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試験は答えられなかった事が大切

 小中学生への学習支援で得た知見を基に

色々書き始めて172回目になりました。

 また、2021年03月15日から

毎週連続投稿を始めて169回目です。


 私が、お手伝いしている学習支援の区域では
ほぼ中学校の定期試験が終了し、
少しづつ答案返却が始まりました。

 そうなると、何点取れたかとか
成績が下がったとかで、大騒ぎが始まります。

 小学校でも、テストの後はほぼ同じ。
 でも、ちょっと待って!

 学校内でのテストって、
それまでの学習をどのくらい覚えられたか
知識が育ったかを試しているんです。

 ならば、大切なのは答えられた問題ではなくて、
答えられなかった部分。
 というのは、
答えが見つからなかったというのは、
自分の中で問題をこなせなかった!
言い換えれば、知識として理解できていなかった。
 そういうことです。

 なので、テスト結果がわかったら、
必ず解き直しをしましょう。
 そうして、「わからなかった」を
「わかった!」に変えておきましょう。
 
 学習は、毎日の重ね合わせで
知識を得られるように組み立てられています。
 一つでもわからない点があると、
学習が進んだ時に、つまづきがおきます。
 学習のつまづきは、
最初の原因を取り除くことが大切。

 だから、解き直しと、復習をしましょう。

保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ 
 「学習の躓き」は、
「え”っ!」って思うような点から始まります。
それを見つけるには、テストの結果が重要です。

 学習の方法論や、実際の学習方法について
身をもって体験している皆さんなら
生徒の窮地に手を差し伸べられます。

 一番生徒に近い存在で、関係性が成立している皆さんは、
生徒の嗜好や、どんなことに興味を持ちやすいかとか、
具体的な手段を見つけやすい立場にいます。

 良い相談相手として、また善き話し相手として
身近にいてくださることを願っております。

22.JUN.2024.ARAI 

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