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SDGS目標⑧ 「働きがいも経済成長も」

こんばんは〜
もう月曜日って早いねえ🥲
大学が全くないので曜日感覚が全くなくて
このノートを書くことで1週間の始まりを認識してる✏️

さて、皆様は自分のお仕事に
働きがいだったりを感じられているでしょうか??
今回のトピックは

SDGS目標⑧「働きがいも経済成長も」

です!

ちなみにこの目標、正式な内容は
「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する」
になります。
人間らしい雇用ってなんだろう??
そんな事を踏まえながらまず現状を見ていきましょう!

2007年に起こったリーマンショック以降、今も不安定な経済状況が続いています。
当時より改善はしているものの、失業者や雇用環境が整っていない状況の人も多くいます。
問題は大きく分けて4つ。
・失業者数
・若者の雇用環境
・雇用や労働環境におけるジェンダー格差
・強制労働や児童労働

はじめに失業者数から!
2000年には世界の失業率が6.4%に昇り、
その後2017年には5.5%と改善されてはいるものの
あくまで失業率の増加を抑えられているにすぎず、
15〜24歳の若者の失業者数は全体の35%を占めており、将来的な経済発展を妨げる結果となっています。

そしてそんな若者の雇用環境についてですが、
非正規雇用で雇われている人が多く、世界の労働者のうち61%にも昇ると言われています!
良質な環境を年長者が占めているのに反比例してその良質な労働環境を獲得するのが不利な状況にあるのです。

さらに労働環境についてはジェンダー格差がまだまだ残っています。
2017年の段階で世界の労働参加率において男性が76%なのに対し、女性は49%と大きな格差が見られ、
失業率も男性が5.5%に対し女性は6.6%と、参加率ほど大きくはないものの、やはり女性の方が高い結果となっています。
原因としては配偶者やパートナーが女性の労働を望まないこと、宗教的差別的規範や育児や介護サービス不足があげられます。

そして最後に強制労働や児童労働について。
脅迫や支配等の理由により2016年には2,490万人が強制労働の被害に遭っているとの報告があります。さらに5〜17歳の子どもの10人に1人が児童労働に従事しており、うち半数は危険性の高い仕事をさせられていたと推計されています。

このような労働環境は結果として世界の経済成長の妨げになっており、将来的に見ても早急な改善が必要です。

そのためのSDGSのターゲットは以下になります!

8.1
各国の状況に応じて、一人当たり経済成長率を持続させる。特に後発開発途上国は少なくとも年率7%の成長率を保つ。
8.2
高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。
8.3
生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて中小零細企業の設立や成長を奨励する。
8.4
2030年までに、世界の消費と生産における資源効率を漸進的に改善させ、先進国主導の下、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組みに従い、経済成長と環境悪化の分断を図る。
8.5
2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、ならびに同一労働同一賃金を達成する。
8.6
2020年までに、就労、就学及び職業訓練のいずれも行っていない若者の割合を大幅に減らす。
8.7
強制労働を根絶し、現代の奴隷制、人身売買を終らせるための緊急かつ効果的な措置の実施、最悪な形態の児童労働の禁止及び撲滅を確保する。2025年までに児童兵士の募集と使用を含むあらゆる形態の児童労働を撲滅する。
8.8
移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇用状態にある労働者など、すべての労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境を促進する。
8.9
2030年までに、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する。
8.10
国内の金融機関の能力を強化し、すべての人々の銀行取引、保険及び金融サービスへのアクセスを促進・拡大する。
8.a
後発開発途上国への貿易関連技術支援のための拡大統合フレームワーク(EIF)などを通じた支援を含む、開発途上国、特に後発開発途上国に対する貿易のための援助を拡大する。
8.b
2020年までに、若年雇用のための世界的戦略及び国際労働機関(ILO)の仕事に関する世界協定の実施を展開・運用化する。

この様に、現在と将来を具体的に見据えた目標が掲げられています。

では私たちに何ができるのか、取り組みをチェックしていきましょう!
このトピック、なかなか個人で取り組むのは難しいですが勿論全く何もなしというわけではありません。
その一つが、

フェアトレード商品を選んで購入する

ということです!
フェアトレード商品とは
上記の現状の様な劣悪な環境ではなく、健全な労働環境の中で作られた商品です。
フェアトレードラベルが貼られた商品を選ぶ事で、不正な方法で利益を得ている業者を少しずつ是正していく一歩になります。
こちらのサイトではフェアトレード商品にどの様なものがあるのか、またどの様な取り組みが行われているかについて詳しく紹介されています。
是非チェックしてみてください!⏬

https://www.fairtrade-jp.org

また、労働基準法や労働に関し私たちを守ってくれるルールやシステムについてしっかりと学び、自分の働く場がそれに背いていると感じたら勇気を出してきちんと声を上げる事も重要です。
例えば、現在男性の育休取得について問題になることが多いですが改正された育休法では育休取得対象の男性に対し制度についての説明と取得の希望を個別に確認する事が義務づけられているなど私達が正当な発言をした事で不都合が起こらない様に助けてくれる制度も沢山あります。
だからこそ、自分の働く会社や日本の労働システムについてきちんとした知識を持ち、それに伴った働き方をして行く事が大切なのです。

コロナで働き方が変わった人も多い今、もう一度見つめ直す良い機会なのではないでしょうか??
私が社会人になるまであと一年…
一年後の労働環境はどうなっているのやら…🤫

では今回はこの辺で!
次回は

SDGs目標⑨「産業と技術革新の基盤をつくろう」

是非読みにきてね〜!

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