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キプロス旅行後に太陽ロス

ごきげんよう!毎月1回旅行する!が今年の目標の、こずーんです。
1月ドバイ🇦🇪、2月ベネチア🇮🇹 、3月ウェールズ🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿、4月ギリシャ🇬🇷、5月モロッコ🇲🇦、6月ブルガリア🇧🇬へ。(過去旅はこちら

6月はすでにツキイチ旅行済だけど、出張でキプロス🇨🇾へ。

キプロスに来たのは9ヶ月ぶり2度目。どちらも出張。
前回(2023年9月)は、オフィシャル日程の後に後泊して2日半ほど観光。
今回(2024年6月)は、最終日(移動日)の飛行機を夜便にして1日観光。

せっかくなので両方あわせて、キプロスで行ってきた場所の感想を写真と共にずらずらと書き残そうかな。
あんまり旅の参考にならない、わたしの思い出を残しておくだけのnote。

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今回も前回も滞在先はLimassol(リマソール)という、首都ではないけど栄えてる街。

レメソスってのがLimassol。
キプロスには2つ空港があって、わたしは2回ともラルナカ空港発着。


海沿いにある街で、リゾートホテルもいっぱいあるみたい。
街の中心付近にはヤシの木が並ぶプロムナードが伸びていて、ローカルが走っていたり、犬の散歩してたり(だいぶ暑かったのに)。

海ー。小さなビーチもぽつぽつあったり。
フィルター通さずとも海の透明度高い!
オールドポートエリアには船がたっくさん停まってる。


街の中心は、「本当にここが1番栄えているのか…!?」と不安になる程地味。(ロンドンから来ているから落差がひどい)

これがZARAとかH&Mが並ぶハイストリート。華やかさゼロ。
こっちはオールドシティっぽいエリア。古い建物が雰囲気あるけど、砂っぽくて廃墟っぽさもある。
いい感じに切り取ろうとしてもわたしの腕じゃこれが限界。
ウォールアートもありつつ、落書きもたっぷり。
キプロス側の宗教はギリシャ正教とのことで、教会もイコンが飾られてる。


リマソルの街並みはマルタにそっくり。
海が綺麗なところも、建物がおしゃれさを感じられないボロさがあるところも、ハイストリートがいまひとつなところも。総じて言うと田舎。

工事現場も多いところも同じ。いたるところにクレーンが。
でもリマソルの方が特徴のあるビルが多い気がする。

ホテルの前にあったthe ovalという、名の通りまぁるいビル。


猫が多いのも共通しているけど、リマソルの方が断然多い!

猫が増えすぎて社会問題になってるくらいなんだって。生まれたての子猫も結構たくさん見かけた。
5月に行ったモロッコの方が猫が人馴れしてた気がする。


遺跡が多いのもマルタとキプロスの似ているところかなと。
パフォスって街はギリシャ神話のアフロディーテ(美の女神)生誕の地とされる場所も。

パフォスにも行ってみたかったけど、リマソールに宿があったので近場の
Kourion Archaeological Site(クリオン遺跡)
に行ってきたよーぃ!
リマソールの中心からタクシーで20分ほどで到着。

地中海を背景にした古代遺跡。全然詳しくないけどなんだかかっこいい!
ここの円形劇場はオリジナルではなくて再建されたものらしいけど、海を望める劇場って素敵。

広い敷地に何ヶ所が見所スポットがあって歩いて巡るんだけど、日陰になる場所がほとんどなくて暑くてへとへと。
夏に行く際にはご注意あれ。


以上、リマソール観光の感想でした◎
田舎だ地味だと悪口言いましたが、おしゃれなカフェやどでかいショッピングモールもあるのも知ってる。
そもそも海や遺跡を楽しみにしていく国だと思うのでね。
わたしは都会が好きだし、マルタに2年住んでたこともあって新鮮さを感じられなかったってだけで。

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キプロスの首都はニコシアという場所。
キプロスは紛争緩衝地帯があって、このニコシアは街の中でキプロスと北キプロス・トルコ共和国に分断されているという世界的にも珍しい街。

地図の点線が緩衝地帯。7箇所行き来できるゲートがあって、徒歩で行けるのは2箇所。
緩衝地帯にはもちろん入れないし、写真も撮っちゃダメ。


わたしはリマソールからバスでニコシアへ。

砂っぽい風景が広がるぅぅ。


ニコシアには日本大使館もあって、バスの中から見ている限りだとリマソールよりビジネス街っぽい雰囲気?海がないからかな。
かわいいカフェやレストランもいくつかあるんだとか。

バス停の近くには新そうな広場が広がってた。


キプロス側の国境近くはスタバやマックもある。レドラ通りっていうのがメインストリートみたい。

土曜日だったけど全然混んでなかったー。
メインストリートから脇道に入ると古めのお店も。
地図で見るとオールドタウンってなってたけどあんまりピンと来なかったな。


さて、国境を越えてみましょう。
メインストリートの奥に突然出てくるプレハブ小屋みたいな検問所。

パスポート見せて50mほど歩くと北キプロスに到着。


北キプロス側に入ってすぐのところは、同じような商店街っぽい感じ。

キプロスでの通貨はユーロ、こっち側ではトルコリラ。
(わたしが入った国境近くにあるカフェではどっちも使えた)

↑こんな感じでお店が並んでいるエリアもありつつ、すぐ近くには住宅エリア。

この写真はまだ綺麗な方で、もっと町工場みたいなちょっと汚くて、日本人感覚で言うと治安が悪そうな場所も。

緩衝地帯が真横にある生活ってのもなんだか不思議。

今は紛争も落ち着いて治安も安定しているらしいけど、この看板見たらちょっとピリッとしてしまった。


とはいえ、一応?観光地もあるってことで行ってきました。

◾️Büyük Han(ビュユック・ハン)
昔はキャラバンのための取引所や宿泊所だった場所で、今はレストランやお土産屋が並ぶ観光スポット。

中庭をぐるっと取り囲むアラビアっぽい建築。


◾️Belediye Pazarı (マーケット)
食料品もお土産も売ってるようなアーケードの市場。

ローカルらしき人たちが買い物してたけど、全然人いなくて活気のない市場だった。わたしが行ったタイミングが悪かったのか、いつもこうなのかは謎。


Selimiye Camii(セリミエ・モスク)っていう、教会として作られたけど今はモスクとして利用されているというおもしろ建築も。
写真撮ったと思ったのに見つけられなかったぁぁぁ。

他に撮った写真を数枚ぺたり。

いかにも観光地ーって感じのエリアもあるんだけどほんの一部って感じ。
このあたりは先ほど出てきた町工場みたいなエリアより全然落ち着いた感じの居住エリア。
道の両脇に衣料品がずらっと並ぶ感じがなんか中東っぽい。
いい雰囲気の本屋さん兼カフェ。


そんなこんななニコシア観光でした◎
北キプロス側も、キプロス側もほんの一部しか回れなかったけど「パスポート見せて国境&緩衝地帯を跨いだ」っていう経験ができたことに満足。


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今年の出張は延泊せずに、最終日だけちょっと観光することに。
滞在してたリマソールからラルナカ空港に行って、荷物を預けてから、バスで向かうはAyia Napa(アヤナパ)。

アヤナパも海沿いの街で、素敵なビーチとリゾートホテルがずらり。
リマソールよりも海がメイン!って感じ。ファミリー旅行だとこっちを選ぶんじゃないかなぁと。
一部にクラブ街もあって若者が騒ぐパーティータウンな一面も。


わたしはTHE観光船に乗ってアヤナパの海を満喫することに。

Get your guideで見つけた4時間クルーズに申し込み。(↑写真は引用したもの)
船の名前は「アフロディーテ号2」。(1は引退したのかなぁ)

いくつかの崖や名所を巡りながら、2回船を止めて遊泳タイム。
昼ごはんがついて33ポンド(約6000円)。

アジア人で参加してたのはわたしだけ。ひとりで参加してたのもわたしだけ。ぽつーん。

船長のおっちゃんがマイクでそれぞれのスポットの説明をしながら進んでゆく。
わたしは座ってた場所が悪くてスピーカーの音が割れてた&英語力の問題でほぼ聞き取れず。ごめんにょ。

たぶんBridge of Loveと呼ばれる場所。
海が綺麗で癒されるぅぅぅー!
飛び込みスポット。ちょうど飛び込む人がいて船のみんなで見守ってた。
無事に飛び込めたらみんなで拍手してヒューヒューする感じは海外っぽいよねぇ。
泳ぎタイム。海から船を見るとこんな感じ。
ライフジャケットとシュノーケルを無料で貸してくれる。
海の中。魚はいるけどカラフルじゃなくてつまんない。(マルタも同じ)
ウミガメと一緒に泳げる時もあるみたいだけど今回は船が走ってる時にちょっと遠目に「あ!いた!」くらいでした。残念。
船内に貼ってあった航路。緩衝地帯(グリーンライン)は越えられないので、そこまで行って引き返すコース。


ひとりで参加したけどちゃんと泳いできたー!(荷物管理ちょっとドキドキしたけど)
マルタに2年住んでたけど海で泳いだのは2回。こういう観光ボートたくさんあったけどもちろん乗ってない。
でもロンドン生活挟んだら乗ってみようって気になったんだから、あの街の太陽が足りない負の力すごい。

ちなみに6月下旬で気温は27度くらい。日差しが強いし、暑いし、わたしには十分。
夏ど真ん中のキプロスはわたしには耐えられないでしょう。


約4時間のクルーズが終わって、出発地点に戻って解散。
帰りのバスまで時間があったのでアヤナパの街の中心をちょっとだけ散歩することに。

乗った船が停泊してたアヤナパハーバー。海に行くまでの道にはレストランとお土産屋さんがずらっと。
シティーセンターとハーバーの間の道。レストラン、ホテル、お土産屋さんがぎっしり立ち並ぶ。
アヤナパ修道院。中には入れなかったのでチラッと見えたところをパチリ。
修道院のすぐ隣はクラブ街。
わたしは日中にしか滞在しなかったので夜ここがどうなるのかは知らない。


以上、数時間だけ(しかもほとんどが海の上)遊びに行ったアヤナパでした。
アヤナパではネコに全然会えなくって寂しかったぁ。


ビーチリゾートではあるんだけど、どこか寂れた感というか、ひと昔に開発された街って感じ。
うまく表現できないんだけど、こういう場所って日本だけじゃないんだなぁと、お土産屋さんにあった埃かぶってる貝殻の置物を見てしんみりと感じましたとさ。


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【その他の旅の思い出】
・キプロスのごはんはトルコ、ギリシャ、地中海料理がいい感じに混ざり合っってるそうな。

くるみの皮ごと蜜漬けにしたやつ食べたー!

・キプロスにはFXやオンラインカジノの会社が多いようで、空港や高速道路の看板にも広告を発見。ロシアの怪しいお金も流れてきてるらしいよ。(雑)

・トイレットペーパーが流せない場所が多いんだけど、行動が染み付いてるからついうっかり便器に紙を落としちゃうよね。

・マルタのビールはCISK(画像左)、キプロスのビールはKEO(画像右)で、これも似てるのかよ!ってなった。

黄色地に赤文字!

・そしてこれまたマルタと同じく、キプロスもイギリス統治時代があるので車道は左側通行。プラグもUK。

・もし住むなら絶対に車が必要だなぁと。バスはあるけど電車はなくて、車社会すぎる…!朝夕の渋滞結構すごかったからストレスだろうなぁ。
ま、住まないと思うんですけどね。


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以上、こずーんのキプロス旅の思い出でした。

「でっかいマルタ」っていう評価を散々聞いてたので、出張じゃなければ行ってなかった国ではある。(私はマルタが好きじゃない笑)
そして本当に「でっかいマルタ」だった笑。

でもイギリスに暮らしていると太陽を探し求めてしまうので、マルタとかキプロスとかの海が綺麗でサンシャインたくさん浴びられる場所が人気の旅先になるのも大大大納得。
今年のイギリスの夏は結構天気よかったから今のところ日光は足りてるけど、冬のことを思うと浴び貯めだぁっ!

日焼けはしたくないけど、日光はほしい!太陽ったらもう。
そんなわけで最後はこの曲で締めたいと思います。
ORANGE RANGE/  イケナイ太陽


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