が見つかった際の送付先などを入力して、申請手続きを完了。すぐに登録したメールアドレスに、大韓航空への問い合わせが完了したとの通知が届きましたが、正直なところ「もう荷物は返ってこないだろうな」と感じていました。


行方不明になったままの荷物

機械では、荷物が見つかった場合、指定した住所に送るか、滞在先に送ってもらうかを選択できました。私は最初の滞在先に約5日間滞在する予定だったため、滞在先に送るように指定しました。しかし、滞在期間中に荷物が届けられることはなく、その後も荷物が見つかったという連絡はありませんでした。


荷物が見つかった日

荷物が見つかったのは、日本に戻った時でした。セントレア空港に到着し、飛行機を降りたところで、大韓航空の職員が私を探して待っていました。何事かと思いましたが、どうやらなくなったと思っていた荷物を保管してくれていたようで、無事に手元に戻ってくることになりました。


荷物の行方

どこで荷物がなくなったのかは、結局わからず仕舞いでしたが、職員の方に話を聞くと、その荷物は後でフランスのシャルル・ド・ゴールに到着し、その後私が入力した滞在先に私がチェックアウトした後に届いたそうです。しかし、私がいないためもう一度シャルル・ド・ゴール空港に数日間保管された後、もう一度日本に送り返され、そこからは私が帰国するまで預かってくれていたとのことでした。

本当に大韓航空の方と空港職員の方と、フランスの郵便に感謝しかありません。


ロストバゲージ対策

実際に遭ってみると、やはり努力だけで防げるものではないと痛感しましたが、可能性を下げるためにできることをご紹介したいと思います。


フライトの種類は直行便

  • 直行便よりも乗り継ぎ便の方が荷物がロストするリスクが高いとされています。


航空会社は大手

  • 大手の航空会社は通常、より高い精度で荷物を扱うため、ロストバゲージの確率は低いです。

以下は、世界でよく知られている大手航空会社の一部です。
【アジア】日本航空 (JAL) / 全日本空輸 (ANA) / キャセイパシフィック航空 / シンガポール航空 / 大韓航空
【北米】デルタ航空 / アメリカン航空 / ユナイテッド航空 / エア・カナダ
【ヨーロッパ】ルフトハンザドイツ航空 / ブリティッシュ・エアウェイズ / エールフランス / KLMオランダ航空
【中東】エミレーツ航空 / カタール航空 / エティハド航空
【その他】カンタス航空


乗り継ぎ時間は1時間以上

  • 1時間以上の乗り継ぎ時間があると、荷物を次の便に安全に積み替える時間が確保されやすく、ロストバゲージのリスクが軽減されます。私が選んだ乗り継ぎ時間はちょうど1時間ほどで、しかし遅延が重なったことで、実際の切り替え時間は10分以下に。私自身もキャリーバッグも奇跡的に次の便に間に合いましたが、小箱はこの瞬間失踪したのではないかと今では予想しています。


目印をつけておく

  • ロストバゲージを防ぐために、スーツケースや荷物に目印をつけておくことは効果的です。また、万が一ロストバゲージが発生しても、目印のおかげで手元に戻りやすくなるでしょう。実際、私が預けた小箱には、職員の方が目立つように「KOREAN AIR」と書かれたテープを何箇所にも貼ってくれたため、それが戻ってきた一因の一つになったと感じています。


タグの半券は必ず保管

  • ロストバゲージのリスクに備えるため、荷物タグの半券は必ず保管しておくことが重要です。この半券は、荷物が紛失した場合に追跡する際の唯一の証拠となります。航空会社は荷物タグに記載された番号をもとに、荷物の位置を確認しますので、受け取ったらすぐに手元に保管しておきましょう。


おわりに

まさか自分がロストバゲージに遭うとは思ってもいなかったが、振り返ってみると、反省すべき点もいくつかあります。例えば、乗り継ぎ時間の短さや、別送品の小箱を用意した点など。そのようなことにもっと注意を払い、今後はリスクをできる限り回避したいです( ;∀;)

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