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『99% 離婚 モラハラ夫は変わるのか』をモラハラ夫に読ませてみた!

1月にこの本を購入して、早5か月。

これを夫に読ませたらどうなるか……

反応が読めなくて怖かった。


ううん。

もっと怖い反応は『無反応』

これを読ませても、
何も感じないんじゃないかと怖かった。



ついに決心して

『99%離婚 モラハラ夫は変わるのか』

を、当のモラハラ夫に渡して
読んでもらいました!


今日はその結果の報告です。


【はじめに】モラハラ×自覚


モラハラって自覚しにくいんです。


ほら、自分でも嫌なクセなど自覚があれば

「なおそう!」

って、思えるけど、気が付かなければ
そんなこと頭に浮かばないでしょう?



ところで『死役所』という漫画を
ご存知でしょうか。

日本人が死んだら『死役所』という役所に行って、
成仏のための書類を書く……という内容の漫画です。


人の最後『死』から、様々な生き方が見えてきます。

その『死役所』の第162話に『幸せな男』
というお話があります。


……これ、ネタバレになるのかな?

もしここで言う『自覚』がわかりにくかったら、
読んでみてください。

↓ ↓ ↓

[第162話]『死役所』 LINEマンガ


モラハラという言葉こそ出てきませんが、
モラハラ夫がどういう思考回路なのか?

なぜ自覚がないと
性格をなおせないのか?


その一端がわかると思います。


【きっかけ】モラハラ夫は追い込むのが得意


なぜリスクをおかしてまで

『99%離婚 モラハラ夫は変わるのか』

を当のモラハラ夫に読ませたか、
と言うと……


娘が追い込まれてしまったから。


「パパに会いたくない」

「死にたい」


そう言って、泣き叫ぶんです。

それを聞いて
めちゃくちゃ悲しくなりました。


ただ困ったことに(?)

”ずっとひどいパパ”

ではないんです。


これ、DVではよく聞く話ですよね。

「優しい時もあるんです!」


まさしくそれで、

怒りすぎる

反省(?)

数時間は優しくなる

結局、気に入らないところで怒りだす

のループ。


モラハラ夫のその時の感情だけで怒られる娘は、
毎回泣くまで追い込まれます。

いや泣いても、許されないかな。

「泣いてなんになるんだよ!」

そういった言葉でさらに追い込まれるんです。


なんとかしないと。

この本を読ませようか……

でも無反応だったり……

怒りだしたら怖いし……


長年のモラハラ生活のおかげで、
夫が冷静に話を聞く……など、
期待できない精神状態なんです。(;´・ω・)


とは言え、さすがに看過できなくなって、
漫画を取り出してペラペラと読んでいると……

ちょうどそこへ娘がきたので、
まず娘に渡して

「これをパパに読ませていいと思う?」

と相談しました。


小学校低学年の娘が、
全て読めるわけではありませんが、
それなりに理解はしてくれたようです。


「この人、パパに似てるね!」

「うん!読ませてみよう!」


娘はそう言ってくれました。

それでやっと決心できたんです。


【やってみた】『99% 離婚 モラハラ夫は変わるのか』をモラハラ夫に読ませてみた!


ついに

『99% 離婚 モラハラ夫は変わるのか』

をモラハラ夫に渡したのです!


どんな反応になるのか、
はたまた反応を返さないのか、
怒りだすのか?

めちゃくちゃ怖かったです。


そして、ついに読後の反応が……

「全然関係ない話だね」


一番恐れていたことが。

”これを読んでも自覚してくれない”
という反応。

正直、絶望しかけました。


これを読ませてもダメなんだ……と。


だけどその後。

「ウソウソ。冗談だよ」


……ねえ、冗談やウソって、
言っても

”良い時”と”悪い時”

がありませんか?


モラハラする人の特徴に

”平気でウソをつく”

というのがありますが、
こんな時までそれを言う?


とりあえずその後

「あの本を読んで少しわかった」

「いままでごめん」

などという、
しおらしい言葉を聞けたので
ほんの少しは『自覚』が持てたようです。


読ませるまで怖かったけど、
「読ませてよかった」と思えました。


【終わりに】読ませてみるには勇気がいります


今回、うちはたまたま良い方向に変われそうです。

ですが、私と同じモラハラ被害者の方が

『99% 離婚 モラハラ夫は変わるのか』

を当のモラハラ夫に読ませられるかというと……


やっぱり怖いと思います。


性格も違うので、
どのような反応になるのかは
わかりませんよね。


だけど、もしモラハラ夫の周りに
諭してくれる上司や
自覚を促してくれる友達がいないなら、
この本を渡してみてもよいかもしれません。


「あなたの行為で私は傷ついている」


”加害者としての自覚が目覚める”
可能性は大きいでしょう。

モラハラ夫に『伝える』ことを
あきらめない方は

拙著

『サイレント・アブース~モラハラのすべて~』

も合わせてお読みいただければと思います。



最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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