自由研究ってなんだ?
昨年01月26日から
小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて74回目です。
さてっと 夏休もあと一週間。
宿題は済んだかな?
たいてい残ってるのは 絵日記と自由研究。
絵日記は 毎日の生活のなかで
気になったことを中心に書き加えてゆけば仕上がりますね。
そこで 自由研究ってなんだ?という話です。
自由研究は 身近な疑問を自分で見つけ
自分で答えを探す宿題です。
だから 何を取り上げるかは 何でもいいんです。
例えば
水道をポタポタさせると 一晩でどのくらい貯まるかとか。
家の前の道路は 一時間でどっちへどのくらい自動車が通るかとか。
日時計を作り 影の向きと大きさを記録し どう変わるのか確かめるとか。
自分と同じ大きさの人形を作り 自分の大きさを確認するとか。
爪は一週間で どのくらい伸びるかを測るとか。
おんなじ体積だと 土と砂と水とお湯は どれが重いか比べるとか。
シャープペンシルの芯1センチではどの位の長さの線が書けるか試すとか。
12色の絵の具は 本当に12色しか表現できないか考えて試すとか。
どうやったら 色鉛筆の色をきれいに混ぜることができるか考えるとか。
そういえば
ちょっと前に 蚊に刺されやすい人の研究が
話題になった事がありましたね。
確か 妹は刺されやすいので その理由を探して
特定の匂いに反応するらしいことを見つけていました。
また 最近話題になったのは
自分の家から歩いて行ける範囲に
どのくらいAEDがあるかを調べた小学生がいましたね。
実際に倒れた人がいて 役に立って表彰されてました。
どんな疑問でも
気になったことを追いかけられる!
そして 答えを見つける!
それが自由研究のおもしろさです。
という事で まず疑問を探しましょう!
保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ
自由研究は 唯一生徒たちの自主性を試せる宿題です。
どんなつまらない事でも
疑問を持つ事の大切さを
しっかり受け止めてあげてください。
24.APR.2022.ARAI