見出し画像

ありふれているようで

愛しい人を夢で見るとは
初めてのことでした
とくに何かあるわけではない
日常の続きのような夢です

それはとても静かなとても穏やかな
ほとんど無音の
キラキラと光る波のよう

サロンを始めるにあたり、経営について学ぼうと本をポチる。北海道にいた時はテキトー人任せだったが、税務署に届出もしようと思っている。
僕は地道に、資本主義からの脱却と資本主義との対峙をかましてやるつもりである。

なんかよくわからないけど、なんの不安もない。
とても助けてもらってるが、まあ助けてくれてるのが矢野絢子なのが奇妙だが、感謝しかない。
感謝しかないってのはちゃんとおかえしのプレゼントをするって事だ。

12月にやるパフォーマンスのため準備も始める。
20代の頃みたいに身体を鍛えはじめた。
没頭したいのだ。
演じるという瞬間に。

19歳の時、初めて劇団の先輩に亀すごいかもと褒めてもらった事がある。まだ稽古中だった。
すごいかもって言われる2、3日前にはあいつダメだ、ちょいと自惚れてるんじゃないかと言われてた。
その頃僕は地獄耳。
18歳の時もすごいよ亀なんて先輩に言われてたが、本番は非常に微妙な演技だった。

演じる事に没頭する、あの感じは僕には疑問があるが、観る方々には別物なんだろう、と甘えてもみる。

とにかくだ、新しい土地で新作は、あの没頭と手をつなぐつもり。
ミュージシャンと共演だからね、僕は心臓でリズムをとろう、そして血管が流れる。
芸術は根源じゃないから腸は休ませよう。

ありふれているようで
ありふれてない
愛しい人を夢で見るとは
初めてのことでした
とくに何かあるわけではない
日常の続きの様な夢です

ただ
ありふれてない
特別な感覚は
とてもとても静かな
恋のようでした
静かすぎて何もなかったように
目が合います

谷川俊太郎っぽくイメージ。

具体的なやつはまた後日、書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?