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やっぱり物は少ない方が良さそうだ

GW中、父の実家の片付けを1日だけ手伝った。
両親は連休中毎日通っていたのに対して、自分はたった1日でヘトヘトに疲れ果ててしまった。
病気だから仕方ないとはいえ、アラサーの自分よりアラカンの両親の方が余程体力があると思うと切ない。

両親が連日奮闘したおかげで、父の実家は現在は見違えるほど片付いている。まだ道半ばではあるけれど、2人はよくやっていると思う。

父の実家は、生前の祖母が溜め込んだのであろう物で溢れかえっていた。
祖父母2人暮らしにはどう考えても多すぎる衣服や食器、収納家具、雑貨…。
戦争を経験した世代だから、物を溜め込んでしまう気持ちは何となく理解できる。決して咎めたいわけじゃない。

ただ、自分の身の回りの物はなるべく少なくしておこうと改めて思った。

2年ほど前、大がかりな部屋の片付けをして、持ち物をだいぶ減らした。
現在も一応、片付いた部屋を維持している。

断捨離をした人やミニマリストになった人の体験談でよく語られる「物を減らしたことによるメリット」は、自分も経験した。

具体的には、掃除がしやすくなったとか、よく考えて買い物をするようになった結果貯金が増えたとか、物のメンテナンスに時間を取られなくなったとか。

個人的には、「自分にとっての物の適量」が把握できたことが大きかった。

これくらいの物があればとりあえずやっていけるんだなとわかって、少し安心した。

適量まで物を減らしたおかげで、病気の身でも無理なく掃除ができたり、所持品を手入れするなどして、身の回りを整えておけることも嬉しい。

自分の将来を考えると、慎ましくも少ない持ち物でそこそこ幸せに暮らすという習慣を、今のうちから身に付けておくことは理に適っているんじゃないかと思う。

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