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現状の外のゴール設定/コーチング

プロコーチになるためにMindset Coaching Schoolという、認知科学に基づいたコーチングを教えているスクールでコーチングを学んでいます。
この記事では、まずはコーチングの概念についてご説明いたします。
そしてコーチングで重要な「ゴール設定」とは何を行うのか、その詳細についてお伝えいたします。


■自己紹介

初めまして、白木俊輔と申します。 
幼稚園から高校生まで野球を続け、大学時代は日本一を目指すためにラクロスをしてきました!
新卒で三井住友銀行に就職し、静岡県にて、融資の提案やDX化など法人営業に従事していました。その後、人材ベンチャーにて、中途の転職支援を行いました。また、転職支援の経験からHRイネーブルメント事業の立ち上げを行いました。現在は10人程度のメンバーを持ちマネジメントを行っています。

■認知科学に基づくコーチングとは?

認知科学に基づくコーチングは、人間の思考と行動を理解する学問を元に、個人が自己の思考回路(脳とマインドの使い方)を理解し、改善することを目指すコーチング手法です。このアプローチは、クライアントが自分自身を変えるための具体的な手段を学び、ゴールを達成するための自己理解を深めることを目指します。

認知科学に基づくコーチングにおいて、重要な要素として「ゴール設定」があります。これは、クライアントが現在の状態を超えた、想像もつかないような未来を目指すことを奨励します。ゴール設定は、クライアントが自分自身の限界を超えて成長することを意味し、クライアントが自己のコンフォートゾーンから抜け出し、成長と変化を遂げるために不可欠です。
また、認知科学に基づくコーチングでは、「現状の外側」への挑戦も重要視されます。これは、クライアントが現在の自分の限界を超え、未知の挑戦に取り組むことを意味します。しかし、この「現状の外側」への挑戦は、クライアントとコーチの間で共有された前提として扱われ、クライアントがその覚悟を持っていることが前提です。

- ティーチングやカウンセリングとの違いは?

ティーチング(教育)は、知識やスキルを伝え、学習者が特定の情報を理解し、習得することを目的としています。

カウンセリングは、クライアントの感情的、心理的な問題や困難を解決するための支援を提供します。カウンセリングでは、クライアントの過去の経験や現在の感情的な課題に焦点を当て、クライアントが自己理解を深め、問題解決のための洞察を得ることを目指します。

認知科学コーチングにおけるゴール設定は、クライアントのコンフォートゾーンを未来(ゴール世界)にシフトさせることが重要です。これにより、ゴールに近づくための無意識の力が生まれ、日々の意思決定が自然と変わっていくためです。ゴール設定は、クライアントが心の底からやりたいこと(100% Want to)を基にし、現状を超えた目標を設定することが重要です。

■ゴール設定の条件とは?

1. 現状の外であること
2. Have toではなくWant toであること
3. ゴールは複数(バランスホイールすべて)用意すること

1. 現状の外であること

1つ目に、ゴール設定とは、「現状の外側であること」です。そもそも現状とは「今、現在」の状態だけではなく、「現在の状態が続けば十分に起こり得ると予想される未来」も含む概念です。

例えば、今現在勤めている会社で、部長になる社長になる、年収を800万円から1000万円にするというのは「現状」です。逆に隣の会社で社長になるというのは現状の外側になります。

本人にとって難しいと感じられたり、不安があったりするかもしれませんが、そのゴールを達成するための条件やプロセスはイメージできると思います。これらは「現状のゴール」「理想の現状」と呼ばれます。それに対して、「現状の外側のゴール」とは、達成条件やプロセスが全く見えないレベルであり、周りからは無謀だと言われたり、想像すると怖くなって挑戦するのを躊躇するようなゴールです。

2.Have toではなくWant toであること

 2つ目は「真の「Want to」(究極の本音)に基づいていること」です。これまでの人生の中で、誰になんと言われようと自分が貫き通してやってきたことが、あなたの本当にやりたい「want to」です。
自分にとって権威性がある人から止められてもやってしまうこと、気がついたら没頭して続けていることです。一方で、誰かに命じられたり、必要にかられてやってきたことは全て「have to」になります。
これらの違いを意識し、have toを排除して、want toのゴールを設定することで重要です。

3. ゴールは複数(バランスホイールすべて)用意すること

 3つ目は「オールライフにゴールを設定すること」です。 ゴール設定は仕事だけでなく、生活のあらゆる領域に関連します。仕事、趣味、人間関係、健康、ファイナンス、知性、家族、社会貢献など、人生の多くの側面でバランスを取ることが大切です。ゴールはこれらの領域をバランスよくカバーするように設定しましょう。


認知科学コーチングでは、「現状の外側」に挑戦することが重要視されます。これは、クライアントが現在の自分の限界を超え、未知の挑戦に取り組むことを意味します。このプロセスは、クライアントが自己のコンフォートゾーンから抜け出し、成長と変化を遂げるために不可欠ですしかし、この「現状の外側」への挑戦は、クライアントとコーチの間で共有された前提として扱われ、クライアントがその覚悟を持っていることが前提です。

認知科学に基づくコーチングは、クライアントが自己の思考と行動のパターンを理解し、改善することを通じて、自己実現を促進する手法です。ゴール設定、現状とその外側への挑戦、そして「Want to」に基づく行動は、このコーチングアプローチの核心をなす要素です。


■ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださりありがとうございます。
現在、コーチングのモニターセッションを募集しております。

もし、

・自分自身の人生をもっと良くできる、良くしたいとと考えている人
・現状に乾きを感じ未来に希望を持っている方
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