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#過去

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2022年5月の記事一覧

わたしのはなし

わたしのはなし

2017/03/28 03:15

少し前に、とあることで相当傷ついたことがある。それはとてつもなく理不尽なことで、"わたしの人生はおわった"のだと、はじめて心底おもった。

でも

"わたしの人生はおわった"と、思い詰めることの苦しさみたいなものを、わたしは誰かに絶対にさせない。わたしはそのようなことをする人間には絶対にならない。

そんな確信をひとつ得た。

そうしたら、わたしを傷めたひとたち

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different

different

2019/04/18 00:34

あの夜のことについて

わたしと、あなたに

特別な差は見当たらなかった

体温は些か

あなたの方が高かったかもしれない

覚えておきたいことは、無い。

忘れて欲しくないことも、無い。

なにもなかったけれど

違いがないという事実だけひとつ

わたしのからだには残ってる

.

自己愛

自己愛

2018/06/12 00:51

欲しかったのはこんなものじゃない

なにが欲しいのかは最初からわからない

とりあえずいまが過ぎていくのをやり過ごすことを

ここから、ぼんやり、みている

ここはさむくて、渇いて仕方がない

このざらりとした感触は

僕の求めたものじゃない

求めたものじゃなかったはずで

でもなにが満たしてくれるのかわからないから

だって知らないから

僕がここにいること

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春がきらい

春がきらい

2017/03/09

 春が苦手な理由は朝と夜の寒暖差にふりまわされるから。桜は好き。幹の黒の日本的な枝ぶりに映える小さな花びらのコントラストが良い。しかしあんこが苦手。桜餅は、好き。まわりの皮をはいで、あんこだけのこす。残されたあんこの無惨さ、あれは好きになれない。どうもやりきれない。どうしようもなく、不恰好。自分でやってることだけど。
   花粉症は、ずっとない。目を真っ赤に充血させた人、あ

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気持ちをあたためあらためる

気持ちをあたためあらためる

2022.01.02

「気持ちをあたためて、毎日を丁寧に暮らそっと」

今年の目標はこれだ。

どうしようも解決するのが難しそうなことやら、もはや変えられる余白のなさそうな他人の生き方に触れ、それらがもたらしそうな不穏な事柄や予測について畏れ恐れていた昨年後半戦。

正直つかれちゃって実際大変でほんとに詰んだ気分でいた。おかげで年賀状も手付かずにおわったよ。

最後の最後に、自分の気持ちにゆっく

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