SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」

先週から今週にかけてぐんぐん暑くなってない!?
梅雨明けたと思ったら本当に危険な暑さ😰😰
毎日海日和🏖
今回はそんな海に関するトピックです🌞

SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」

私は横浜生まれ横浜育ちなのですが、
つくづく横浜の海を見て思うんです。

きったないな〜!!

って。
みなとみらいの街並みはあんなにお洒落なのに、
一緒に見える海にはゴミがよく浮いてます。

この私にとっても身近な海洋汚染、これこそが
今かなり深刻な状況になっています。
世界中で毎年約800万トンのプラスチックゴミが海洋に
流れ出ているという試算もある上、
プラスチックごみが劣化などで5mm以下になったマイクロプラスチックがなんと南極や北極でも確認されています。

海のプラスチック量は
2050年までに魚の量を上回る

という衝撃の予測が出ているほどです。

さらに、海洋温暖化
温室効果ガスにより海洋の温度が上昇し海の生態系に
大きな影響を及ぼしています。
本来日本の海にはいないはずの生物が発見されたり、
逆に本来いるはずの生物がいなくなってしまったりという
状況がかなり増えてきています。
海洋温暖化は水中に溶ける酸素量を減少させるため
海洋の酸素欠乏を起こして海中の生物が窒息死していったり、海が熱と共に二酸化炭素を吸収することで海の酸性度を高めサンゴや甲殻類の成長にも被害を及ぼしているのです。

これらの海洋環境の悪化により、
汚した私達人間にも
・安全な船舶の確保
・観光や漁業の衰退
・沿岸地域に暮らす人々の環境悪化

というような被害が回り回って返ってきています。

この状況を食い止めるために掲げられたターゲットはこちら⬇️

14.1
2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。
14.2
2020年までに、海洋及び沿岸の生態系に関する重大な悪影響を回避するため、強靱性(レジリエンス)の強化などによる持続的な管理と保護を行い、健全で生産的な海洋を実現するため、海洋及び沿岸の生態系の回復のための取組を行う。
14.3
あらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響を最小限化し対処する。
14.4
水産資源を、実現可能な最短期間で少なくとも各資源の生物学的特性によって定められる最大持続生産量のレベルまで回復させるため、2020年までに、漁獲を効果的に規制し、過剰漁業や違法・無報告・無規制(IUU)漁業及び破壊的な漁業慣行を終了し、科学的な管理計画を実施する。
14.5
2020年までに、国内法及び国際法に則り、最大限入手可能な科学情報に基づいて、少なくとも沿岸域及び海域の10パーセントを保全する。
14.6
開発途上国及び後発開発途上国に対する適切かつ効果的な、特別かつ異なる待遇が、世界貿易機関(WTO)漁業補助金交渉の不可分の要素であるべきことを認識した上で、2020年までに、過剰漁獲能力や過剰漁獲につながる漁業補助金を禁止し、違法・無報告・無規制(IUU)漁業につながる補助金を撤廃し、同様の新たな補助金の導入を抑制する。
現在進行中の世界貿易機関(WTO)交渉およびWTOドーハ開発アジェンダ、ならびに香港閣僚宣言のマンデートを考慮。
14.7
2030年までに、漁業、水産養殖及び観光の持続可能な管理などを通じ、小島嶼開発途上国及び後発開発途上国の海洋資源の持続的な利用による経済的便益を増大させる。
14.a
海洋の健全性の改善と、開発途上国、特に小島嶼開発途上国および後発開発途上国の開発における海洋生物多様性の寄与向上のために、海洋技術の移転に関するユネスコ政府間海洋学委員会の基準・ガイドラインを勘案しつつ、科学的知識の増進、研究能力の向上、及び海洋技術の移転を行う。
14.b
小規模・沿岸零細漁業者に対し、海洋資源及び市場へのアクセスを提供する。
14.c
「我々の求める未来」のパラ158において想起されるとおり、海洋及び海洋資源の保全及び持続可能な利用のための法的枠組みを規定する海洋法に関する国際連合条約(UNCLOS)に反映されている国際法を実施することにより、海洋及び海洋資源の保全及び持続可能な利用を強化する。

このターゲットに出ている「我々の求める未来」とは
2012年6月に開催された「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)で《地球の限界》が明確にされた上で環境保全と経済成長の両立を目指す「グリーン経済」が行われている未来のことです🤔

さて!
ではここまできてしまった私達一人一人にできることは何か!

まず大切なのが、

とにかくポイ捨てをしない事

当たり前だよと思う方が1人でも多くいる事を祈りますが
これが出来ない人が現状1人でもいることが海洋汚染の原因の1つです。
また、海に遊びに行った際は是非一つでもいいので
ゴミが落ちていたら拾ってみてください。
ゴミを拾う中で綺麗な貝殻や流木、シーグラスなどを見つけ
ビーチコーミングも一緒に楽しめるかもしれません!

砂浜を綺麗にするイベントなどに参加するのも勿論素敵ですが、普段の遊びの中で少し意識して動いてみるだけでも
それが大きな改善に繋がります🌊


また、

MSCの海のエコラベルが
ついた製品を購入する

こちらも私たちにできる大切な取り組みです。
MSCの「海のエコラベル」とは

MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)
の厳格な規定に適合した漁業で獲られた持続可能な水産物にのみ認められた証



のことです🙋‍♀️
このラベルのついた製品を購入することで、
乱獲や生態系の破壊を防ぐことにつながります。
もっと知りたい!という方は是非下のリンクから
海のエコラベルについて読んでみてください!⬇️

https://www.msc.org/jp/what-we-are-doing/thisiswildJP

日本の海汚いから入りたくない〜😗という声を
よく耳にするけど、
そんな言葉を聞かなくなるくらいみんなでコツコツ取り組めたらいいよね!

では今回はここまで🙋‍♀️🌊
次回!

SDGs目標15「陸の豊かさを守ろう」

海の次は陸!😨
是非チェックしてね!


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