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SDGs目標②「飢餓をゼロに」

今週もnote更新の日がやって参りました🙋‍♀️🙋‍♀️
毎週日曜日に更新してます!
1週間早くて毎回更新のたびにアセアセしてる気がする…😇
でも更新後に「私もやってみます!」等々コメントを頂けたりしてとっても嬉しい🥺❤️
ありがとうございます!

というわけで今回は17目標のうちの2番目!

目標②「飢餓をゼロに」

でははじめに、現在の状況から見ていきます!

2019年度のデータではありますが、6億8780万人の人が飢餓状態にあります。
世界の約26%もの人が食べ物を満足に得られない、栄養不良の状態にあるのです。
この栄養不良が成長や健康に多く悪影響を及ぼしています。主な悪影響は2つ。

①発育障害…慢性的な栄養不良によりその年齢に相応
      しい身長まで成長できない

5歳未満児の割合では現在世界に21.3%、1億4400万人の子ども達が発育障害に苦しんでいます。

②消耗性疾患…十分なカロリーが取れておらず、差し迫
       った死の危険に直面している状態

このような状況の5歳未満児は6.9%、4700万人も存在するのです。

このような飢餓人口は現在増加傾向にあり、SDGsの期限である2030年の飢餓人口は8億4140万人にのぼると予想されており達成の困難さが問題視されています。

ただびっくりなことに、
農林水産省のレポート(FAO Food Outlook, October 2015)では世界の年間穀物生産量公表値は25.34億トン、一人当たり年間333kg食べられる量を生産していると発表されていますが、実際に私達が健康的に生きる為に必要な量は165kg。
つまり必要な量の約2倍も生産しているにも関わらず、飢餓人口は増え続けているのです。
本来ならば飢餓に苦しむ人が出ないはずなのになぜ!!!!!!

原因としてまず挙げられるのが、災害・紛争・貧困です。
食糧不足に苦しむ人の8割以上が自然災害が発生しやすい環境に住んでいます。そこで暮らす人々の多くが農業で生計を立てていますが、干ばつや洪水などの自然災害によって農作物を育てられず食糧難となってしまうのです。
そして、前回も取り上げた紛争。
前回説明した通りですが、紛争により農地を捨てて難民キャンプへ避難する人が多いのですが、もちろんそこに十分な食料や水があるはずがありません。
また、キャンプを出て新たに生活を始めようとしても紛争によって荒れた土地でもう一度農作物を作り生計を安定させるのはかなり困難です。
そして上記2つの原因からさらに深刻になる貧困によって食料を買うことすらままならず、飢餓と貧困は連鎖してしまうのです。

そして、飢餓のもう一つの原因として挙げられるのが私達も生み出している、「食料ロス」です。
これは本来食べられる食品であるにも関わらず、捨てられている食品のことです。
日本では年間2842万トンの食品を捨てていて、そのうち本来食べられる食品は646万トンにも及んでいます。
そしてこの646万トンという数字は世界の食品援助量320万トンの2倍!もったいなさすぎる!!



これらを踏まえてここからはまず、解決のために設定されたSDGsでのターゲットを紹介します。

2-1
2030年までに飢えをなくし、貧しい人も、幼い子どもも、だれもが一年中安全で栄養のある食料を、十分に手に入れられるようにする。
2-2
世界の国々が約束した、2025年までに栄養が取れない、または栄養のバランスが良くない事によって、成長が妨げられる5歳未満の子どもを減らす目標を達成する事などして、2030年までにいろいろな形の栄養不良をなくす。妊娠していたり、赤ちゃんがいるお母さん、お年寄りの栄養について、よりよい取り組みを行う。
2-3
2030年までに、小規模の食糧生産者(特に女性、先住民、家庭農家、牧畜や漁業をしている人々)の生産性と収入を倍にする。そのために、土地や資源、知識を得たり、金融サービスを使ったり、食料を売ったり、農業以外の仕事に就いたりするチャンスを平等に得られるようにする。
2-4
2030年までに、食料の生産性と生産量を増やし、同時に、生態系を守り、気候変動や干ばつ、洪水などの災害にも強く、土壌を豊かにしていくような、持続可能な食糧生産の仕組みを作り、何か起きてもすぐ回復できるような農業を行う。
2-5
2020年までに、作物の様子、栽培される植物、家畜の遺伝的な多様性を守る。そして、作物や家畜の利用に関して、人類がこれまでに生み出してきた知識や、そこから得られる利益を、国際的な話し合いのもと、公正に使い、分配できるようにする。
2-a
開発途上国、特に最も開発が遅れている国での農業の生産量を増やすために、国際協力などを通じて、農業に必要な施設や研究、知識の普及、技術開発や、遺伝子の保存(ジーン・バンク)に資金を出す
2-b
国際的な約束に従って、世界の農産物の貿易で、制限をなくしたり、偏った取引をなくしたりする

上記がSDGsにおける目標達成のためのターゲットです。国際的な資源の分配や公正な取引がポイントになってくるみたい!

ではここから、私達に今日からできる取り組みを紹介します!
一つ目は、食材を無駄なく使う!簡単!
賞味期限や消費期限が切れる前に食べ切る、食べ切れる量しか買わないなど、食材を無駄にしないために出来ることは沢山あります。
そして二つ目、食べ残しをしない!
例えば、残った肉じゃがはカレーに作り替えて食べるなど、捨てずに作り替えて食べられる料理も多いです。また、外食の際にも自分が食べ切れる量を考えて注文する事で食品の廃棄量を抑える事ができます!


さらに三つ目はTABLE FOR TWO(TFT)!
TFTに参加している企業の食堂やレストランで食事をすると、メニュー代金から20円が途上国の子どもの給食1食分に変わります!すごい!
TFTのメニューは健康に優しい低カロリー。
だから途上国の人を救うだけでなく利用者自身の健康にも繋がるのです!
このTFTの取り組みは、2007年に日本で始まり、今では世界14カ国に広まっています。
ヒトサラというレストラン予約サイトでは、ここからお店を予約する事で1予約につき20円が寄付金となるので、
是非お店を予約する際はヒトサラを利用してみてね!⏬

https://hitosara.com/info/table-for-two/


今回はここまで!
前回に引き続き、今回の記事にも他にもこんな取り込みできるよ!とかあれば是非各SNSでコメントください🙋‍♀️拡散もお願いします💕💕

次回は!
SDGs目標③「すべての人に健康と福祉を」

またスキ待ってます😘

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