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2月をまとめて

はじめに

こんばんは。
最近月の終わりには毎回早いなあと感じるのですが、2月は尚の事そう感じたうしでございます。皆様はこの4週間をいかがお過ごしでしょうか。

座右の銘が「広く少し深く」なこともあり、手広いことに定評(自評)があるうしなのですが、今月は普段広げていないところのものを人伝てに教えてもらうことが多かったと感じました。

ということで、私が2月に楽しんだものを紹介していきます。

2月の紹介したいweb読切
「春夏秋冬を伝う」

生死に近い存在には、時に神様が見えるという。小学生の瑠璃の人生は、ある日、神様と出会ったことにより一変することになり——・・・。四季を巡る、とある少女と神様の物語。
ジャンプ+ 公式HP作品紹介より
https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496736231713

色と四季を巡るこの作品。
アナログからカラーへの切り替わりシーンが本当に鮮やかで、色彩豊かなカラーが本当に素敵でした。高くなっても良いからこの繊細さを良い紙で味わいたいと思ってしまうほどに美麗です。是非見て確かめてみてください。

そしてもちろんお話もとても素敵でした。主人公の瑠璃ちゃんがとても純朴な良い子で、この子は「わたしと小鳥とすずと」が好きなんだろうなと感じたり、「どうして」という質問を飲み込むシーンからは相手のことを慮る優しさを感じられたりと、キャラクターの動き方が本当に心地良く、温かい読後感に包まれました。

ジャンプ+で無料公開されているので、是非読んでみてください。

掲載ページリンク

2月の紹介したい映画
「HOMESTAY」

世代や国境を越えて愛される森絵都の小説
『カラフル』を『ホームステイ』として映画化。「管理人」名乗る謎の人物に選ばれた魂「シロ」は同時期に死んだ高校生「小林真」の体にホームステイし、管理人に課された転生の条件に挑むことになる。
条件とは、「小林真が死んだ原因を突き止める」というもの。100日間のリミットの中で、ちょっと違和感のある家族との時間、優しい幼馴染や学校での憧れの先輩との日々などつかの間の「真」として過ごす「シロ」。だがその死の真相には小さな光と大きな闇が交錯していた。
HOMESTAY オフィシャルサイト 作品紹介
https://www.amazon.co.jp/dp/B09QFVTCRD

2月11日に公開されました、森絵都さんの「カラフル」を原作としたこの作品。
小説を読んだことがある方や2010年に公開されたアニメ映画を見たことがある方もいるのではないのでしょうか。私はアニメ映画のカラフルを公開当時に見たことがあり、「HOMESTAY」を見る前は話の始まりと結末をざっくり覚えている状態でした。

知人から「『HOMESTAY』面白かったよ。『現代版に更新したカラフル』だった」とオススメをもらい、「現代版に更新したカラフル」というのが気になったという経緯で観ました。観始めたら、覚えている部分があることが気にならないくらい引き込まれる作品で、脚本の構成、映像演出の仕方や演者さんの演技がとても素敵でした。

「カラフル」原作なのにタイトルが「HOMESTAY」なのは何故だろうかと思っていたのですが、観た後はこの作品のタイトルは「HOMESTAY」じゃなきゃダメだったんだなと感じられるまとめ方になっていました。

日本初のAmazon Original映画ということでAmazon prime videoで配信されています。読んだこと・観たことがある方でも楽しめると思うので是非観てみてください。

配信ページリンク

2月の紹介したい番組
「星野源のおんがくこうろん」

番組のホストは、自身も様々な音楽に影響を受けながら、音楽家として作詞・作曲・編曲・プロデュースと、全ての役割を務めて独自の音楽を作り上げてきた星野源。音楽を解説することが大好きなパペットの「かいせついん」たちと毎回一人の「歴史を変えた」音楽家にスポットを当て、楽しく音楽を学んでいく。
<この番組を観ているうちに、あなたの音楽の感受性が"田おこし"されて・・・ もっと音楽を聴くことが楽しくなる、もっと色々な音楽を知りたくなる> 
そんな新しくて、楽しくて、ちょっと真面目な音楽教養番組。
番組公式HP この番組について より
https://www.nhk.jp/p/ongakukouron/ts/M7W7W1446Z/

2月11日より始まった「星野源のおんがくこうろん」。星野源さんの推し語りをNHKの情報力で盛大に補強した番組となっております。この形態で自分の好きなものについて語り尽くせたら楽しそうだなと感じております。

第一回は「J・ディラ」第二回は「ジョージ・ガーシュヴィン」第三回は「アリー・ウィリス」を専門的な切り口でわかりやすく伝えてくれます。

番組HPでのコメントで星野源さんはこのように語っています。

30分という放送時間では、一人の音楽家を深掘りするには少し短いので、ご覧になってくださった方が、僕らが言っていることの意味はわからなくとも、「なんとなく」の興味の入り口に立てるような番組になればと考えています。そして例えば、たまたま番組を見た小さな子どもの、頭の片隅に「J・ディラ」という名前とそのビート感覚が無意識的に定着し、その数年後に受容できる音楽の幅が自然と増えるような、そんな機会を作れたらいいなとも思っています。  
番組公式HP 星野源さんからのコメント より
https://www.nhk.jp/p/ongakukouron/ts/M7W7W1446Z/

私は音楽知識について星野源さんが語る番組があることを知り、見聞を広げるという見方でこの番組を見始めました。このコメントでは、たまたまこの番組を見た・聞いた人のきっかけになれれば良い、ということが述べられていて素敵な番組のあり方だなと感じました。

次回放送はEテレで3月11日の10:30から「中村八大」の特集となっています。素敵な曲がたくさん流れる番組なので、ラジオ感覚で是非お楽しみください。

公式HPリンク

2月の紹介したいVtuberオリジナル楽曲
「デカダンス・ラブストーリー」音御光歌

音御光歌、初のオリジナル・ソング!幅のあるメロディの中、LOVEに対するもどかしさに段々感情を剥がされていくボーカル、ギターロックなサウンドを打ち込み系ループに乗せた、グルーヴィーで音楽の要素がたくさんある聴けば聴くほど新しい音が見つけられる渾身の一曲
各種配信リンクページ 楽曲紹介欄より
https://nex-tone.link/A00095741

2月12日に配信開始した音御光歌さん初のオリジナルソング「デカダンス・ラブストーリー」明暗のコントラストが美しく、聴いているとライブ会場のライティングが脳裏に浮かぶ爽快感あふれる曲です。

私は「忘却バッテリー」が好きで、このイメージソング「色を知った白」で音御光歌さんが歌を担当していたことをきっかけに、音御光歌さんを知ることになりました。

この時の歌声やその後の配信で明るい歌声や雰囲気に惹かれて、見に行くようになりました。

今回「デカダンス・ラブストーリー」では作詞・作曲buzzGさん、編曲YK from 有感覚さん、ベース演奏Kei Nakamuraさん、による制作となっています。

私は最初オリジナル曲は明るい曲になるのかな?とぼんやり思ったりしていましたが、流石はbuzzGさん作詞作曲。想像以上のかっこよさをぶつけられました。

2月12日の「デカダンス・ラブストーリー」配信後のゲリラ配信内にて

「初のオリジナル曲で陰なところを突いてくる、闇の部分をかっこよく魅せる方向で作ってくれたbuzzGさんに拍手です。ありがとうございます」
と音御光歌さんが曲について言及していました。

陰・闇な部分を精緻に表現することによって音御光歌さん自身の明るさがより際立つ曲になっていたと感じました。

是非「デカダンス・ラブストーリー」や音御光歌さんの配信を覗いてみてください。

配信サイトリンク

YouTubeリンク

2月の紹介したい曲
「ノクティルーカ(feat.IA)」orangestar

透明感のある楽曲に定評があるorangestarさんの新曲「ノクティルーカ」。

相変わらずの透明感・疾走感・爽快感であふれる曲はもちろんのこと、今回の歌詞の中で「東海道線」という単語が出てきたことが私には特に響きました。

ここ数年は利用していませんが、私は年に数回、親戚の家に行く際に東海道線を利用していました。東海道線の、片側では山がもう片側では海が見える景色が好きでした。長い時間乗って揺らされていると、陸地と海の境目を行き来している様な感覚になれるのがお気に入りでした。

今回、境界線もなく溶け合っていく様な「ノクティルーカ」を聴いて、先述した感覚に近いものを思い出すことができたのでした。皆様も是非聴いてみてください。

配信サイトリンク

終わりに

ここまで読んでくださりありがとうございました。今回紹介したもの中で気になるものがあれば是非体感しに行ってみてください。

今後もまた自分の好き語りだったり、自分の感じたことについて書いていきたいと思っています。そういえばここに牧場あったなあくらいの気持ちで覗いていってください。

また、私に書いてみてほしいテーマだったり、オススメしたいものなどをゆるりと募集しようかと思います。もしあればコメントに是非。
全て拾うかはわかりませんが、コメントをもとに書いたり見に行ったりすることも今後あるかもしれません。

まとめてのサムネの方向性が決まったイラストを添えて

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